いじめ問題の真の解決を困難にする根本的誤解、２つの異なる立場

三塚ハル @mtkharu3

一部フォロワーさんの間で熱くなってるのでいじめに関して一言

三塚ハル @mtkharu3

経済学的・ゲーム理論の観点からすれば（わざと大げさに修飾） 「いじめに対してペナルティが何もないからいじめが起きる」のは完全な正論。間違いない。だから「加害者に出席停止やグループをばらして強制的に転校させろ」と考えるのは当たり前である。

三塚ハル @mtkharu3

話が面倒くさいのはここからで子供の場合（人間一般がそうなのかは知らん）ペナルティを与えると「自分はペナルティをもらうような人間なんだから―」となって更生する可能性が大幅に下がるようである。

三塚ハル @mtkharu3

どうすればこのジレンマが解決されるかは知らん！ 被害者個人なら「加害者がどうなろうが知らんからさっさと追い出せ」というし もう少し大局的に見る人なら「いや、加害者の更生の方が大事」と言いだすでしょう。これは何を捨てて何をとるかという問題に帰結しますね。

三塚ハル @mtkharu3

まあただ現状だと「被害者が泣き寝入りすれば全て丸く収まる」という方向に基本的に学校がシフトしている（と思われている）ので、更生重視派もこの疑念に対して真摯に答える義務があると思うの。

三塚ハル @mtkharu3

後、加害者を許すかどうかは被害者だけに決める権利があるから、適当に奉仕活動をして「これで被害者が許したと思うよ＾＾」とか独善的なことをするのはやめましょう。人によってはそれこそ「焼いた鉄板の上で土下座しない限り（要するに何をしても）許さない」という私みたいな人もいますからね。

三塚ハル @mtkharu3

あ、ちなみに留年という方向性が少々変わる話題になりますが「ペナルティを与えると子供がぐれる」という話です。synodos.jp/education/1396