旅とくらし文化研究所【旅録@金沢】

旅とくらし文化研究所は2015年7月、石川県金沢市を訪れました。北陸新幹線開業によって、東京から片道2時間30分、より身近になった北陸地方。今回はかけ足でめぐる旅でしたが、観光客増加で活気づく加賀藩の城下町・金沢をレポートします。
9
旅とくらし文化研究所 @tabi_kurashi

【旅録@金沢】金沢城を再訪。石川門口とは反対側の玉泉院丸口から入ると、今年3月に開園した玉泉院丸庭園があります。三代藩主・前田利常公が作庭した庭園で、発掘調査や絵図から江戸末期の姿を復元したもの。金沢城公園の新たな名所のひとつです。 pic.twitter.com/3byeLXuyz6

2015-08-10 21:40:12
拡大
旅とくらし文化研究所 @tabi_kurashi

【旅録@金沢】平成13年に復元された金沢城の菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓は、内部を見学可能。伝統的な木造軸組工法で本来の姿に近づけた建物内部は、太い梁や木組みも見えるようになっていて、明治以降の木造城郭建築物では全国でも最大規模です。 pic.twitter.com/UrAf4HqsEZ

2015-08-11 21:15:25
拡大
拡大
拡大
旅とくらし文化研究所 @tabi_kurashi

【旅録@金沢】金沢城・菱櫓の窓からは、五十間長屋の鉛瓦屋根や二の丸広場はもちろん、金沢の街まで見渡すことができます。戦の際に城を守る役割を備えた物見櫓だったことから、菱櫓は二の丸で最も高い建物になっていて、見晴らしも格別です。 pic.twitter.com/ldsKWu9o7q

2015-08-11 21:17:13
拡大
拡大
拡大
旅とくらし文化研究所 @tabi_kurashi

【旅録@金沢】石川県政記念しいのき迎賓館。大正13年竣工の旧石川県庁舎本館を改築し、現在はギャラリーや会議室、レストランを備えた交流施設として使われています。シンボルは玄関前の左右対称のシイノキ。樹齢約300年の国指定天然記念物です。 pic.twitter.com/runf6wVQKL

2015-08-12 21:45:49
拡大
拡大
旅とくらし文化研究所 @tabi_kurashi

【旅録@金沢】江戸時代、前田家が式楽として能楽を保護し、庶民にも奨励したことから、金沢はお能の盛んな土地。「加賀宝生」と呼ばれ、特に宝生流が愛好されてきました。金沢能楽美術館には、加賀宝生に伝わる貴重な能面や装束が展示されています。 pic.twitter.com/UPoWwvHXGS

2015-08-13 21:18:52
拡大
拡大
旅とくらし文化研究所 @tabi_kurashi

【旅録@金沢】金沢能楽美術館1階は導入展示室。能舞台と同じ大きさの空間に、かつてこの地にあった金澤能楽堂の模型や比較的新しい能面が展示され、建物の外からも展示の様子が見えます。加賀宝生の貴重な装束や能面を鑑賞するなら、2階展示室へ。 pic.twitter.com/cXUZhpUYs2

2015-08-13 21:20:10
拡大
拡大
拡大
旅とくらし文化研究所 @tabi_kurashi

【旅録@金沢】金沢能楽美術館1階の着装体験コーナーでは、ボランティアの方のお手伝いで、本物の能装束と能面を着付けることができます(観覧料のみで体験可)。唐織着流と能面だけの簡易な装束体験ですが、能面は自由に選べるのが個性の見せどころ。 pic.twitter.com/u2XUqWhG2g

2015-08-13 21:21:50
拡大
拡大
拡大
旅とくらし文化研究所 @tabi_kurashi

【旅録@金沢】金沢能楽美術館1階の着装体験。装束・能面をつけて記念撮影できるのもうれしい。装束は唐織着流と決まっているため、小面などの女面が相性良し。旅とくらし文化研究所は、天女や女神に用いる「増(ぞう)」という面を選び、いざ体験! pic.twitter.com/PVrDuPZCKX

