円卓騎士（創作）厳選長会話集2015

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

【B】ダンスならお手の物だぜぇ。修練に修練を積んだからなぁ！オレに掛かれば、どんなリズムどんなテンポの曲でも完璧にリード出来る自信がある！これで踊る相手が王妃様なら、最高にやる気が出るのに……って、痛い痛い痛い！頬をグリグリしないで下さい！王様！エクスカリバーの鞘は止めてくれぇ！

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

【T】宴仕様の料理はいつもよりも量が多く、見た目も味も良くてボクの目も舌も満足させてくれる。暫くは夢中だったけど、不意に側を通った女の人に目を奪われた。花や宝石といった綺麗な物全てを身に纏ったように派手な彼女は、ある人物のもとへ歩みを進めていたんだ。まさか、彼を誘うつもり？

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【D】「私と踊って下さいますか？」なんと派手な女性がケイ卿に声を掛けてるー！？吃驚するのも束の間、彼女が目配せした先で壮年の男性が頷いていた。あー、政略結婚狙いかなー？きっとお父様に嗾けられたんだねー。面白い事になりそうだなんて言わないけど、止めといた方が身の為だと思うけどねー。

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【A】壁の花を決め込んでいた最強の騎士だったが、娘たちはそんな彼を見逃さなかったようだった。渋々と一人の娘に手を添えるが、俺は知っている。ランスロットはダンスが苦手だ。ステップを始めた途端に……それ見ろ！足を踏んだ。控え目に溜息をつく王妃の隣で、俺は泣きたくなる目頭を押さえた。

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【P】派手な女が半ば無理矢理に手を取ろうとした時、ケイは勢い良くそれを振り払ったんだ。「それ以上、私に近づくな……！」まるで化け物でも睨むような目付きに、女の方は青くなるやら赤くなるやら。侮辱されたって感じたっぽいな。直ぐさま背を向けて親父らしい男に泣きながら駆け寄ってったぜ。

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【Y】お淑やかな印象のする娘が、ランスロット卿の隣で拗ねた顔をしてました。彼は必死にダンスが出来ないことを謝っているンですが、突如娘の方が涙目で言いました。「口付けを下さったのなら許します」自分も驚きました。まさか、彼が一瞬躊躇った後に娘を抱き寄せて本当にキスするなンて……！

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【L】どうしよう。俺には分からないけど、こんなので怒ったこの娘が許してくれるのかな？……顔が熱い。彼女は瞳から大粒の涙を零していた。どうして泣くんだ？「口付けを戴けたのは嬉しい。でも、私の事を一欠片も想ってないと分かってしまったんです」そう呟くと、踵を返して彼女は行ってしまった。

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【F】おやおや、ケイも女性には手加減しなくちゃねぇ。例え政略結婚狙いと分かってても、ある程度は相手してあげて自尊心を保ってあげるのが紳士として在るべき姿だよ？まぁ、＂魔性＂を嫌って触れない地点で、堅物宰相殿にそんな行動を期待するのは間違っているのかもしれないけどさ。

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【J】び、吃驚したであります！ランスロット卿が女性を泣かせるのも珍しいですが、まさかあんなに大胆な事を！彼ってキス出来たのでありますか！？信じられません！……って、あっ！呆然として今更赤面してた彼が全速力で逃げたであります！流石に王様も止めませんでしたね……。

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ランスロット「おおお俺、何やってるんだッ！;;;いくら騎士として女性の望みに応える為とはいえ……！///そうだ、幼い頃はニムエと親愛のキスくらいしてたし、今更どうって事も……あぁ！やっぱり恥ずかしい申し訳ありません王様……！俺はどうかしてるみたいだ……」

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アーサー「今日近づいてきたのは、そこそこ地位のある家の娘だった。ケイも邪険にしすぎると嫌な噂広げられるぞ。荒事起こして雰囲気悪くするのはなるべく止めてくれ」 ケイ「私はどう言われようが構いませんが、国の威信にまで傷が付くと困ります。気をつけますよ、＂次からは＂ね……」

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ディナダン「やっほー！円卓一の良い子の味方☆ディナダン卿だよー！ふっふっふー、でも悪い子には容赦しないよー！そーれ、侵犯者は御用だー！」 野盗「何だコイツぅぅぅぅ！！(ﾄﾞｶｯ」 ディナダン「ぐへっ！」 野盗「あ、この騎士そこそこ弱い……」 ディナダン「あーれー助けてー！;;;」

