姓の変更は本人に少なからぬ不利益をもたらしますので、これも実質的格差が残っている例といえます。 →mhlw.go.jp/toukei/saikin/…
2015-09-07 05:07:15さらに、就職に関しても形式的には使用者が採用・不採用を決定するのであり男女差別とは関係ないというのがタテマエでしたが、実際にはそうではなかったので、男女雇用機会均等法が制定されたのです。
2015-09-07 05:07:42逆に言えば、男女雇用機会均等法の制定は、過去には実質的な男女の就職差別が存在したし、いまなお存在するということを証明しているといえます。
2015-09-07 05:08:25以上のことを総合すると、男女平等に反する社会制度は過去には存在していたし、現在もなお完全にはなくなっていないといえます。これらの社会制度が存在するという事実の総体が、男性優位の社会構造であると判断しています。
2015-09-07 05:09:11私は社会学やその関連領域の素養がありませんし、そこでの議論の内容も存じ上げませんので、まったく的外れな意見かもしれませんが、もし可能であればコメントをいただければ幸いです。よろしくお願い致します。
2015-09-07 05:09:46「社会構造」という視点から考えると、例えば配偶者控除も形式的には男女平等だが実質的には女性の側が適用されるのが圧倒的多数である点で問題だ、と論ずるべきことになるのでしょうね。勉強になります。 twitter.com/TAKASHIMA724/s…
2015-09-07 05:11:45@ishtarist 質問は、以下の通りです。 過去には男女平等に反する社会制度が多数存在しましたし、現在なお、建前のうえでは男女平等だが実際には女性に不利に機能する社会制度が少なからず存在しています。
2015-09-07 04:58:18@masa_koz さん、配偶者控除のご指摘、ありがとうございます。この点、考えていませんでした。
2015-09-07 05:14:52@masa_koz ただ、税務上の処理を別とすれば、婚姻中に増加した夫婦の財産については、実務上、かなり公正な扱いがなされています。
2015-09-07 05:18:27@masa_koz すなわち、離婚に際しての財産分与請求の場合、家事労働が財産増加に寄与した割合は原則として2分の1と推定するのが裁判例です。このことからわかるように、家事労働の財産的価値を実務はきちんと評価しているのです。
2015-09-07 05:20:06@masa_koz また、姓の変更にせよ配偶者控除にせよ、個別の制度であって必ずしも社会構造それ自体とは必ずしも言えませんので、個別の制度と「社会構造」の関係が実はよく分からないのです。
2015-09-07 05:23:39@masa_koz 今回、ishtaristさんに質問させていただいたのは、社会学やその関連領域ではこの点をどのように考えているのかをお聞きしたかった訳です。
2015-09-07 05:24:39@TAKASHIMA724 なるほど。ただ、アメリカでは、所得税における二分二乗に基づく夫婦合算課税(世帯収入に対する女性の正当な持分を評価する面があるにもかかわらず)も、女性の不当な社会的扱いを補強するものとして批判されている傾向もあり、素人には理解し難いところがあります。
2015-09-07 05:24:50@TAKASHIMA724 一連の投稿拝読しました。よく「女性の社会進出」という言葉が見受けられますが、「男性の家庭撤退」とは寡聞にして聴きません。「社会進出=善」との価値観にそもそも問題はないのでしょうか?有閑生活が許されるなら参政権も不要と考える男性は社会的棄民でしょうか?
2015-09-07 05:26:34sakagamijiroramさん、ご質問をありがとうございます。RT@sakagamijiroram …「社会進出=善」との価値観にそもそも問題はないのでしょうか?…
2015-09-07 05:30:50ご質問の趣旨は非常によく分かります。従来の社会活動の価値基準が、経済活動やそこでの成功のみを基準としているという現状自体に問題があるというご主旨ですね。@sakagamijiroram
2015-09-07 05:33:14私見では、家族の生存と健全な生活を支えるハウスキーピングの仕事や、新しい生命を生み出し育てる育児という社会活動は、社会経済活動と少なくとも同等、あるいはそれ以上に価値があると考えています。@sakagamijiroram
2015-09-07 05:35:40ただ、参政権不要という点については、注意が必要です。現在のように通常の市民の衣食住がすべて商品交換経済に依存している(契約で調達するということ)社会では、個人の生活・生存と社会経済は切り離せないからです。@sakagamijiroram
2015-09-07 05:40:35その意味では、むしろハウスキーピングや育児に携わる者こそ、男性・女性を問わず、参政権を適切に行使することが必要であると考えます。@sakagamijiroram
2015-09-07 05:45:40配偶者控除について「ピルとのつきあい方」さんの連投
2002年田嶋陽子氏の国会質問「配偶者控除・配偶者特別控除の廃止について」tajima-yoko.com/%E6%94%BF%E6%B… 注目されなかったがいい質問だった。
2015-09-08 21:02:30配偶者控除は女が働き男が主夫でも適用されるので、必ずしも男女差別的とは言えないが、男が外で働き女が専業主婦という性役割分業を前提とした制度であると言えよう。
2015-09-08 21:03:25