善悪の知識の木の「善悪」とは何か

旧約聖書『創世記』に出てくる「善悪の知識の木(善悪を知る木)」について考えました。
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旧約聖書~創世記~より @BibleJP_Gen

また主なる神は、見て美しく、食べるに良いすべての木を土からはえさせ、更に園の中央に命の木と、善悪を知る木とをはえさせられた。 また一つの川がエデンから流れ出て園を潤し、そこから分れて四つの川となった。 (創世記 2章 9~10節)

2015-06-06 06:00:01
CMTC @MontyGlycon0

善悪の知識の木の善悪は「全て」の意味と介したほうが自分は腑に落ちる。

2015-09-24 00:11:59
CMTC @MontyGlycon0

エノク書のグリゴリの記事にも言えることだが、知恵の実を蛇が食わすという記事は異教のいわゆる「文化英雄」の否定なんだろうか。ネフィリムの記述は半神思想の否定と誰か言ってたな。

2015-09-24 00:17:39
旧約聖書~創世記~より @BibleJP_Gen

さて主なる神が造られた野の生き物のうちで、へびが最も狡猾であった。へびは女に言った、「園にあるどの木からも取って食べるなと、ほんとうに神が言われたのですか」。 (創世記 3章 1節)

2015-06-07 12:00:01
旧約聖書~創世記~より @BibleJP_Gen

女はへびに言った、「わたしたちは園の木の実を食べることは許されていますが、 ただ園の中央にある木の実については、これを取って食べるな、これに触れるな、死んではいけないからと、神は言われました」。 (創世記 3章 2~3節)

2015-06-07 15:00:01
旧約聖書~創世記~より @BibleJP_Gen

へびは女に言った、「あなたがたは決して死ぬことはないでしょう。 それを食べると、あなたがたの目が開け、神のように善悪を知る者となることを、神は知っておられるのです」。 (創世記 3章 4~5節)

2015-06-07 18:00:01
旧約聖書~創世記~より @BibleJP_Gen

女がその木を見ると、それは食べるに良く、目には美しく、賢くなるには好ましいと思われたから、その実を取って食べ、また共にいた夫にも与えたので、彼も食べた。 (創世記 3章 6節)

2015-06-07 21:00:00
CMTC @MontyGlycon0

「善悪(善と悪の間にあるもの=全て)を知る」ということは識別する、という事。実を食う事でアダムとイブは自分達の格好やその意味を識別して肌を隠した。重要なポイントとして、木の実食べるな、と神が言った時、言及してるのは「善悪を知る木」のみで生命の木については教えていない。

2015-09-24 03:21:28
旧約聖書~創世記~より @BibleJP_Gen

主なる神はその人に命じて言われた、「あなたは園のどの木からでも心のままに取って食べてよろしい。 しかし善悪を知る木からは取って食べてはならない。それを取って食べると、きっと死ぬであろう」。 (創世記 2章 16~17節)

2015-06-06 15:00:01
CMTC @MontyGlycon0

なのに「生命の木からも取って食べる恐れがある」と言っている。エデンの園の中心に生やしたという点では善悪の知識の木と生命の木は両方同じ。後者について教えていない以上、善悪の知識の木いがいの実を片っ端から食っていけば生命の木の実を偶然食う可能性はある。なのに神は言っていない。

2015-09-24 03:27:09
旧約聖書~創世記~より @BibleJP_Gen

主なる神は言われた、「見よ、人はわれわれのひとりのようになり、善悪を知るものとなった。彼は手を伸べ、命の木からも取って食べ、永久に生きるかも知れない」。 (創世記 3章 22節)

2015-06-09 06:00:01
CMTC @MontyGlycon0

何らかの理由で言う必要がなかった。言わなくても食べる恐れがなかった。たとえば、生命の木は、他の木よりも背が高く。実が手に届かない所にあった、とか。では識別を得た後はどうか。アダムとイブは他の木と違うそれをいずれ識別する恐れがある。そして手段を編み出して木からもぎ取る恐れがある。

2015-09-24 03:30:56
CMTC @MontyGlycon0

アダムとイブは実を食べて自分たちが裸である事を知った時、何で隠したか。イチジクの葉を繋ぎ合わせた覆い、腰巻き。つまり、手で覆うのではなくいきなり道具を作った。いちじくの葉を見て、何に使えるのかを識別した。生命の木の高さにもよるが、もしかしたら肩車すれば手が届くかもしれない。

2015-09-24 03:37:26
旧約聖書~創世記~より @BibleJP_Gen

すると、ふたりの目が開け、自分たちの裸であることがわかったので、いちじくの葉をつづり合わせて、腰に巻いた。 彼らは、日の涼しい風の吹くころ、園の中に主なる神の歩まれる音を聞いた。そこで、人とその妻とは主なる神の顔を避けて、園の木の間に身を隠した。 (創世記 3章 7~8節)

2013-04-06 00:00:01
CMTC @MontyGlycon0

それで手が届かなくても、木登りに使える道具を作成すればいい。神がエデンの園の東に番人として置いたのはケルビム(智天使)であり、同時に置かれた「回る炎の剣」は稲妻の象徴とする説がある。もし人間が戻ってきて生命の木に高く登ろうが、空を飛べる天使や雷なら地面に叩き落せる。うってつけだ。

2015-09-24 03:48:53
旧約聖書~創世記~より @BibleJP_Gen

そこで主なる神は彼をエデンの園から追い出して、人が造られたその土を耕させられた。 神は人を追い出し、エデンの園の東に、ケルビムと、回る炎のつるぎとを置いて、命の木の道を守らせられた。 (創世記 3章 23~24節)

2012-01-07 15:00:01
CMTC @MontyGlycon0

聖書では全ての天使に翼があるとは直接言及されていない。翼があると明確に言及されている天使はセラフィムとケルビム。ケルビムは創世記の次の、出エジプト記にも聖櫃のデザインとして登場し翼あるものとして記述される。エデンの園の番人として明確に翼あるものが選ばれたのは意図的なのだろうか。

2015-09-24 03:55:58
旧約聖書~出エジプト記~より @BibleJP_Ex

一つのケルブをこの端に、一つのケルブをかの端に造り、ケルビムを贖罪所の一部としてその両端に造らなければならない。 ケルビムは翼を高く伸べ、その翼をもって贖罪所をおおい、顔は互にむかい合い、ケルビムの顔は贖罪所にむかわなければならない。 (出エジプト記 25章 19~20節)

2015-07-20 00:00:02
CMTC @MontyGlycon0

Tree of the knowledge of good and evil en.wikipedia.org/wiki/Tree_of_t… 英語版wikipediaの「善悪の知識の木」の項目に、善悪は「すべて」の意、という話について書いてある。

2015-09-24 16:32:59
CMTC @MontyGlycon0

文字通りの善悪という意味だとすると、それは「悪のリスト」が頭に入り、その中の一文に「生命の木の実も食べてはならない」がある事で逆に興味がそそられるせいかもしれない。「食べると永久に生きる者になれるから」とやってはいけない理由も記されていたら、なおさら誘惑は強くなるだろう。

2015-09-24 16:37:56
CMTC @MontyGlycon0

時系列的には天使も既に存在して(ケルブも出てくる)、彼らも「善悪を知」ってはいるはずなんだが、どうして言及されていないんだろう。

2015-09-25 13:00:00