続く汚染水の流出/低い海水の放射能濃度/増え続ける貯留水

東電1Fからは、今でもわずかずつ汚染水が海に流出しており、その状況は、1F近傍の海水の濃度から観察することができます。しかし、1Fから少し離れると、海水の放射能濃度はすでに事故前に近い水準まで低下しており、その状況は安定しています。
自然 原発 遮水壁 ストロンチウム サブドレン 汚染水
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東電1Fでは、海側遮水壁の完成(10/26)によって、汚染水の海への漏出量が激減するはず、と期待されており、また、サブドレンの運用開始(9/3)によって、建屋に流入する地下水の量が、徐々に減少するはず、と期待されています。 このまとめは「それ以前」(現在)の状況を確認するためのものです。

 

規制委「1F周辺の海水モニタリング」
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昨年9月に「規制委による1F周辺の海水モニタリング」 togetter.com/li/720182 というまとめを作ったのだけど、その後1年分のデータ(2015年7月採取ぶんまで)のデータをまとめたので、以下連ツイします。
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第1原発港湾のすぐ外側の、M-101、M-102のグラフ。 変動が激しいのは、流出する汚染水の影響を受けているためだと思われる。 pic.twitter.com/vhO7UW5OQI
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続き) 調査地点はこちらこれだけ1Fに近い場所でも、Cs-137、Sr-90ともに、事故前の10~100倍程度の濃度まで下がっている。(しかし、それ以上は下がってこない。) pic.twitter.com/H6jzR5JLYV
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続き)1Fの北東2km(M-103)、南東2km(M-104)のグラフ。 M-101、M-102に較べると数分の1程度の濃度(一桁までは違わない)で、変動もだいぶ少ない。 pic.twitter.com/yj4gQwaftc
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続き)東電も測定している3地点、T-D1(請戸川沖合3km)、T-D5(第1原発沖合3km)、T-D9(第2原発沖合3km)のグラフ。 Sr-90は、すでに事故前に近い程度。Cs-137も、事故前より一桁高い程度で安定している。 pic.twitter.com/TwALlumeti
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続き)調査地点はこちら。 グラフの最後、今年7月採取分でちょっと上昇しているのが気になるが、理由はわからない。 pic.twitter.com/pXhQfV3R5Y
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続き)データの出典は、原子力規制庁「海洋モニタリング結果」 radioactivity.nsr.go.jp/ja/list/428/li… の、「近傍・沿岸海域」→福島県周辺の海水のモニタリング[原子力規制庁」 より。
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続き)青山道夫さんは「(Cs-137の)外洋へのフラックスが最近では2014年に比べて20~25%程度に減少した」と結論づけているけれど、海水のSr-90を見ると、果たしてそういえるのかどうか、ちょっとわからない。 twitter.com/Kontan_Bigcat/…
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続き)海洋への汚染水流出には、地下水を通じた経路(Csはあまり出ない)と、直接出る経路(Csも出る)があり、後者が1/4程度になった、ということなのかもしれない。(あくまで仮説ですが。)
青山道夫「東電事故に由来する汚染水問題を三度考える」
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青山道夫「東京電力福島第一原子力発電所事故に由来する汚染水問題を三度考える」(「科学」 2015年10月号)、こちらでpdfが読めます→ ier.fukushima-u.ac.jp/english/public… 関連まとめ→ togetter.com/li/896136
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相変わらずな顔ぶれだけど、「東京電力第一原子力発電所事故に由来する汚染水問題を三度考える」(青山道夫)は読みたい。 twitter.com/IwanamiKagaku/…
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きのう『科学』10月号を買ってきたので、青山道夫さんの記事から、ちょっと紹介。(続く twitter.com/Kontan_Bigcat/…
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続き)「東電による北56放水口の精密測定では、2014年12月くらいから(海水中Cs-137の)明瞭な濃度低下がみられる。放射能としては 0.01~0.1 Bq/Lであり、依然として事故前の 0.001~0.002 Bq/Lよりは一桁大きいが、」(続く
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続き)「この濃度低下は、筆者(青山)が行っている富岡と波崎での継続的な測定結果とも整合している。」 「2013年から2014年でみられていた外洋へのCs-137の漏えいのースの80%程度は、海側のトレンチからであったことがわかる。」(続く
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続き)「しかし、完全に漏えいが止まると専用港の時定数 -0.44/day で減少しなければならないが、実態はそうではないので、1桁少ないが漏えいは続いていると見なければならない。」 「原子力規制委員会2015/6/3の議事録をみると「外洋への影響はない」と簡単にまとめられ」(続く
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続き)「海側トレンチを閉塞したことにより外洋へのフラックスが最近では2014年に比べて20~25%程度に減少したことと、しかし少ない漏えいが継続していることは明らかである。東京電力による北56放水口での直接測定に問題があるとともに、」(続く
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続き)「原子力規制委員会のデータを解析する科学技術の水準を疑わざるを得ない状況である。!!!大いに同意。 (続く
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続き)「東京電力は、港湾口一地点の(海水ガンマ線核種の連続モニタリングの)データを2015/4/1から公開しだした。しかし、そのデータはとても測定できているとは言い難いお粗末なものである。」 「一見してわかる問題は134Csと137Csの放射能比が」(続く
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続く)「半減期補正して1になるべきにもかかわらず、1付近に収束していないことである。0.5から4を超える値まである。」 「せっかく連続測定を始めたにもかかわらず、きちんと測定できていない状況はお粗末と言わざるを得ない。」 (この項おわり
規制委「沖合の海水モニタリング」
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ついでに、規制委「沖合の海水モニタリング」(Sr-90測定のあるぶんのみ) について連ツイします。 データ出典→ radioactivity.nsr.go.jp/ja/list/428/li… の「沖合海域」 twitter.com/Kontan_Bigcat/…
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コメント

木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi 2015年11月11日
こんなのも参考に。→Yahoo!個人 木野龍逸 http://ow.ly/UtGNp
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