@S_uekai 道徳教育の延長でサンデルとか新渡戸稲造とか読もうと思っててただいま勉強中。お前と話したらレポートのネタがもっと膨らむかもしれない。
2011-01-07 22:58:20たしかに「何が正義か」に答えるために「正義とは何か」と問う必要があるが、そのときの「正義とは何か」はあくまで「何が正義か」に答えるための問いにすぎない。それは既にある前提を確かめるための問いであり、それはそうとそもそも「正義とは何か」という問いは、その前提の存在を疑う問い。
2011-01-07 23:05:33まぁね。正義がどこかにいることを前提にしてるからね。RT @rappappa: @S_uekai 正義について討論し続けることが正義ってのは面白いけどね、ちゃんとした答えにはなってないもんね。
2011-01-07 23:10:42人を探すときに、そもそもそんな人がいるかどうかもわからないのにどうしてその人のことを探せるんだろう。…いや、それでも探し出していくしかないのもわかるんだけど。。
2011-01-07 23:11:50@rappappa 正義は道徳の1ジャンルって気がするなぁ。言葉としてはあんまり変わんないんだけど、なぜか正義は政治哲学で扱う言葉である気がする。政治哲学はだいたい分配的正義を扱うよ。広義の意味ではほぼ正義=道徳だけど、狭義の正義(分配的正義)は道徳の1ジャンル。
2011-01-07 23:21:16@rappappa 善については、道徳的善という言葉が不自然でないなら、道徳と善はちがうものだね。もっとかっこよく言うと、道徳は善の本質ではないということ。
2011-01-07 23:23:48@S_uekai 一年の前期にプラトンの『メノン』っていう徳とは何かを考える本を読んだんだけど、そこでも正義は一つの要素って言ってたなぁ。さすがK君。プラトンと同じ意見じゃないか。
2011-01-07 23:28:02メノンの内容かなり忘れたから調べてみた。こんな解説サイトあるのか。すばらしい。 http://www.h6.dion.ne.jp/~yukineko/menon.html
2011-01-07 23:33:01分配的正義かぁ。そんな分類があるのね。正義についてのイメージは報復的正義のイメージだったから、サンデルがなんで正義って言葉を使ってるのかわからなかった。
2011-01-07 23:48:53@rappappa そうだね。ある資源を分配するときに、構成員全体の幸福がもっとも大きくなるようにするか、なるべく構成員自身の自然なふりわけ(市場に任せる)か。これが功利主義とリバタリアニズムの対立、みたいな。
2011-01-07 23:53:44哲学と哲学史の知識の関係は、僕も少し間違った考え方をしてた。自分の言葉で哲学するのと哲学者の言葉を噛み砕くのは、違うようでとても似ている。
2011-01-07 23:58:46“@Mr_Tu: @rappappa 人間は自分の快楽を得るための方向にしか進んでいかないんですかねぇ~w”それが1番幸せな生き方かもしれない、なんて僕も考えたりしますよー。キルケゴールの言う美的実存てやつですかね。
2011-01-08 00:11:12おいおい、科学も宗教だろう。RT @rappappa: 宗教でなく科学を信仰してる日本人にとって、実質的にほとんどの人が美的実存か倫理的実存かな。
2011-01-08 00:22:31@S_uekai 厳密に言うと違うでしょ。だから、宗教ではないにも関わらず信仰って言葉を使ってるの。ここがクールなポイント(^O^)/
2011-01-08 00:26:07