基本書読み込み講座刑事事実認定刑事裁判修習読本(平成24年度版)予備試験 司法試験 2回試験 兼用第1編 事実認定事例6

学習の目標 ①公訴事実及び罪状認否を読んで 犯罪を特定した上で 最終的な争点(要証事実に係る争点)を特定する ②検察官の主張を読んで 証拠と事実に係る立証活動を考える ③弁護人の主張を読んで これに対する反証活動を考える ④こうして 証拠の構造を読み解く 続きを読む
0
羽廣政男 @m_hahiro

答え 「事実の持つ証拠価値は 他にどのような事実があるかによって 変わってくる」という命題があるから

2015-10-10 10:33:44
羽廣政男 @m_hahiro

問い 「事実や証拠の持つ役割や意味は 複数ある」という命題について その根拠を説明せよ

2015-10-10 10:33:39
羽廣政男 @m_hahiro

これは 「これからの研究者」は「従来型の学者」とは「研究スタイル」が異なることを意味し この傾向は 平成28年司法試験問題作成者から「従来型学者を排除すること」によって 加速度的に進行することが予想される

2015-10-10 10:32:54
羽廣政男 @m_hahiro

それは「実務法律学の研究」が「発展途上であること」を理由とするので 将来的には「体系的な法研究システム」ができれば かなり明確になる

2015-10-10 10:29:54
羽廣政男 @m_hahiro

「理科系の脳」からすると 「基準は 事案により左右されないので 明確であって 理解しやすい」が 「事情は 事案により左右されるので 不明確であって 理解しにくい」

2015-10-10 10:29:39
羽廣政男 @m_hahiro

つまり「判断枠組み=基準及び事情」という「思考スタイル」は 科目を超えて普遍である

2015-10-10 10:29:24
羽廣政男 @m_hahiro

②「行政法の起案(答案作成)をする場合」の「法律上の利益」の解釈としての「法により保護されている利益」という基準を事案に当てはめる際の「行政事件訴訟法条2項(第三者の原告適格)」と似ている

2015-10-10 10:29:08
羽廣政男 @m_hahiro

この視点は ①「刑法の起案(答案作成)をする場合」の「共謀共同正犯なのか 教唆犯幇助犯なのか」に係る基準(たとえば重要な因果的寄与)に事案を当てはめる際の「考慮事情」と似ている

2015-10-10 10:28:24
羽廣政男 @m_hahiro

答え 時系列に従って分析する視点が 間接事実の見落としを防ぐためには 有効である 具体的には ①犯行前に存在した間接事実 ②犯行と同時に存在した間接事実 ③犯行後に存在した間接事実

2015-10-10 10:15:29
羽廣政男 @m_hahiro

問い 「事実の持つ証拠価値は 他にどのような事実があるかによって 変わってくる」という命題について 間接事実の見落としを防ぐうえで有効な視点の例を挙げよ

2015-10-10 10:15:13
羽廣政男 @m_hahiro

具体的には「Bの供述全体の信用性に大きく関わる事情」という働き方をする なぜなら Bは自分の視力について嘘をついている可能性があるので Bは視力以外のことでも嘘をついている可能性があるからである

2015-10-10 10:05:25
羽廣政男 @m_hahiro

答え 眼鏡店店長に対する捜査報告書における「Bの視力を検査したところ 0・5であったという眼鏡店店長の供述」は 「Bの供述(私の視力は1・0である)」の関係では 「単に視力が悪い」という以上の働き方をする

2015-10-10 10:05:13
羽廣政男 @m_hahiro

問い 「事実の持つ証拠価値は 他にどのような事実があるかによって 変わってくる」という命題について 供述の信用性に関する場面での例を挙げよ

2015-10-10 10:04:45
羽廣政男 @m_hahiro

答え 目撃者は「犯人は被告人に似ている」と証言しているのに「犯人は被告人である」と証言したと思ってしまった

2015-10-10 10:04:32
羽廣政男 @m_hahiro

問い 犯人性に係る目撃者証言のミスは?

2015-10-10 10:04:18
羽廣政男 @m_hahiro

答え 「犯行態様に係る被害者供述」は「手拳で顔面を殴打した」なのに「平手で顔面を殴打した」と読み誤る

2015-10-10 10:03:54
羽廣政男 @m_hahiro

問い 被害者供述のミスは?

2015-10-10 10:03:37
羽廣政男 @m_hahiro

答え 「犯人らしい人物」は「公道上で目撃されたとの供述」を「被害者方から出てきたところを目撃されたとの供述」と勘違い

2015-10-10 10:03:20
羽廣政男 @m_hahiro

問い 場所に係る目撃供述のミスは?

2015-10-10 10:02:54
羽廣政男 @m_hahiro

答え 「犯人らしい人物の血痕や遺留物などが残されている事案」において 「血痕や遺留物が発見された場所」を間違える

2015-10-10 10:02:42
羽廣政男 @m_hahiro

問い 司法修習生が起案する場合 証拠内容の正確な把握に係るミスの例を挙げよ たとえば 発見された場所に係るミスの例は?

2015-10-10 10:02:27
羽廣政男 @m_hahiro

問い 的確な事実認定のためには 「何を」正しく把握することが大切か 答え 的確な事実認定のためには 「証拠の内容」を正しく把握することが大切である

2015-10-10 10:01:56
羽廣政男 @m_hahiro

判決書作成の場面では 法第335条「有罪の言渡をするには、罪となるべき事実、証拠の標目及び法令の適用を示さなければならない。」「2  法律上犯罪の成立を妨げる理由又は刑の加重減免の理由となる事実が主張されたときは、これに対する判断を示さなければならない」と規律している

2015-10-10 10:00:26
羽廣政男 @m_hahiro

法は 審理中の場面では 規則208条(釈明等)1項「裁判長は、必要と認めるときは、訴訟関係人に対し、釈明を求め、又は立証を促すことができる。」と規律し

2015-10-10 10:00:21
羽廣政男 @m_hahiro

法第335条「有罪の言渡をするには、罪となるべき事実、証拠の標目及び法令の適用を示さなければならない。」「2  法律上犯罪の成立を妨げる理由又は刑の加重減免の理由となる事実が主張されたときは、これに対する判断を示さなければならない」

2015-10-10 09:58:57