野合、あるいは政治学における悪について
- ryojikaneko
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なんというタイミング!自民党を倒すために、野党連合を作ろうというのに、大阪では、その野党の一つを倒すために、自民党と連携するとは。野合主義もここまで徹底すれば立派。 twitter.com/eiji_kawano/st…
2015-09-24 02:48:53柳本顕氏の大阪市長選挙擁立決定について/日本共産党大阪府委員会 jcp-osaka.jp/osaka_now/2435
2015-09-24 02:36:50違うね。安倍、橋下という悪を倒すために、まとまって集まっているのであって、決して野合ではない。むしろ安倍と橋下の方が、互いの利益のために野合しているのだ。 twitter.com/ryojikaneko/st…
2015-09-24 03:50:16いくつか疑問点。1悪は政治学の分析概念なのだろうか。2相手陣営(悪?)が野合して、それに対応したら、対応した方も野合していることになるのではないだろうか。3そもそも野合=悪なのか。 twitter.com/JackKiyuna/sta…
2015-09-24 04:05:22@ryojikaneko 悪は政治学の分析概念なのだろうか。使います。「そもそも野合=悪なのか」というように使います、というのは冗談ですが、悪も善も正義も政治学で重要な概念です。奴隷制やヒトラーを分析するためには必要です。ポイントは、あ、次に行きますね。
2015-09-24 08:31:30@ryojikaneko ポイントは選挙目当てに集まっている(野合)のではなく、悪と考える敵を倒すために団結している、むしろ野合なのは橋下=安倍の側だということでしたが、押し込めたので、舌足らずな政治的主張にになっていたと思います。
2015-09-24 08:32:33私は選挙目当てを野合と呼んでいるのではありません。政策のすり合わせの前に運動の盛り上がりを背景に選挙協力先にありきの姿勢そのものを指しています。安倍、橋本ラインは、私も政策内容には賛成できないことも多いですが、少なくとも当事者間のすり合わせはしています。@JackKiyuna
2015-09-25 02:37:12ご教示ありがとうございます。思想や哲学として正義、善がよく論じられるのは分かります。政治学が自然法や国家論から独立してきた経緯を考えれば、当然ですね。しかし、それに比べると、悪はどのような学説史的背景があるのでしょうか。@JackKiyuna
2015-09-25 02:29:28承前、たとえば山川先生の政治学概論などには出てきませんが、どのようなテキストに乗ってるのでしょうか。あるいは、先生が実際、ご研究で使われている例をご教示いただければ、幸いです。@JackKiyuna
2015-09-25 02:31:40@ryojikaneko 私の例ではないですが、藤井聡教授のこれはよいですね。 scontent-nrt1-1.xx.fbcdn.net/hphotos-xlf1/v…
2015-09-25 12:17:15@JackKiyuna ありがとうございます。でも、出来れば、学術的な成果(査読つきのペーパーか著書)をご教示いただければ幸いに存じます。
2015-09-25 12:53:31添谷育志 [2015] 「政治における根源悪――政治思想史的考察」『明治学院大学法律科学研究所年報』31: 3-15 ci.nii.ac.jp/naid/400205561… #CiNii
2015-09-25 16:37:50@JackKiyuna いえ,「悪」についての興味深いやりとりを拝見したので,自分なりに思い出したもの&見つかったもののメモを兼ねて.私自身読んでいないものが多く,恐縮なのですが….
2015-09-25 16:50:45リチャード・J. バーンスタイン『根源悪の系譜――カントからアーレントまで』 amzn.to/1VcYkSV これもあったか.
2015-09-25 18:12:54'13読書日記12冊目 『根源悪の系譜 カントからアーレントまで』R.J.バーンスタイン | Hello, How Low? d.hatena.ne.jp/ima-inat/20130…
2015-09-25 18:15:13バーンスタイン、Radical Evil もいい本なんですが、いま政治学者が読むべきはこっちの方かなという気も。The Abuse of Evil as.wiley.com/WileyCDA/Wiley… twitter.com/ryusukematsuo/…
2015-09-25 18:36:45@ryojikaneko ということで、@ryusukematsuoさんがいろいろ挙げて下さったので、私はこの辺でドロンいたします!
2015-09-25 20:20:36@JackKiyuna @ryusukematsuo こちらこそお付き合いいただき、ありがとうございました。松尾さんもありがとうございます!
2015-09-25 20:44:39@ryojikaneko 文脈が異なるかもしれませんが、大川正彦『正義』ではジューディス・N.シュクラーを取り上げつつ、「共通悪」「日常の悪徳」について論じています。また、苅部直『政治学』の四章では、丸山眞男や福田恆存等に言及しつつ、「偽善」や「悪」について論じています。
2015-09-26 00:30:50