『現代農業』等の記事に出てくる「ヤロビ農法」メモ。

『現代農業』等の記事に出てくる「ヤロビ農法」について、読んだメモ。
4
猫の泉 @nekonoizumi

『現代農業』のバックナンバー読んでいたら、2012年3月号にヤロビ農法の実践記が載っていて驚いた。しかも、初めての実践でいきなり豪快に耕作全面積で。 ⇒冷水で催芽モミを鍛えてパワーアップ! 馬場さんの「低温ヤロビ」挑戦記 ci.nii.ac.jp/naid/400191975…

2015-05-26 00:13:21
猫の泉 @nekonoizumi

「低温ヤロビ」とは米の種モミを冷水に浸し、一旦、モミを催芽してから低温にあてるというもので、「動き出した種モミを生死の境まで追いやることで鍛える、という荒技だ。」と紹介されている。2000年4月号でも長年の実践者の紹介記事があったんだな。

2015-05-26 00:17:35
猫の泉 @nekonoizumi

「動き出した種モミを生死の境まで追いやることで鍛える、という荒技」、毎回やるの大変そうだな。

2015-05-26 00:25:46
猫の泉 @nekonoizumi

「幕開けからさっそく大波乱の展開!低温ヤロビ中に正体不明の「ドロドロの液体」が種モミの中から溢れてきた。」とかハラハラの展開をとげるけど、結果は成長速度もはやく、1割ほどの増収。ただ、いつもと勝手が違い上手くできなかったところもあり、もっと伸びるかもという。その後どうなったのか。

2015-05-26 00:24:28
猫の泉 @nekonoizumi

『現代農業』、ヤロビ求めて読んでいたわけではないのだけれど、2000年4月号のヤロビ記事も読んでみないとな。

2015-05-26 00:33:28

猫の泉 @nekonoizumi

この間、『現代農業』2012年3月号に載った低温ヤロビ実践記を読んだけど、今度は、参照元になった2000年4月号の記事の方・薄井勝利氏の記事・著作をチェックしてみたけど、あまり新規の情報はなかった。ただ、薄井勝利氏が本当に長年の実践者であり、農法普及の立役者であることはわかった。

2015-06-07 23:51:54
猫の泉 @nekonoizumi

2000年4月号の記事「冷水でヤロビ」、著作『健全豪快イネつくり』(1999)を見てみたけど、記事中に思想性は無いといってよく、かなり技術的な話。モミをイネの生育限界最低温度の5℃に遭遇させ、生死の境をさまよわせることで低温に適応させかつ成長を促進できるという。

2015-06-07 23:58:04
猫の泉 @nekonoizumi

あと、別のことで稲作関係の資料見ていたらそこにも薄井氏と低温ヤロビが出てきた。『稲作大百科5 精農家の栽培技術』(1991)。すべて農文協の資料だけど、農文協のルーラル電子図書館にもこの技術の言及がある。 lib.ruralnet.or.jp/genno/yougo/gy…

2015-06-08 00:04:26
猫の泉 @nekonoizumi

著作読んでて驚いたのは、低温ヤロビゼーション催芽機「(クール)芽ダリスト」なんてものが農業機械メーカーによって開発されていたということ。たしかに会社沿革にあった。しかもこの機械、開発にあたって薄井氏のところでテストしていたらしい。tiger-k.co.jp/corporate/hist…

2015-06-08 00:07:06
猫の泉 @nekonoizumi

農業関係は疎いのだけど、低温ヤロビは今も結構実践されている農業技術なんだろうか。

2015-06-08 00:08:21
猫の泉 @nekonoizumi

これは稲作関係の技術だけど、キクに対する光ヤロビ、イチゴに対する低温ヤロビなどもあるそうだ。それにしても、この「ヤロビ」技術、もとのヤロビザーツィヤ=春化という言葉からは、かけ離れてきているなw

2015-06-08 00:12:34
猫の泉 @nekonoizumi

ちなみに、去年、薄井氏が出された児童向け本の『バケツで実践 超豪快イネつくり』、さすがに児童向けだけにヤロビの話はないけど、↓の書評にもある通り、かなり「ガチ」な農業本だったので驚いた。 highlandfeet.wordpress.com/2014/03/02/%E4…

2015-06-08 00:16:36