- kazuki_hayakawa
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(1 さて、今日は10月5日から始まるノーベル賞の発表に備えて、ノーベル物理学賞にまつわるお話でした。 ここ数年のノーベル賞を振り返りつつ、今後の予想を立ててみたよ! #今日のSHT
2015-10-01 23:19:54(2 2013年のヒッグス機構の発見は個人的にとても興味があり、これだけでSHT2週間分くらい語れそうだが、今日の主役でないので割愛。 いつかきっとネタにしますw #今日のSHT
2015-10-01 23:20:40(3 1つ言うなら、真空の自発的対称性の破れによってゲージ場とヒッグス場との相互作用によって質量を獲得するのは、発想として見事と言わざるを得ない。 まだまだ自分も理解が甘い部分があるので、しっかり勉強して話せるようにならないと。 #今日のSHT
2015-10-01 23:22:48(4 続いて2014年の青色LED。日本人の方が受賞されたので皆さんもご存じでしょう。 光の三原色の話なので高校生でも容易に理解できるような話だが、開発できた事実が凄い。 飽くなき探究心ですなあ。 #今日のSHT
2015-10-01 23:24:06(5 そして本編のノーベル賞予想。 まずは「予想① 暗黒物質の存在の予言」(ヴェラ・ルービン) アンドロメダ銀河の一様な回転速度に着目し、見えない物質があるのではないかという発見自体はおそらくそう珍しいものではないだろう。 #今日のSHT
2015-10-01 23:25:41(6 しかし、それが見えないゆえに既存の既知の物質ではなく、全く新しい、それでいて謎な物質としてのダークマターの提唱こそが研究の真骨頂。 宇宙の構造根幹に関わる大発見と言っても過言ではない。 #今日のSHT
2015-10-01 23:26:45(7 ダークマター自体は重力レンズなどにより間接的に発見されているので、証拠もない夢物語とは言えないし、成果は十分にある。 ヴェラ氏自身、名誉ある賞をいくつも受賞されているので、割と確度は高いのではないかと推察し、推してみた。 #今日のSHT
2015-10-01 23:28:25(8 続いて「予想② 太陽系外惑星の発見」(ジェフリー・マーシー、ミシェル・マイヨール) 太陽系外の探査自体は近年かなり進んでいるものの、その発端となった研究は非常に評価に値するだろう。 最初期の予言と発見が素晴らしい功績 #今日のSHT
2015-10-01 23:30:12(9 また、恒星の周期の変化から木星型の太陽系外惑星を発見するという現在ではメジャーな手法の成果が顕著。 今ではホットジュピターなどの発見にも役立っているので、現在への貢献度も非常に高い。 よって推していくことができる。 #今日のSHT
2015-10-01 23:32:23(10 最後に「予想③ アハラノフ=ボーム効果」(ヤキール・アハラノフ) むしろ何故今まで受賞してないかがおかしいレベル。 電磁ポテンシャルという物理量が量子力学や弱い相互作用の記述に無くてはならないものとなって久しいが、この効果による功績は素晴らしい。 #今日のSHT
2015-10-01 23:33:59(11 量子力学的現象自体はミクロな世界で観測することは珍しいわけではない。 しかし、マクロな世界で、しかも本質的に現れる量子力学的現象というのは発見当時からしたら非常に稀であったろう。 #今日のSHT
2015-10-01 23:35:16(12 加えて、現代の物理学に無くてはならない物理量の1つである電磁ポテンシャルの実在を確かなものにしてくれたこの効果の功績は眼を見張るものがある。 今となっては簡単な量子力学の教科書に気軽に記載されるレベルのメジャーな存在となった。 #今日のSHT
2015-10-01 23:36:30(13 故に、ここまで大きな成果を出してなお、ノーベル賞の受賞歴がないのはおかしいので、そろそろ受賞してしかるべきと思い、候補とした。 #今日のSHT
2015-10-01 23:37:13