また昭和シリーズと違い善玉のメカニックをアピールする必要性が販促的にする事が必要ないという観点が、メカの活躍の乏しさへと繋がり、善玉が強いというイメージを与える事が出来なかったのではないだろうか。トッタルニャンは特にその路線を突っ走ってしまった感があり惜しい
2015-09-14 00:23:08一応トッタルブクローが登場した辺りでそれなりに活躍する様子は増えたのだが、ただトッタルニャン、ブクローともども比較的に均等な出番が与えられていたのは良かった。主役メカの使い分けの点は悪くない
2015-09-14 00:24:18そして、きらめきマンの善悪逆転の路線については、正直失敗してしまったという感が否めなかった。全話見直すとメカ要素の乏しさと別に、きらめきマンはお目当ての品を盗んだら、すぐメカに乗って帰ろうとする場面が多く、怪盗としては正しいのかもしれないがヒーローとしては如何なものか?と
2015-09-14 00:25:55また、怪盗として物を盗む事についてもゲストキャラがぶっとんだ個性やキャラがあってもほぼ全員”悪い人ではない”というキャラクターばかりだったという所も、善良な人々からきらめきマンが怪盗として物を盗んでいるとあんまり良いイメージが湧きづらいというものも
2015-09-14 00:28:00一応ちゃんと盗んだ物がゴールドアイではないなら返すということはやっているのだが、個人的にセイント・テールよろしく悪徳なゲストから善良な人々の為に奪われた物を取り返す義賊っぽい路線だったほうがヒーローらしいものになったのではないかと……
2015-09-14 00:29:21また、時折きらめきマンが500年先の未来の科学で現代の技術に対して戦うネタがあるのだが流石にチートすぎるような気がしなくもない。
2015-09-14 00:31:01ここら辺残念ながら新機軸が空回りしてしまう事態になってしまったような。最終回で善玉へと回帰した結末は必要だったというものはあったのかもしれない。
2015-09-14 00:31:48それ以外の観点だとサブキャラクターの魅力が全体的に乏しいという点が個人的に引っ掛かったままだった。ここら辺は大半ジュテーム署の刑事の面々だが、彼らをレギュラーとするならば、お蔵入りしてしまったホームズ探偵をレギュラーにした方が良かったのでは……
2015-09-14 00:33:20正直、花の刑事トリオの上司メトロ課長はタイムボカンシリーズにおいて1、2を争う魅力のないキャラクターとして存在してしまったような感じだ。存在が薄いというよりむしろ言い方は悪いがかなり不快な人物だった
2015-09-14 00:34:38メトロ課長に関しては、正直顔がでかいチビ中年とはいえテキトー感が否めないキャラデザ、花の刑事トリオに対して頭を抱え「オー、マイゴッド!!」とのギャグも古いという印象であり…… pic.twitter.com/CzDgnH3sEb
2015-09-14 00:39:23少なからず問題児を抱える頑固な中年上司となると、いわばこち亀の大原部長を彷彿させなくもないのだが、それだけならまだしも本人がきらめきマン関係で全く活躍していない。早い話刑事として彼も無能だという所がまずかったような気が
2015-09-14 00:40:35その本人も無能でありながら、反省会で花の刑事トリオへお仕置きを仕掛けるのが大半が彼とその取り巻きというのが不快感が余計あったのかもしれない。「あなたも見る限り無能なのにお仕置きを与える事が出来る立場なのか?」と疑問が結構あった。
2015-09-14 00:41:40ここら辺、悪玉のお仕置きだとヤッター~オタスケまでが逆らえない絶対的な権力を持つ上司、ヤットデタマンだと逆らえない敵・大巨神という感じで逆らう事の出来ない格と能力がある面々がお仕置きを仕掛けているって感じで、悪玉トリオが酷い目に遭うのもまぁ、仕方ない(笑)ってなる訳だけど
2015-09-14 00:43:43ただ正直、花の刑事トリオ以上に無能な上司にお仕置きされるというのはどうにかならなかったのかとも。従来のパターン的にドクリン様にお仕置きの役を演じていたなら、まだ反省会もマシな印象になった気がしなくもないのだが
2015-09-14 00:44:41またシネマ&シャドーという全話通して本当に目立った所がないレギュラー刑事の存在も作品として如何なものだろうか?となってた。コマンタレさんとオデコロン署長はまだ活躍していた所はあったのだが……
2015-09-14 00:47:52また、悪玉側でもお仕置きなどがないせいか、ドグリンのキャラは黒幕としては弱いという印象はあるといえばあり、トンマノマント=ゲキガスキーの要領でドックリンゴは山本正之キャラとして強烈だったが、やはりもう少し出番がほしかったような
2015-09-14 00:48:48作画面では、第20話のスパロボ特訓中!で部分的なキレを除くと可もなく不可もなく。当時でセルアニメかつ往年のボカンシリーズっぽい絵柄もあってあか抜けない感じはあったといえばあったかなーと。
2015-09-14 00:49:49とちょっと酷評気味に書いてしまった訳だが、ここからきらめきマンの長所を考えると”女の子”な所かなーと個人的に考える。
2015-09-14 00:50:39これに関してはきらめきマンの新機軸として、1号と2号が男女逆転するという点があったが、初の女性1号リップについてはイタダキマン同様昭和6作の模範的なヒーロー像から脱却した強烈なキャラクターを生み出す事に成功していたような感じだった。
2015-09-14 00:51:47川上とも子さんが演じるボーイッシュだが時々乙女っぽい、一人称が僕、そして決め台詞のよろしくニャン♪など彼女のキャラクターの属性はシリーズ屈指の破壊力(何がだ)持ちだと思う。
2015-09-14 00:53:56笹川監督曰く女性の勢いが強くなった事から生まれたキャラとの事だが、彼女のキャラはイタダキマンの法子が一見清楚な建前を持っているが、内心ではじゃじゃ馬、腹黒のギャップ属性だった所を、清楚な要素を取っ払って主役として快活な女となったと言うべきか。
2015-09-14 00:56:08ここら辺二代目ヤッターマンのアイちゃんが初代よりややヘタレっぽくなったガンちゃんを牽引する役割が多く、リップの強く快活な女性像が時代の流れと共に継承されていたような気がする。
2015-09-14 00:57:02また、パフはワタルや二代目ガンちゃんなどやや普段は頼りないキャラとは少し違い、2号として1号のアシストを行う属性と共に理知的ななだめ役というお兄さん的なキャラだった。1号の名乗りのついでに巷で~や原宿で評判~などの決め台詞も控えめな魅力があった。
2015-09-14 00:58:51またルージュ様だが三悪屈指の美少女と言わざるを得ない。彼女が27歳という年齢でありながら!10代でも通るような外見の持ち主だった点もきらめきマンが女の子らしいバイタリティを備えていた作品だったという事を実感させる。女性の存在感ではシリーズ1,2を争うものだろう
2015-09-14 01:00:08そして、コテコテという所もあるのだが、やはりなるべく昭和7作のタイムボカンシリーズの雰囲気を再現しようとしていたワンポイントメカネタ、雰囲気を作っていたのはノスタルジー寄りの話になるが、嬉しいものはあった。特に山本先生のBGMは時折昭和シリーズの挿入歌のメロオケも含めて良好。
2015-09-14 01:01:27