Willkommenskultur Welcome culture #WelcomeRefugees #RefugeesCrisis 20150907

ロイター @ReutersJapan

ロイターサイトでは、欧州を揺るがす「#難民危機」を分かりやすい図表にまとめました。過去４年間に欧州へ移民申請を行ったシリア人の国別内訳も表示。最新ニュースと併せて、こちらでご覧ください⇒bit.ly/1g4TmEz pic.twitter.com/wAzFtirtrd

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毎日新聞国際ニュース @Mai_Intl

難民らが押し寄せているハンガリーが国境沿いに建設した越境防止フェンスの監視を強め、「乗り越えた者は逮捕し、起訴する」と表明しました。#毎日新聞 mainichi.jp/select/news/20… pic.twitter.com/vqsXUHhujW

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熊谷　徹 @ToruKumagai

ドイツでは、亡命申請者の数が急増すると、極右の暴力が激しくなる。旧東ドイツ・ザクセン州のハイデナウで難民収容施設が襲撃された事件をめぐっては、メルケル首相の対応の遅さに批判が高まっている。首相は、今日ハイデナウへ向かう。

熊谷　徹 @ToruKumagai

このような暴力事件は、ドイツの恥だが、今回が初めてではない。１９９２年に亡命申請者の数が４４万人になった時にも起きている。今年の亡命申請者は８０万人に達する見込みであり、メルケル政権は極右の暴力がエスカレートすることを十分予想できたはずだが、先を読んだ対応を取らなかった。

熊谷　徹 @ToruKumagai

漂流するヨーロッパについて、日経ビジネス・オンラインの 連載の中で分析しました。 business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/1…

熊谷　徹 @ToruKumagai

悲惨！ハンガリー国境に近いオーストリアの高速道路に乗り捨てられた７トン・トラックの貨物室から、数１０人の難民の遺体が発見された。窒息死したものとみられる。亡命申請者をめぐる状況は悪化の一途だ。今年の欧州の最大の政治問題になることは確実。

熊谷　徹 @ToruKumagai

目が回るように忙しい１週間が終わってやっと週末だが重苦しいニュースばかりが伝わってくる。オーストリアの高速道路で見つかったトラックの中で窒息死した難民の数は７１人にのぼることがわかった。アフリカ沖では難民２００人が溺死。今後ヨーロッパでは、ますます難民問題が先鋭化するだろう。

熊谷　徹 @ToruKumagai

ドイツでは、亡命申請者の急増に伴い、ネオナチなどによる難民収容施設に対する攻撃や放火事件が増えている。１９９２年の事態の再来だ。これは、ドイツの恥である。

熊谷　徹 @ToruKumagai

ドイツでは、今年に入って亡命申請者の収容施設に対する放火事件が約２００件発生している。旧東ドイツだけではなく、西側でも起きている。これは、ドイツの恥だ。

熊谷　徹 @ToruKumagai

欧州の難民問題は、EUの結束にとって戦後最大の危機。ドイツのメルケルはシリアなど紛争国からの難民を積極的に受け入れる姿勢を表明。これに対しハンガリーの首相は、ドイツがシリア難民を歓迎するからハンガリーを通る難民が増えるのだとドイツを批判。

熊谷　徹 @ToruKumagai

ブダペスト駅の状況は本当にひどい。ドイツには、8月だけで10万人の亡命申請者が到着。だがその内約40%はコソボなど紛争がない国なので大半は追い返される。

熊谷　徹 @ToruKumagai

ドイツとオ−ストリア政府は、ハンガリーで足止めされている、シリアなど紛争国からの難民の受け入れを発表! 英仏が具体的な対策を打ち出さないのとは、対照的な態度だ。ドイツのEUの指導者としての地位は、この決定によって、ますます高まるだろう。

熊谷　徹 @ToruKumagai

ドイツの財政負担は少なくとも60億ユ−ロ増えるが、ドイツは財政黒字があるのでカバ-できる。国富を人道的な目的に使う政策には賛成する。ドイツにとっては、難民に言語を習得させ、一刻も早く社会で自立させることが重要だ。

熊谷　徹 @ToruKumagai

現在EU加盟国は、２８か国。しかし今年EUで亡命を申請する難民の９０％は、９か国で亡命を申請している。難民の内、約４５％がドイツで亡命を申請している。ドイツでは今年８０万人が亡命を申請する。いくらドイツが豊かな国でも、この負担は重すぎる。

熊谷　徹 @ToruKumagai

しかし英国はこれまでおよそ１０００人しか受け入れていない。今年７月、EUはドイツの要請でおよそ４万人の難民をGDPや失業率によって２９の加盟国に振り分けようとしたが、英国などの反対にあって、達成できなかった。難民問題では、国家エゴが露骨にあらわれる。

熊谷　徹 @ToruKumagai

ハンガリーが難民の出国を許可したために、彼らはバスで次々とオーストリアそしてドイツへ向かっている。ミュンヘン駅では市民が到着した難民を拍手で迎え、子供たちにお菓子やおもちゃを配った。難民たちの顔には微笑みが戻ったが、ゼロからドイツでの暮らしを始める彼らの将来は苦難に満ちている。

熊谷　徹 @ToruKumagai

ただし難民の流入で、ドイツ社会が大きく変わることも事実。住宅不足は深刻化するだろう。冬に向けて、多数の低所得者向け住宅を建設する必要がある。ドイツは、米国のような移民国家の性格をますます強めるだろう。

熊谷　徹 @ToruKumagai

いまドイツでよく使われるのが、Willkommenskultur　という言葉。英語でいえば welcome culture だ。難民を拒否せず、温かく受け入れるという姿勢が、社会のメインストリームになっている。

熊谷　徹 @ToruKumagai

ミュンヘンではボランティアたちも動き始めている。亡命申請者の宿舎に放火する愚か者もいるが、社会の主流ではない。