「地域から医療再生へ<2>医療崩壊」 -htomihara(冨原均)さんの投稿より
地域から医療再生へ。<2>医療崩壊③「医師の心を折る」:鳥大病院救急センター:住民の「コンビニ受診」が医師の心を折った。「救急を<時間外の番人>としか思っていない人が多い。プライドを踏みにじられるような状況が続いてきた」。住民の自分勝手な受診が、医師の心を折り退職へ追い込んだ。
2010-03-11 22:54:56地域から医療再生へ。<2>医療崩壊③「医師の心を折る」:政治家編:「自分で病院を経営しているから言うわけではないが医者の確保は大変だ。社会的常識がかなり欠落している人が多い。」病院を経営していたのか!この病院の医師はどう感じただろうか。常識が欠落しているのは、麻生さんではないか!
2010-03-11 22:58:42地域から医療再生へ。<2>医療崩壊③「医師の心を折る」:政治家編:二階産業相(当時)「何より医者のモラルの問題だと思います。忙しいだの、人が足りないだのというのは言い訳に過ぎない。」医療現場を知らない、このようなタイプの政治家が、過去に医師数抑制・低医療費政策を行ってきたのだ!
2010-03-11 23:03:55地域から医療再生へ。<2>医療崩壊③「医師の心を折る」:訴訟編:加古川市民病院:非常勤の消化器内科の医師が当直中急患を受け入れた。急性心筋梗塞患者。対処しきれないので転送すべく転送先を探した。不幸にも転送前に患者さんは死亡。受けいれなければ「診療拒否・たらい回し」と非難される。
2010-03-11 23:09:26地域から医療再生へ。<2>医療崩壊③「医師の心を折る」:訴訟編:受け入れたが対処できず、転送前に患者死亡。訴訟となり1審敗訴。驚いた!病院が控訴せず、医師の敗訴決定。医師側に手落ちもなく、病院が自らを守ってくれない事実だけが残った。誰がそんな病院で仕事をしたと思うだろうか!!
2010-03-11 23:15:04地域から医療再生へ。<2>医療崩壊③「医師の心を折る」:訴訟編:加古川市民病院は、特に過誤もない医師の少々に対して控訴せず、自ら敗訴を認め医師の身を守ろうとさえしなかった。多くの医師は、いざというとき医師を守ることを放棄した病院を信頼できないと次々と退職。内科が崩壊した。
2010-03-11 23:18:09地域から医療再生へ。<2>医療崩壊③「医師の心を折る」:マスコミ編:政治家の失言に見られる「医師の非常識」「医師のモラルの低下」などのイメージは、マスコミによる医療バッシングの影響下にあります。「医療事故」にまつわる言葉を見てみましょう。「たらい回し・受け入れ拒否・診療拒否」:続
2010-03-11 23:24:10地域から医療再生へ。<2>医療崩壊③「医師の心を折る」:マスコミ編:「たらい回し・受け入れ拒否・診療拒否」など誤った言葉が使用されているのにはには驚きます。実際は過酷な労働環境下で「受け入れ不能」な状態なのです。言葉を改める気もないマスコミが「医療崩壊」を促進しています。
2010-03-11 23:31:28地域から医療再生へ。<2>医療崩壊③「医師の心を折る」精神科医の斉藤先生は「労働基準法など無視が当たり前のような過酷な労働環境で、献身的に働く無名の医師たちがいる。勤勉と工夫で医療を支えている無名の医師が偉いのだ。「この人たちの心が誤解と偏見により折られた時、医療崩壊が始まった」
2010-03-11 23:37:05地域から医療再生へ。<2>医療崩壊③「医師の心を折る」:勤勉でまじめな多くの無名の医師が、日本の医療世界一を支えてきた。医師不足と低医療費の中でだ。最後のモチベーションを奪い去ったのは、市長・議員、住民、政治家、病院、マスコミ。そして医師の「立ち去り型サボタージュ」が始まった!
2010-03-11 23:45:25地域から医療再生へ。<2>医療崩壊③「医師の心を折る」:無医化危機 揺れる村: 上小阿仁唯一の医師辞意:1通の辞職願で上小阿仁村が揺れている。村唯一の「上小阿仁村国保診療所」に勤務する有沢幸子医師(65)が「精神的に疲れた」と先月、突然退職表明。61年ぶりの無医村になる可能性。
2010-03-12 09:21:39地域から医療再生へ。<2>医療崩壊③「医師の心を折る」:<心に傷>だが、直後に「税金の無駄使いをしている」と村民の言い掛かり。昼食を食べに行く時間が無く、診療所内でパンを買った、「患者を待たせといて買い物か」と冷たい言葉を浴びせ、自宅に嫌がらせのビラがまかれたこともあったという。
2010-03-12 09:27:07地域から医療再生へ。<2>医療崩壊③「医師の心を折る」:<心に傷>有沢医師は、昨年完全休診日はわずか18日。土日や祝日も村内を駆け回り、お盆期間も診療を続けた。しかし、盆明けの8月17日を休診にすると「平日なのに休むとは一体何を考えているんだ」と再び批判を受けたという。
2010-03-12 09:37:40地域から医療再生へ。<2>医療崩壊③「医師の心を折る」:<心に傷>小嶋事務長補佐は「こんなに身を粉にして働く医師は過去に例が無い。無医村になったら村民が困る。自分で自分の首を絞めている」と憤る。こうして過疎の村でも病院でも「立ち去り型サボタージュ」が進行し、医療は崩壊する。
2010-03-12 09:44:04