『アイスを食って死ぬ男達』牛野小雪と隙間社とのリレー小説～時々愉快な仲間たち～

牛野小雪 @cowfieldtinysno

@sukima_sha 『あんなひどい死体見たことねえよな』通報を受けたマイアミ警察はある男の死体を発見した。男は牛野小雪というらしい。アイスシュークリームを喉に詰まらせ、もがいているうちに風呂場で転び後頭部を強く打って死んでいた。割れた頭の中には20ドル紙幣が3枚入っていた。

隙間社 @sukima_sha

@cowfieldtinysno 私の拳銃が奴の眉間に向いたそのとき、牛野氏が突如窓の外にダイブした。ここは五階。恐らく助からないだろう。一瞬目を離した隙に奴が間近に迫っていた。奴のナイフが私の胸に刺さる瞬間、私は祖父の最期の言葉を思い出した。「ショーセツ、それが終わりの合図だ」

隙間社 @sukima_sha

@cowfieldtinysno 同じ頃、ビーチに別の死体があがった。何故か右手はピストルを模していた。この時代はそんなことが良くあった。奇妙なことに、彼らにはひとつの共通点があった。それは、死体の近くにはアイスがあり、その蓋にはなんらかの短い物語が書かれているということだった。

牛野小雪 @cowfieldtinysno

@sukima_sha 終わりにしてください・・・・

隙間社 @sukima_sha

@cowfieldtinysno すみません、終わりましょう…精も根も尽きました…でもなんだろう、この充実感…（お付き合いありがとうございました）