子曰く、未完成の傑作より完成した駄作

ラノベ作家・榊一郎先生( @ichiro_sakaki )による、作品は完成させることが大事と言う話。 一連のつぶやきに対する、笹本祐一先生( @sasamotoU1 )、および松田未来先生( @macchiMC72 )の反応(?)はこちら( http://togetter.com/li/88724
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。、 @Tonnelat

@ichiro_sakaki 広げる風呂敷とリアリティは、どの辺りで折り合いをつけるべきですか? そんな大爆発が起きたら警察が来ないはずがない、この武器にそんな威力があったら軍が目をつけないわけがない、そんな場所が見つかっていないはずがないのような…。#sousaku

2011-01-13 00:27:48
榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@Tonnelat ああ、リアリティは前にもちょいと書きましたが、あくまで「それを気にして読者が白けるかどうか」であって、それ以上でもそれ以下でもない、というのが私の認識です。なので、「魁! 男塾」の様な勢いとノリ重視の作品なら、リアリティは二の次、 #sousaku

2011-01-13 00:55:40
榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@Tonnelat 逆に「攻殻機動隊」みたいな作品なら、緻密な考証=リアリティそのものが「売り」になるので、それは限界までやる、と。あくまでリアリティは「道具」であって、作者が従わねばならない「法」ではないと思います。 #sousaku

2011-01-13 00:56:54
。、 @Tonnelat

@ichiro_sakaki 作中で物理法則が変化するようなことがあっても、読者がそれに違和感を感じなければいいといった感じでしょうか。ありがとうございました。 #sousaku

2011-01-13 01:03:39
candle @candle210

@ichiro_sakaki すごく初歩的な質問かもしれないんですが、いわゆる「作家ならではの個性」っていうものを出すために、先生が意識されていることはありますか? #sousaku

2011-01-13 00:29:33
榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@candle210 意識はしてないというか、ぶっちゃけ、勝手に出てきちゃうものなので(笑)。ただ、特定の作品で読者の方に喜んで貰えた要素は、覚えておいて、他の作品でも組み込むようにしてます。 #sousaku

2011-01-13 00:58:06
candle @candle210

@ichiro_sakaki なるほど、ありがとうございます。「意識はしていないけど勝手に出てくる」という台詞は、一度は使ってみたいです(笑)。

2011-01-13 01:04:13
れーじ @le_ji

@ichiro_sakaki 大分出遅れた感がありますが。一旦プロットを立てて、ある程度まで書いた後、設定やプロット部分に致命的なミス(どう考えても面白くない、あるいは矛盾がある)などがあった時、榊先生ならどういう風なリカバーをされますか?あるいはそのネタは諦めてゼロから書くとか

2011-01-13 00:31:11
榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@le_ji うーん。致命的の定義にもよるんですが、個人的に「絶対にどうしようもないミス」は多分無いと思ってます。それこそいくらでも後から調整が利くと思うので、視野狭窄を避ける為に、数日、時間を置いて「本当に駄目か?」と考え直す事に。 #sousaku

2011-01-13 00:59:30
れーじ @le_ji

@ichiro_sakaki つまり「致命的なミスがあった」ということで手が止まるという事自体が、つまんない病にかかっている、というようなことでしょうか。もうちょっと柔軟に対応しようぜ、と。

2011-01-13 01:04:46
榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@le_ji ですね。というか、石像彫ってる訳でもなし、いくらでも後から修正、調整は利きます。それよりは、「何がつまらないか」を見定めた方が良いかと。案外、幹部の摘出は簡単だったり。 #sousaku

2011-01-13 01:17:58
めるぽん.c @melponn

@ichiro_sakaki 何かの理由を付けて書けないって言ってる人に「それは言い訳だ」って言うとかなりこじれそうな気がするのですけれども、こういう人に自分で気がついてもらう以外に何かいい方法はありますか?

2011-01-13 00:36:53
まぴ @mapi_mapy

@ichiro_sakaki  書いている途中で、元々作っていたプロットと違う道筋を思い付き、どちらの方が良いだろうと思い悩むことが多々あります。このような場合、どのように対処したら良いでしょうか?

2011-01-13 00:41:26
榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@mapi_mapy あ、実は私も途中でしょっちゅう変えますよw あくまでプロットは「安定して楽に書く為の」設計図に過ぎないので、それに無理に従っても本末転倒。より筆が乗る方向で変えていくのは全然悪い事じゃないです。 #sousaku

2011-01-13 01:05:14
榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@mapi_mapy 大体は後から思いついたものの方が面白いので、そっちを優先するパターンが多いですね、私は。先のに満足していれば、そもそも思いつかない訳ですし。 #sousaku

2011-01-13 01:05:59
仔羊@Z34 @ramuda9228

@ichiro_sakaki ある芸人さんが産まれた時から盲目の子供に空の青さを伝えるのに悩むという話がありましたが、榊先生ならどうしますか?

2011-01-13 00:41:27
榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@ramuda9228 その子が永久に視力を取り戻せないなら、そもそも「色」を認識出来ない。ならば、彼にとっての「青」――空の色は、他の感覚で描き出されるべきで。「どこまでもどこまでも果てしなく広がる遠さ」とかそんな風に語るかもしれません。 #sousaku

2011-01-13 01:08:17
オカジマ @barashiya

@ichiro_sakaki 途中からすみません、質問させて頂きます。以前友人に自作の小説の感想を頂いたんですが、ここでは比喩が多いけど、ここら辺は比喩が少ない。と言われたんですが、やはり比喩はできるだけ多い方がいいんでしょうか?俺的にはメリハリがあった方がいいのかなと思ったり。

2011-01-13 01:12:20
榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@barashiya うーん。微妙な問題ですね。メリハリはあった方がいいでしょう。ただ、普段、人間は比喩の多い少ないとかあまり気にしてないんですよね、小説読む上で。なので、それを指摘されたという事は、かなり比喩の「密度差」があるという事で、 #sousaku

2011-01-13 01:20:31
榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@barashiya 多いのがいい、少ないのがいい、というものでもなく、読者がストレスなく読めるという意味では平均化されていた方が読みやすいとは思います。もっとも敢えてこれにメリハリを付けて(例えば特定の視点人物の時だけ比喩が多いとか)、という演出もありますので #sousaku

2011-01-13 01:21:41
榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@barashiya その辺は、微調整の範囲内ですね、すんません、具体的な事は言いにくく。 #sousaku

2011-01-13 01:22:08
オカジマ @barashiya

@ichiro_sakaki いえいえそんな!貴重なお話をありがとうございます。なるほど・・・、やっぱり読者は文章における比喩的なものをそこまで読み込むわけではないんですかね?自分が小説を読むにおいて、まずその人の文章をよく読むので他の人が小説をどう読むかあまりわからなかったり

2011-01-13 01:33:00
オカジマ @barashiya

@ichiro_sakaki うがっ!すみません、色々と訊ねたい事があって、それを脳味噌ん中から出そうとした結果、どうやら延髄辺りでそれらがこんがらがってしまったようでどう返事しようかって事に時間がかかってしまいました。お話を聞いてくださってありがとうございます!

2011-01-13 02:54:13
古加海 孝文 @sirondragon

@ichiro_sakaki  他人からはライトノベルと指摘される事がしばしば。私としては王道ハイファンタジーを書いているつもり。ただ自分の中でライトノベルとの差がいまだよく線引きされていなかったり。そもそも、ライトノベルと王道ハイファンタジーの差って、現在ではあるのでしょうか?

2011-01-13 01:13:35
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