コミュニティの寿命について
なんで、自治会費が月4000円もするんだよ! 足立区の時は月200円だぞ! それでも割戻金があるぐらいだ。なんでお前らの飲み食いの費用を俺が負担しなきゃいけないんだよ! と思う。
2015-10-02 09:49:23山梨には無尽という制度があるので、集めた金で飲み食いするというのはわかる。だが、それは集めた金はみんなで使うから問題ないのだ(正確には、何かあった人(結婚・出産・お葬式・病気など)に優先的に全部回す制度) 仲間はずれを作って一部で消費するというのは違うだろう?
2015-10-02 09:51:16信頼関係の構築におけるコミュニティの寿命を考えると面白いと思った。学校の先生と生徒、医者と患者など、権力構造の上下関係における信頼関係の構築とは何か深く考えたい。
2015-10-02 13:44:52コミュニティの寿命ネタで地方自治について考えたらどうかというレスを頂いたので考えてみる。と、その前に地方自治の根本的な役割とは何だったのかを復習してみたい。例によってWikipediaを読んでくれ。
2015-10-02 17:23:45地方自治とは中央集権的な意思決定では対応しきれない地方独自の事情に合わせて条例や行政を行うものである。つまり、地方ごとの差がなければ地方自治は不要またはその形態を変える必要がある制度になる(ここでは根拠の薄い固有権説は否定する)
2015-10-02 17:24:02地方自治で着目したいのは、地方がコミュニティの一つの形態であること。地理・制度・歴史上の違いなどで色々な事情を含んでいること。国家に対する影響力の違いの3つである。なぜ3つに絞ったかはしらない。
2015-10-02 17:24:14まず国家に対する影響力だが、これは武力を背景としたより大きなコミュニティの庇護下にある場合、寿命が長くなることを以前にちょこっとツイートした。地方自治で出来上がったコミュニティもそれと同じくする。ならば、この寿命が延びる遠因はなんなのか考察したいと思う。
2015-10-02 17:24:28特に着目したいのは、コミュニティの寿命に影響する色々な事情である。3つ目の国家に対する影響力にも直結するのだが、地方が担う生産・労働力供給の2つが面白いと思う。話が難しくなったので、具体例を中心にすすめる。
2015-10-02 17:24:37国家の中枢を担う都市部は単独では成立しないのは御存知の通りであるが、江戸時代にはそこに着目して藩を堅実に運営した人がいた。伊達政宗である。伊達政宗は美味しいものを作り出し、江戸に供給することで地方の国家に対する影響力を増加させた。ちなみに川越も同じだ。
2015-10-02 17:24:53その点に着目すると、現代では北海道はかなり成功している。農業生産物・海洋資源ともに都市部への供給が多い。同じような歴史を持つ沖縄はこの辺が地理的制約でできない(例え基地が返ってきても農業生産力を増加させるのは難しいだろう)
2015-10-02 17:25:03食糧の多様化というのは人類に取って至上命題である。ひとつに偏ると栄養的な面でも生産リスクの面でも脆弱になってしまう。あと食欲というのは人間の心に直結しており、平和が訪れる最大の要素であると個人的には思っている。腹減ってると苛々するしね。
2015-10-02 17:25:21食糧に限らず地方は国家を形成する要素を多々持っている。一番わかりやすいのは高度経済成長期における労働力の供給であろう。その構造は今でも続いている。大学で都市部に来てそのまま就職する人は多い。
2015-10-02 17:25:30ここで、僕が思うのは地方自治は適切であるかという疑問である。現代は物流や情報、社会インフラの発達で、地方独自の違いが随分吸収されている。ぶっちゃけAmazonで何か頼めば、そこそこの田舎なら都会と変わらずに届く。こんなの日本だけだけど。
2015-10-02 17:25:53そういう状況下で地方自治は形態の変化を求められている。この辺は憲法に規定があるので、あくまでも「地方自治」を崩せないが、地方自治の担う役割は薄れつつあるのは間違いないと思う。
2015-10-02 17:26:04僕は地方による違いよりも思想による違いの方が大きくなってきたと感じてる。つまり地方ではなく思想による自治が必要な段階に来ていると考える。これが効率的であるかどうかは一旦脇においておくが、国家に対する影響力は地方の事よりも思想の違いの方が大きくなってきている現実からそう考えている。
2015-10-02 17:26:52学校の先生とのコミュニケーションがうまくいかないのは生徒だけのせいじゃない。先生と生徒と保護者の信頼関係がない場合、生徒と先生のコミュニケーションは大抵うまくいかない。ここでポイントなのは、保護者もはいっていること。
2015-10-02 18:22:08生徒と保護者の信頼関係がない場合は、先生がいくら頑張っても生徒との間には信頼関係が築けない。また先生と保護者の信頼関係がない場合も同様。
2015-10-02 18:23:20国連の拒否権について考えていた。と言うのは国連は世界を纏めるために作られたのに急速に力や地位、信用を失っているからだ。拒否権が少数の国のみ認められている現状と関係すると考えた。
2015-10-02 19:11:38なお、僕は拒否権はよいシステムだと思っている。利害調整の場である国連は単なる多数決では、票の買収や多数派の横暴を止められないからだ。
2015-10-02 19:13:10さて、拒否権と言えば、中国やロシアに注目することになる。なぜなら、一番多く拒否権を発動しているアメリカと利害が一致しないからだ。冷戦期は特にロシアが発動していたが、これからは中国が発動する機会が増えるだろう。
2015-10-02 19:18:41拒否権を発動すること自体は悪ではないし、制度上保証された行為なので責められることはない。しかし、常任理事国は5ヵ国しかなく、一国の利益を重視して発動するわけにはいかない。
2015-10-02 19:25:09