高橋和巳『現代の青春』読書メモ集

高橋和巳『現代の青春』(旺文社文庫、1973)の読書メモをまとめました。
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荒木優太 @arishima_takeo

要約⇒⇒⇒リア充爆発しろ!(高橋和巳『現代の青春』) pic.twitter.com/9TAWnzdH0S

2015-10-09 16:33:27
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荒木優太 @arishima_takeo

魚が網にかかるのは網目の一つにすぎないが網目ひとつの網では魚は捕ええない。精神にもおそらく、たまたま役立つ網目の背後に広大な無駄の部分が必要なのであって、あまりカード式に整理されすぎた精神はかえって不毛となるだろう。by高橋和巳『現代の青春』

2015-10-26 10:31:08
荒木優太 @arishima_takeo

批評は対象の開示であると同時に、自己自身の開示でもある。by高橋和巳『現代の青春』

2015-10-26 10:34:23
荒木優太 @arishima_takeo

子どもが遊戯によって、大人の社会を予行するように、文学は、未来を予行する、おそらくは孤独な大人の遊戯なのである。by高橋和巳『現代の青春』

2015-10-26 10:36:01
荒木優太 @arishima_takeo

詩は志の之く所なり。心に在りては志と為り、言に発すれば詩となる。by『詩経』

2015-10-26 10:38:18
荒木優太 @arishima_takeo

「当時、私は〈骨格美〉と渾名されていて、割合骨太なくせに痩せており、ランニング・シャツの上からでも肋骨が数えられるほどだった」(高橋和巳『現代の青春』)。じゃあ、今日からお前はロッコツンなー。

2015-10-26 10:43:30
荒木優太 @arishima_takeo

「明治大学にいたころの研究室は、平野謙教授、本多秋五講師とのあい部屋であって、広さはいま一人いる部屋の四分の一ぐらいだったろうか」(高橋和巳『現代の青春』)。随分豪華な相部屋だな。

2015-10-26 10:45:42
荒木優太 @arishima_takeo

ヒッチハイカー(いやお前自分で走れよ的な) pic.twitter.com/RdkWcHp22y

2015-10-26 11:19:06
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荒木優太 @arishima_takeo

高橋和巳『現代の青春』読了。いいエッセイ集だった。それにしても石原慎太郎にコンプレックスもってるのが意外だった。初めて応募した新人賞で自分は一次も通過しなかったのに、石原は『太陽の季節』で鮮烈にデビュー。全然タイプ違う作家な気がするが、やっぱりそういうの気になるんだな。

2015-10-26 11:58:35