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ボードウィン「ディナダンの奴が行方不明、だぁ！？そういや出撃記録はあるのに、帰還報告がねぇな」 パロミデス「どうせ、どっかで遊んでんだろ？」 ルーカン「でも、もしも何処かに連れ去られたんだとしたら大変だよー」 ブルーノ「……」

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フローレンス「ディナダンがいなくなるなんて、不穏だねぇ。まだ王様からの命は来てないけど、僕なりに調査をしてみようかな。こういう時って僕の出番だろう？ふふふ……さぁて、相手はどんなのか……実力的にはそこそこ警戒は要るみたいだけど❤︎」

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ライオネル「＂何者？＂」 騎士「まぁた、餌を見つけちまったなぁ……」 ライオネル「……ディナダンを攫ったの、お前？」 騎士「何だ、喋れるのかアンタ。俺ぁ知らねぇな。そんな奴h……おっと！」 ライオネル「構わない。力付くで吐かす」 騎士「ククク、どっちが流れの騎士か分かんねぇな」

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アーサー「何か言いたいことがありそうだな」 ブルーノ「王様ー、やっぱり自分も……」 アーサー「駄目だ。兄を探しに行きたい気持ちはよく分かる。だが今のお前は自分で思うより冷静じゃないぞ。そんな状態でディナダンの捜索には参加させられない」 ブルーノ「……はは、やっぱり駄目ですよねー」

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パーシヴァル「ディナダンに続いて、ライオネルまで帰って来ない……もう我慢ならねー。オレも探しに行ってくる！」 ガヘリス「待つッス！こういう時の法則は……えーと、何だったっけ？」 トリスタン「＂ミイラ取りがミイラに＂だよ;;;」 ガヘリス「それだ！！無闇に動かない方が良いッスよ！」

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ブランシュフルール「わたしは導く者。始めからからそうだったけど、物語の終わりに彼が強く願った事で更に大きな導きを神より担われた。遡行、試案、挫折、遡行……運命を回すのに飽いたわたしは、いつしか傍観者となっていたわ。それでも、彼が願う限り物語は何度でも繰り返す。十字の誓いによって」

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

ブランシュフルール「最初の巡りでは、貴方の恋慕と、かの息子の欲によって壊れた。ある巡りでは、怒りに狂った騎士によって滅ぼされた。ある巡りでは、王の義兄が裏切った。ある巡りでは、国ごと妖姫の手に堕ちた。……今回の巡りでは、どんな可能性をわたしに見せてくれるの、湖の騎士さん？」

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アーサー「こんな時間か、明日も早起きしねぇとケイに怒られるな。……はぁ、そろそろ寝るか。徹夜で考えたところで事態は好転しない。況してや王である俺が体を壊すなんて本末転倒だ。少し休めば、良い案が浮かぶかな……？じゃあ、おやすみ。良い夢を」

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

ランスロット「今日は月曜日だなッ！今週も頑張ろうぜ！俺もディナダンやライオネルを探しに行きたいけど、『今貴方がすべき事は、並大抵の騎士では倒せない魔物の討伐です(声真似)』ってケイに言われてるんだ……。仲間のことは信じてる、けど早く終わらせて俺も迎えに行くから待ってろよ！」

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

パロミデス「何処行きやがったんだ？ったく、おーい。迷い猫じゃねぇんだから出て来いっつーの！よもや死んだ訳じゃねぇだろ！？……はぁ、こりゃ一旦帰還するしかねぇか。って、ん？これは……もしかして、ライオネルのスカーフか？」

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

パーシヴァル「はぁ、はぁ……なんか、槍が重いなー……」 ボードウィン「体調を崩してんじゃねぇのか！？無理しすぎだぞ、パース。今日は寝とけ！」 パーシヴァル「馬っ鹿、そんな大きい声で言うと……」 ルーカン「パースくん、寝ようねー？(ﾆｺﾆｺ」 パーシヴァル「あ、はい……;;;」

円卓騎士(亜月創作) @EntkKnights

ルーカン「円卓一のお節介☆ルーカン卿参上ー！はぁ、ディナダンくんがいないと寂しいねー。君もそう思わない？お友達でしょ？」 トリスタン「はは、彼がいると賑やかだからね。でも、何となく今でも元気だと思うよ」 ルーカン「根拠はないけどー？ふふ、早く無事に帰ってくるといいねー……」

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サフィア「円卓一のオタク・参上です」 フローレンス「円卓一の色男❤︎参上！」 アグロヴァル「円卓一の晴男・参上やで！」 トリスタン「え、円卓一の美声、参上///」 アーサー「ディナダンの物真似が流行ってるのか？」 ガウェイン「トリスタン、周りに強要されてるんだろうが無理をするな」