横見て上を見て量産する人の成長は異様に早かった。横見て下見てオレ流に向かう人、1枚にこだわりすぎる人はなかなか成長しなかった。

大昔、読者投稿ページの担当を何年かやってた。そのとき、横見て上を見て量産する人の成長は異様に早かった。伸びしろのある人はよく化けた。横見て下見てオレ流に向かう人、1枚にこだわりすぎる人はなかなか成長しなかった。
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加藤AZUKI @azukiglg

大昔、読者投稿ページの担当を何年かやってた。そのとき、横見て上を見て量産する人の成長は異様に早かった。伸びしろのある人はよく化けた。横見て下見てオレ流に向かう人、1枚にこだわりすぎる人はなかなか成長しなかった。

2011-01-11 13:50:28
加藤AZUKI @azukiglg

当時の担当ページの常連投稿者に、人物デッサンの基礎すら怪しいw絵を描いてた投稿者がいたのだけど、彼はその後めきめき成長して、今は単行本数冊を出すプロになってる。僅かなアドバイスと量産と本人の熱量の成果だと思う。「集中するために」つってPSソフトブチ折ってたなあw

2011-01-11 13:53:38
加藤AZUKI @azukiglg

単に量を書くだけじゃだめなのは自明の理だけど、一枚・一話・一本にこだわって量をこなさない人と、とにかく次々に書く、書き続ける人とを比較するなら、量産する人のほうが伸びしろも大きかった。同じ一枚を弄り続けるより、試行錯誤の機会が多かったからじゃないか、と思う。これは絵も字も同様。

2011-01-11 13:55:42
加藤AZUKI @azukiglg

また、「量産すると雑になる」「筆が荒れる」という指摘は、しばしばされたが、それは逆だと思う。例えば絵画の場合、木炭デッサン鉛筆デッサンを死ぬほどやった人とそうでない人の差は歴然としている。反復練習の中で「必要なものとそうでないもの」を身体が覚える。文章も同じだ。

2011-01-11 13:59:51
加藤AZUKI @azukiglg

文章を書くために頭を使ってるうちはまだまだでw、考える速度で書ける歌うように書ける息をするように書ける、それができるようになって初めて「どういう文章を書くか」ではなく「何を書くか」「何を訴えたいか」に労力を割けるようになる。見せるべきは筋やオチであり、途中の文章は手段に過ぎない。

2011-01-11 14:01:38
加藤AZUKI @azukiglg

たくさん書いて書き慣れる、ということは筆を荒らさない。人生一度の傑作のために、書き惜しみしないと才能が減ってなくなる、というのは考え違い。才能は磨くと増えたり伸びたりするもので、減ってなくなるのは才能じゃない何か別のもの、だと思う。

2011-01-11 14:03:11