批判ばっかりのDQNネームがナゼ衰退するコトなく、むしろ蔓延していくのかを考察してみた。

前々から疑問だったけど、なんとなく分かった気がしたので書いてみた(・ω・ )正しいかどうかはビミョーだけど、こういう捉え方もあるよね、的な。
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Sor @Sor753

この方法では労働者は動かない。動くのは機械製品の方。労働者はただ、流れてくる機械部品に対して黙々と作業を行うだけ。

2011-01-07 22:51:42
Sor @Sor753

まさに、工場の歯車と化したのだ。

2011-01-07 22:51:47
Sor @Sor753

工場で働く人々は「フレデリック」や「トニー」、「ジョン」といった【個別】な人々ではなく「労働者」という【普遍】なモノとして扱われるようになっていったワケ。

2011-01-07 22:51:55
Sor @Sor753

別にラインの3工程目を担当するのは「フレデリッ」である必要も「ジョン」である必要もない。「労働者」がいればイイのだ。

2011-01-07 22:52:02
Sor @Sor753

こうして近代という歴史の中で、産業革命により工場製が導入され、科学的管理方によって管理されるようになるとソコには【個別】は存在せず、ただ【普遍】労働者が存在するようになったのだ。

2011-01-07 22:52:10
Sor @Sor753

ソレは現代の企業システムでも同じ。

2011-01-07 22:52:16
Sor @Sor753

企業で働くのは「サラリーマン」という【普遍】化された存在なのだ。

2011-01-07 22:52:23
Sor @Sor753

サラリーマン」さえいれば、別にソレが田中だろーと、佐藤だろーと、杉田だろーと ダレでもイーワケである。

2011-01-07 22:52:32
Sor @Sor753

ソコで取られる立場は「実在論」の立場である。

2011-01-07 22:52:38
Sor @Sor753

科学的なモデルにおける【普遍】はそのモデルの中においては、確たる存在としてソコにあるのだ。でなければ、そのモデルが「そのモデル」として機能するハズがない、という。

2011-01-07 22:52:44
Sor @Sor753

コレを「科学的管理方」に当てはめれば【普遍】化された労働者が存在しなければ、 科学的管理方がうまくいくワケがない。そして、実際に個人を労働者として【普遍】化するこの方法は巧くいっている、と。

2011-01-07 22:52:50
Sor @Sor753

この管理方は企業だけでなく、例えば個人を、「生徒」と【普遍】化する学校や「住民」と【普遍】化する地方自治体、「国民」と【普遍】化する国家、いったサマザマなレベルの組織で使われている。

2011-01-07 22:52:56
Sor @Sor753

ソコにはオレアナタといった【個別】な個人は存在せず、「生徒」「住民」「国民」とゆー【普遍】化された個人のみが存在を許されるワケである。

2011-01-07 22:53:03
Sor @Sor753

DQNネームという自己主張のハゲしいネーミングは、この「近代化」の過程でなされた実在論的普遍化への、唯名論的反逆――つまり、【普遍】から【個別】への回帰 ――と言えるだろう。

2011-01-07 22:53:09
Sor @Sor753

唯名論の立場で言えば、【普遍】とはあくまでも個別的な事象から類推された「モノの後にあるモノ」にすぎず、否定されるべきモノなのだ。

2011-01-07 22:53:15
Sor @Sor753

生徒」「住民」「国民」「労働者」「サラリーマン」といった【普遍】化された人はあくまでも個々人が存在してこそのモノである。

2011-01-07 22:53:24
Sor @Sor753

奇抜な名前は、実名でつけるのは難点が出やすくリスクが大きいですが、芸名やペンネームで使う場合は、逆に人が一度見ると忘れにくいので有名になりやすく、良いこともあります。 ――引用元のニュースより、引用

2011-01-07 22:53:30
Sor @Sor753

とあるように、DQNネームという奇抜な名前は「実存」としての【個別】な個人を強調するタメの手段なのだ。

2011-01-07 22:53:38
Sor @Sor753

DQNネームは読めない?

2011-01-07 22:53:45
Sor @Sor753

当たり前である。「読めない」コトによって相手の興味・関心が引けるではないか。

2011-01-07 22:53:52
Sor @Sor753

当たり前である。「覚えられない」コトによって何度でも相手に認識させられるではないか。

2011-01-07 22:54:07
Sor @Sor753

当たり前である。有り触れた名前では埋没してしまうだけではないか。

2011-01-07 22:54:20
Sor @Sor753

読めないような、覚えられないような、有りえないような、奇抜な名前によって画一化され【普遍】化された個人を自己主張する【個別】的な個人として再認識させるコト。

2011-01-07 22:54:27