2015-08-13 21:23:14
拡大
拡大
旅とくらし文化研究所 @tabi_kurashi

【旅録@金沢】2004年に開館し、いまや金沢を代表する名所になった金沢21世紀美術館。円形のガラス張り建築が目を惹く建物の設計は、妹島和世と西沢立衛によるSANAA。インスタレーションを中心に国内外の現代作家の作品を展示しています。 pic.twitter.com/lgys5r6IMF

2015-08-14 22:38:27
拡大
拡大
拡大
旅とくらし文化研究所 @tabi_kurashi

【旅録@金沢】金沢21世紀美術館は展覧会ゾーン以外、入館無料。レストランやアートライブラリーも併設されていて、観光客にも人気のスポット。オラファー・エリアソンの《カラー・アクティヴィティ・ハウス》など、屋外の常設作品も見どころです。 pic.twitter.com/ftdbidg37j

2015-08-14 22:39:37
拡大
拡大
旅とくらし文化研究所 @tabi_kurashi

【旅録@金沢】金沢21世紀美術館。レアンドロ・エルリッヒの《スイミング・プール》は撮影可能。地上から見下ろすと水底に人が! じつは、水は表面に張られているだけ。地下にも空間があり、プールの底から水上を見上げる不思議な感覚を味わえます。 pic.twitter.com/AVTjz564b1

2015-08-14 22:41:06
拡大
拡大
拡大
拡大
旅とくらし文化研究所 @tabi_kurashi

【旅録@金沢】明治24年建築の旧第四高等中学校本館。現在は四高の歴史を紹介する石川四高記念館と、泉鏡花ら石川県ゆかりの作家の資料を展示する石川近代文学館になっています。レンガ造りの美しい建物は重要文化財に指定され、夜はライトアップも。 pic.twitter.com/5BkebpLfIs

2015-08-15 21:59:31
拡大
拡大
拡大
拡大
旅とくらし文化研究所 @tabi_kurashi

【旅録@金沢】金沢の町には、犀川や浅野川を水源とするいくつもの用水が流れています。鞍月用水もそのひとつで、江戸時代、防火や城下町の防御に利用されました。柿木畠には金沢城を守る惣構(堀の城側に土を盛った防御施設)の遺構も残っています。 pic.twitter.com/dgawx1kjD0

2015-08-16 22:27:03
拡大
拡大
拡大
旅とくらし文化研究所 @tabi_kurashi

【旅録@金沢】金沢のある本屋さんで見つけたお能の宝生流謡本コーナー。さすが「加賀宝生」のお膝元、専用の立派な棚に面陳され、お能の曲ごとに五十音順の引き出しがついています。お店の方に伺うと、ときどき謡本を探しに来られる方がいるそうです。 pic.twitter.com/WKxyhkFs1B

2015-08-17 20:47:50
拡大
拡大
旅とくらし文化研究所 @tabi_kurashi

【旅録@金沢】金沢城の石垣や兼六園に残る用水設備に見られる、美しさのうちにある盤石な礎と都市機能。庶民にも愛された能楽や金沢21世紀美術館など、新旧の文化が息づく金沢の町。その柔軟性や美意識の源を探しに、ぜひまた訪れたいと思います。 pic.twitter.com/gE8lnkVBc3

2015-08-18 22:14:17
拡大
拡大
拡大
拡大
旅とくらし文化研究所 @tabi_kurashi

《旅MIYAGE@金沢》金沢能楽美術館の所蔵する各種能面がプリントされた缶バッチ。能面とバッチの色の組み合わせは複数あり、増(ぞう)×赤、般若(はんにゃ)×白、中将(ちゅうじょう)×青を選択。インパクト大で魔除けにもなりそうです。 pic.twitter.com/EBooQsk1gv

2015-08-19 21:39:27
拡大
拡大
拡大
拡大
旅とくらし文化研究所 @tabi_kurashi

《旅MIYAGE@金沢》寛永2年創業、加賀藩御用菓子司・森八の「長生殿生〆」。日本三名菓といわれる落雁は、三代藩主前田利常公以来の銘菓。生〆とは製造時乾燥させずにすぐに密封したもので、口溶けよく純度の高い甘みが上品かつ濃厚な逸品です。 pic.twitter.com/C2nvEHJ3pK

2015-08-20 23:17:10
拡大