抜き書き読書メモ
- cloudgrabber
- 2379
- 0
- 0
- 0
「決して他人の言葉で済ませようと楽をせず、己なりの語り方節まわしで語れ。語る言葉の己の中になきを恐れず、己の言葉の空を見据えた時、新しき言葉が己を選ぶ」http://amzn.to/gCLXA4
2010-12-22 00:00:43「そしてまたすぐに、消した行為自体の気色悪さと、突発性の失語にわだかまる疑念から、これも咄嗟の動きで、縦線に潰された文字を蘇らせるつもりで幾重にも丸で囲んだのだった。その時、一体、私は何を「書き過ぎている」と感じたのか?」http://amzn.to/gCLXA4
2010-12-22 00:05:53「常に政治的なニュートラルさを装い、暗黙裡に、前提されたその政治的中立性を普遍化・一般化して読み手に押しつけてくる<書かれた言葉の場>…実際は非中立的で偏向した、極端に閉鎖的な言語環境しか我々にはないからではないのか」http://amzn.to/gCLXA4
2010-12-22 00:13:22「「穢多」「非人」という言葉が、あまりに特異な扱われ方で、迂回され、余白に埋められ、削除の跡も残らないように取り除かれ、書き言葉の世界、文字の上に存在するもうひとつの日本社会に於いて、例外的な場合以外はなるべく露出しないよう特殊化され…」http://amzn.to/gCLXA4
2010-12-22 00:16:42「自分が何者かわからぬという自己意識を持ち続けてきた作家は、たとえ文学賞を取ろうがどうなろうがやっぱりその意識を持ち続け、何者かになってしまうことを拒否する。永遠の放浪者と言うべきか、何者にもならない「ならず者」志向と言うべきか」http://amzn.to/gCLXA4
2010-12-22 00:20:02同感ですよ!RT~@cloudgrabber 「たとえそれが結果的に五ヶ月間で亡くなった年寄りの自宅介護だったとしても、その五ヶ月間、介護者は毎日その家族の永遠にも等しい未来を背負う五ヶ月限定だなんてわかってやるんじゃないんだ」http://amzn.to/gCLXA4
2010-12-21 23:44:06イヤな本ですね笑 ご紹介ありがとうございます。RT @cloudgrabber: 「決して他人の言葉で済ませようと楽をせず、己なりの語り方節まわしで語れ。語る言葉の己の中になきを恐れず、己の言葉の空を見据えた時、新しき言葉が己を選ぶ」http://amzn.to/gCLXA4
2010-12-22 00:41:54短編の方のタイトルも興味深いです。芥川賞!?つくづく知らない本がいっぱいなのです(汗)RT @cloudgrabber: 「俺と来たらまだ何者でもない、それどころか、何者かになることが人生のすべてであるかのような思考を俺は拒絶する」 http://amzn.to/gCLXA4
2010-12-22 01:24:30