オリキャラ中心の刀剣乱舞二次創作レビューまとめ

白 @num1201

「これは一種の復讐なの」 | 鼠(´ﾟдﾟ｀)小僧 #pixiv pixiv.net/novel/show.php… ちなみに作品はこちらです。流行だから書いてみたという作者さんの作品。現在は創剣乱舞タグになってはいますが、新レビュー基準のほうで考えてレビューします。

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よくある「見習いによる乗っ取りもの」です。主人公は半強制的に審神者にさせられた当時19歳の女の子。初期刀は山姥切国広です。真名を明かしてはならないというあるある設定の他に、顔を隠さなければならないという設定も加わっています。そういえばオリさには顔を隠しているのが多いですね。

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ところでちょっとしたツッコミですが、冒頭の江雪左文字との会話シーンで「審神者は」と一カ所三人称になっている部分がありますが、一人称の小説なので「私」の書き間違いかな。ちゃんねるものではない乗っ取りものを読むのは久々なので、小説形式であることにホッとします。(個人の感想です)

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ただちょっと個人的には刀剣男士を呼ぶシーンが痒いなと感じるところもあります。小説に没入しきれていないせいかもしれません。小説というものはエピソードの積み重ねで作っていくものなので、説明を並べても描写にはならないのです。主人公に共感させたい場合、共感できるエピソードをもう少し

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最初の段階から入れておいた方がよいかもなと思います。伏線を用意して話にヒキを作るなどしているのはわかるのですが、主人公への共感が薄いこと、また状況がいまいち切迫していないこともあり先へ先へと読み進めるには少し作品として薄いのです。

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また過去の回想と現在とが交互になっている（のではないかと思われる）のですが、区切りなどはあるもののわかりにくくなっています。全体的に説明不足・描写不足の感があります。構成をもう少し考え直したほうがわかりやすくなるかもしれません。

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さて、ここからはネタバレです。

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主人公は見習いに本丸を譲渡し、一部の刀を連れて新たな本丸へと移ります。その際にこんのすけから見習いの父親が逮捕されたこと、見習いは衰退していく本丸から出ることができず約5年間戦い続けなければならないこと、本丸が消滅すれば見習いと残った刀剣男士は消滅することが明かされます。

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それを知らなかった刀と見習いに主人公の味方についた刀剣男士たちが罵倒を浴びせます。具体的には三日月宗近、石切丸から小狐丸、見習いへの罵倒、一期一振・薬研藤四郎→粟田口の短刀への罵倒、江雪左文字・小夜左文字→宗三左文字への罵倒があります。

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その理由というのが「見習いが勝手に出陣して、その際に『見習いを止められないなら自分がついていく』と健気なところを見せた今剣が折られたから」です。それは最後にちらっと出てくるだけです。なぜ他の刀剣たちが見習いについたのかは明かされません。甘やかされたからかな？

白 @num1201

どうやら呪具なるもので操られていたという設定のようですが…。個人的には、最後のページに付属している設定の中の「なんて勝手な奴らなんだ……」という作者さんのコメントに怖いなと感じました。そういうふうに描いたのは自分なのに、どうしてこう他人事のように刀剣男士を貶すんでしょう。

白 @num1201

ところで忘れていたのでキャプションのスクリーンショットを。キャラヘイト要素有というか、全編キャラヘイトだなと思いました。 pic.twitter.com/fYaVL49D0I

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