『夢喰いメリー』第1話について
- mike__neko
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.@mike__neko @totinohana 繋がる場面なのでまとめてになりますが、教室から出ていくところから場面を断つ動き(やトイレの鏡、窓という内外で明度の変わるもの)とそこに絡まるSEとBGM、そして横断歩道を渡ったメリーが見上げた空の下の渡り廊下はとても印象深いです。
2011-01-10 04:34:40@totinohana Bパート、メリーが去った後ですね。手前手前に建物が挟まってゆき、夢路は商店街の内部へ迷いこむ。アレも、夢路が現実世界から離れていく過程と見なせる、ということでしょうか。
2011-01-10 04:37:42縦糸のイメージということでいうと、例えば夢世界で猫軍団に追い詰められた最初の場面で夢路を見下ろすベランダからの俯瞰(これはラストシーケンスの俯瞰に重なるだろうか)、その夢から起きた彼の顔にさす光の筋など、夢世界からの介入ないし肉体を求めるものが登場した場面に見られると思う。
2011-01-10 04:39:33@colic_ppp さっき起きて、メリーの話が面白そうだったので一通り流れをざっと読みました。ぼくはまだ1回みれただけなので結構適当なこと言ってたかもしれませんw
2011-01-10 04:39:41@colic_ppp 街の風景や人物の顔・身体を染める色も気になりますよね(悪夢は黒=闇であったり)。Bパートの終盤で現実世界に戻った後の妙に鮮明な色彩は、Aパートでメリーが座り込む商店街のモノクロの背景と対比されているように感じますし。
2011-01-10 04:43:04@totinohana 縦糸が”夢世界の糸”であるのに対し、横糸が”現実世界の糸”ですね。ラスト、メリーが水平に伸ばした手の虚しさが映えてくる。
2011-01-10 04:43:33@MO_TACT はい、美術・色彩含めてかなりキモになりそうですね。薄い煙で夢路は帰る(メリーは帰れない)、その後の鮮やかさの対比はキレイですね。あじんさんとやり取りされていた涙も印象的ですね。
2011-01-10 04:49:13@mike__neko 実はまだ一回しか視聴していないのでうろ覚えなのですが(苦笑)、青空はAパートの登校時です。学校の外観から教室内、夢路の教室がある二階を外の斜め方向から撮っている場面。もしかしたら教室内からガラス越しだったかも(汗 登校場面を飛ばして映されるが面白いです。
2011-01-10 04:49:13落とした帽子が連想させるギロチンに切断された頭部に関しては、夢の世界の闘いで最後に爆弾が魚の骨の頭部を落下させる(と共にメリーの踵落としがジョン・ドゥの顔面に決まる)シーンに掛かっているのかも。
2011-01-10 04:49:35@totinohana なるほど、グループショットになりうる場面をすべて飛ばして、いきなり学校にいると。夢路込みのグループショットはおそらく半地下の部室だけですね。個人的にはBパートの曇り空が印象的だったもので。
2011-01-10 04:52:18あっ、青空まさに教室からのところにも。外から一つだけ開いている窓はアバンの時計塔?もあって印象に残ってたのに。登校場面などああいうところを飛ばしてくるのも舞台の入れ替わりを意識させられて面白い。>メリー1話
2011-01-10 04:55:39@mike__neko アバンの夢世界の引力(縦)からは横に逃げましたが、メリーも人垣からは空(縦)に逃げていったでしょう? もうこの時点、木から落ちて夢路と出会うまでに既に孤独感の演出はある程度済んでいるようにも見えます。そして、この二人が出会うまでの場面には共通点があります。
2011-01-10 04:56:29@totinohana 夢路もまた、あの部室から「縦」に逃げてきたように見える、という点でしょうか。ともに現実世界から逃げて来たもの同士がぶつかるのが、メリーが木から落下する場面。
2011-01-10 05:05:03話題に上がっている青空のシーンを確認してみたけど、主人公たちの通う学校って海沿いに建っていたのか…。空と海を横断する水平線と、OPの水のモチーフが繋がった気がする。
2011-01-10 05:06:40@mike__neko いえっ、僕が指摘したいのは別のところです。ともすれば「山内重保演出の特徴」ということで片付けられるかもしれませんが、本作に限っては作品の主題とよくかみ合っていると思う。それは、場面が動作が中途で切られていること=動線が極端に外に存在していることです。
2011-01-10 05:12:32廊下を隅から隅まで渡る様子まではいらないけど、そういったところを潔くパッパと切り替えてかつ無駄なインサートショットが無いのはステキなのです。
2011-01-10 05:18:58@mike__neko これを「避けられているグループショット」(目的があって夢路を追う猫軍団とのグループショットはある)の対立としてとらえると、「出会う必然(動線)なしに出会う」という事実性の強調がされているように見えるわけです。関連して、メリー対チェイサーの場面も重要です。
2011-01-10 05:24:31確かに事毎に夢路とメリーの動作は切断されてて、例えばOPのサビの部分では、今まさにメリーが対敵しようとする(相手も姿を現している)瞬間に次の場面に切り替わったりしている。Bパートの戦闘シーンでも2人のカットが交互・相互に挿入される(BGMも変化して、時間感覚が狂う)。
2011-01-10 05:24:39