ちなみにファイバードの頃になるとSDメカ描写がなくなった事について何気に時代の流れを彷彿させる事柄だと感じた(ジェイデッカーのEDなど例外はあれど)
2015-09-24 23:30:58これについては、エクスカイザーでは本編ではないがアイキャッチやEDのラストカットで勇者たちがSDで登場しているシーンがあったのを思い出したが、ちょうどその頃はSDロボットものが主流だったという背景を察せなくもない。
2015-09-24 23:31:42ここら辺はトランスフォーマーVのED(そして時々本編)でSDでTFが描かれる事があったが、ちょうどワタル→グランゾートで盛り上がりを見せる時期だったので、SD路線のブームへ乗ってみようという背景があったのではないだろうかとか。
2015-09-24 23:32:41エクスカイザーの頃はワタル、ラムネ、てやんでぇ。遅れてヘポイ、ムサシロードとSDロボットアニメがピークを迎えた年だったという事もあり、トランスフォーマーVからの流れなのかもしれないが仄かにSD要素を取り入れようとした背景は何となく時代と関係があるのかもとか。
2015-09-24 23:33:45そしてファイバードの頃は遅れたヘポイ、ムサシロードのみで本家サンライズがSDロボットアニメから一旦撤退した時期であり、SDものの退潮があったのかもしれない。ちなみにゲッターロボ號ではアイキャッチにSD描写があり、ここら辺はSDメカに対して当時の流れを見る目の違いが出ているのかも
2015-09-24 23:34:52といった所。正直思っていたよりも滑り出しが良い。懐かしくも新しい(とはいえ20年以上前)、気軽に見れる作品として軽々と見ておきたいところ
2015-09-24 23:35:37今のところ見ているとエクスカイザーよりも敵側の目的がやや物騒、言い方をかえると古典的スーパーロボットアニメの敵組織(紫外線を地球へ直撃させて人類を死滅させようとしたり、海底火山を噴火させようとしたり)とやっている事が近い。
2015-11-10 18:11:32ただやはりこの古典的な世界征服をたくらむ悪と戦う正義のヒーロー達との構図に対して「正義のヒーローは身近な所にいるかもしれないし、君たちだって案外そうだ」というようなエクスカイザーの流れを組む親近感が強く表れているとも。
2015-11-10 18:13:02ここら辺は、火鳥兄ちゃんのフォロー役、そして彼にあこがれる弟分として彼と同じ戦場へ足を運んで彼なりに戦うケンタ少年もそうだが、第3話で顔見せとなったガードスター、ガードファイヤー、ガードレスキューらガーディオンの面々について。 pic.twitter.com/twIvNG3siw
2015-11-10 18:14:22このガードチームの面々は普段日常で活動している車両としての面が描かれている。エクスカイザーでのレイカー兄弟とダッシュマックスにも通じる扱われ方だが、こちらではパトカー、救急車、消防車といったいわば子供達の憧れともいえる社会の為に働く車として。
2015-11-10 18:16:23特にガードスターは佐津田刑事が愛用しているパトカーに姿を隠している設定もあって存在感が随分ある。このガードチームについては世界の平和を守っている勇者たちは普段の日常から働いている車だという親近感を与えているとも。
2015-11-10 18:17:44逆にバロンチームに関してはせいぜいトレーラーに変形する3号のロードバロンを除いて戦車、ドリル戦車、潜水艦、ジェット機といった比較的日常からかい離した乗り物をモチーフにした面々で構成されている。また天野博士に開発されたスーパーメカという側面も。
2015-11-10 18:19:27こっちは逆に火鳥の活動を支えるツール的な面の強い勇者たちとして描かれている印象で、キャラクター付けもリーダーのエースバロンを除いて自我を持たない(ここら辺は描写できる人数との事情もあったのかもしれない)設定となっている。
2015-11-10 18:20:59ここら辺を見るとバロンチームは宇宙警備隊の面々が憑依した設定はあるとはいえ、マイトガインやジェイデッカー、ガオガイガーなどで見られる人の手で造られた勇者のルーツになるところか。
2015-11-10 18:21:56特にバロンチームは単独のビーグル形態で火鳥の活動範囲を広げる役割も持っており、ここら辺はやはり戦闘・調査などに適したツールとしての役割も強いガオガイガーの勇者達のさきがけなのかもと。
2015-11-10 18:23:45と、第3話でひとまずそろい踏みした主要勇者の描かれ方についてエクスカイザーのものから、日常に溶け込んでいる友人としての勇者としてガードチーム、戦闘・調査活動に適したツールとしての勇者としてバロンチームと住み分けがされるようになったかとも。
2015-11-10 18:25:21第3話……フロンガスを駆使して人類を滅ぼそうとする陰謀を防ぐ話で、ここでガードチームがそろい踏み。そんでもって話の全体をみると天野博士が毎回作る発明品が何らかの形で戦闘に役に立つというイベントが多い事もファイバードの特徴。
2015-11-10 18:28:11ここら辺で今回ミラクルハード接着剤がサンダージェットから放出されてフロンガスが漏れているパイプを防ぐといった活躍が今回では見られていたり。
2015-11-10 18:29:40第4話……星山博之氏の脚本回。ザンボットやガンダム、ダグラム、バイファム、ドラグナーとサンライズロボットアニメになじみの深いお方のはずだが勇者シリーズは意外にもファイバードだけの参加。この時期はゲッターロボ號のメインライターとしての仕事もなされていた。
2015-11-10 18:31:05余談だが、ファイバードとゲッターロボ號は郷里大輔氏と永井一郎氏がそれぞれ悪の首領役と主人公の博士役として出演されている共通点が。
2015-11-10 18:33:15話としては火鳥が人助けになるとの事で良く知らずに献血へ参加してしまい、その為に本物の人間ではない彼の血液を検査されては大変な事になる為血液をこっそり病院から回収しなければという何処となく火事場泥棒的なサスペンス色の強い話。
2015-11-10 18:34:42ここら辺火鳥の地球の常識については疎いキャラクターによりコメディの味わいが良く出ている。戦闘シーンでは珍しくガーディオンが相手のメカ獣を片づけるシーンがあり。
2015-11-10 18:35:41第5話……海底火山を噴火させようとする陰謀を防ぐ話。この話では天野博士が深海を調査しようとする面々を止めようとするシーンがあるのだが、その時に彼らから異端扱いされて話をまともに聞いてもくれなかったり、彼らの危機に対して天野博士がどうなっても良いと助けようとしなかったり
2015-11-10 18:39:24その後ファイバードの活躍について世間では報道されず、ケンタが僕達は何のために戦っているんだろうなーと愚痴ったりと珍しく重苦しい作風が出ている話。
2015-11-10 18:40:23