ベースになったついのべ作品と、それに対するついりみっくす作品の順でまとめています。作品それぞれとキーワードに着色しました。なお前回のまとめは こちら です。
#twnovel 高い塔に閉じ込められていた少女がいなくなりました。「隣国の王子にさらわれた」と主張する王と、「助け出しただけだ」と主張する王子が争っている間に、少女は長年の夢を叶えるため世界一周の旅へと旅立って、残された王と王子は仲良くいっしょに泣きました。めでたし、めでたし。
2015-09-26 23:19:05お姫さまを幽閉するために高い高い塔が作られました。囚われのお姫様は泣き叫ぶこともなく、塔のてっぺんの部屋に収まりました。実は塔を作った棟梁がお姫様を不憫に思い、隠し高速エレベーターを装備していたのです。いつでもお姫様は外で遊ぶ事が出来たのです。@23novel #twremix
2015-09-26 23:32:51長年高い塔に閉じ込められていたのだけれど、飽きはしなかった。何故ならわたしは小説家だから。来る日も来る日も小説を書き続け、やがてベストセラー作家になった。王子様?今締め切り前で忙しいから後にしてちょうだい。 @23novel #twremix
2015-09-27 20:02:56#twnovel いつものようにぬいぐるみにキスしたところ、ぼわんと煙が出て、ハンサムな王子が現れました。「愛する者の千回のキスで、ようやく魔女の呪いが解かれたのだ」と熱心に見つめられましたが、私が愛して止まなかったぬいぐるみはもうどこにもいません。あの安心感ともふもふを返して。
2015-09-26 23:31:06カエルにお姫様がキスをすると元の王子様に戻りました。でも今度はお姫様がカエルに変身してしまったのです。魔法使いはそんな二重の呪いを二人にかけていたのです。「私はカエルでもいい。姫、貴方を元の姿に…」潔癖症の王子様はカエルにキスが出来ませんでした。@23novel #twremix
2015-09-26 23:41:40王子様にキスをするとぽわんと煙が出て、再びぬいぐるみに変りました。「これは一回でいいわけね」そのぬいぐるみは確かに自分の物でしたがどう見てもまっさらでした。「あの汚れやしみついた匂いが好きだったのに」お姫様はもう千回キスをする事にしました。@23novel #continovel
2015-09-26 23:55:43#continovel はさっきでっち上げた続きを書くためのタグです。「続き小説」て感じ?@23novel
2015-09-26 23:57:14読書をしていたら、本から王子様が現れました。どうやら悪い魔女に呪いをかけられていたらしいです。でもわたしは王子様に興味はありません。好きなのは二次元の男同士のあれこれであって、三次元の男に興味はないのです。さっさと本に戻ってください。 @23novel #twremix
2015-09-27 20:04:58#twremix @23novel せっかく呪いが解けたのに、愛しの姫はつれない態度だ。共に呪いの解けたじいやに聞くと「相手の喜ぶことをするのが大事ですよ」と言う。なるほど、ならば一つしかない。私はあの魔女に会いに行く。もう一度呪いをかけてもらい、彼女にもふもふを返すのだ。
2015-09-26 23:36:56.@hyuugahikage (「なんか失敗して顔だけぬいぐるみに」「いやー!」というすべてを台無しにする続きが脳内を駆け抜けていったとかそんな)
2015-09-27 00:00:46魔女を捜す旅の間、私は目的を繰り返しつぶやいて忘れないようにした。「彼女にもふもふを。彼女にもふもふを。彼女をもふもふを……。彼女をもふもふに……。彼女をもふもふに」そして魔女の前に。「彼女をもふもふにしてくれ!」@hyuugahikage @23novel #twremix
2015-09-26 23:42:37#twremix @ce1039 @23novel 「あっ、やば…」訂正しようとした刹那、魔女の高笑いが響く「ははは、魔女の私があんたの言うことなんか聞くと思ってるの?ここまで来たのが運の尽きね。彼女じゃなくて、あんたをもふもふにしてやるわ!」あっ、結果オーライ。
2015-09-26 23:47:40#twnovel 魔法使いの猫は、元々、どこかの物語の悪役だったようです。誰かをいじめるのも、世界を征服するのも、なんだか急に面倒になって、魔法使いに頼んで猫の姿にしてもらったそうです。時々、立派な椅子に座った現役の悪役の膝の上に出張して、仲間にならないかと誘っているみたいです。
2015-09-26 23:55:23@23novel #twremix その白猫は元々、魔法使いの猫でした。つまりは黒猫でした。悪い魔法使いと世界を征服するのも、なんだか急に面倒になって良い魔法使いに頼んで白猫にしてもらったのです。それいらい、白猫は自身と契約し一緒に世界を守ってくれる少女を探して回ってるそうです。
2015-09-27 00:04:31魔法使いの猫に悪役にならないかと誘われました。わたしは喜んでその誘いを受けます。だって悪役になったら正義の味方にあんなことやこんなことができるのでしょう?わたしの微笑みに猫が身震いしていますが、それでも漏れる笑みは抑えきれません。 @23novel #twremix
2015-09-27 20:06:37