【横山光輝「三国志」講座74「呂布の迷い」】

横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座74「呂布の迷い」26】 「掎角の計」とは、鹿をとらえるがごとき作戦。角は角を取る。掎は足を取る意味だと言います。まず呂布が城外に出ます。そうすると曹操は呂布めがけて兵を向けます。その時、城から兵を出し、曹操軍の後ろを叩くというのです。

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【横山光輝「三国志」講座74「呂布の迷い」27】 そのあと、曹操が城兵に向かえば、こんどは呂布が転じて曹操軍の後方を脅かすというものです。 呂布はそれはいい手だと、その作戦を行うことにし、準備を命じます。

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【横山光輝「三国志」講座74「呂布の迷い」28】 秋から冬へ向かう時期。外で戦うには、厚着をしなくてはいけません。呂布が出陣の準備をしていると、呂布の妻がやってきて、何をしているのかと尋ねます。いつの間にか結婚していて、妻とのなれそめは出てきませんが、大事にはされていたようです。

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【横山光輝「三国志」講座74「呂布の迷い」29】 城の外に出て戦うという言葉に驚く妻。呂布が城を空けた後、残った人は信用できるのかと尋ねます。呂布がもっとも信頼していた陳父子でさえ裏切ったのです。その言葉を聞いた呂布は、もし城に残った将の一人でも裏切ったらおしまいだと考えます。

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【横山光輝「三国志」講座74「呂布の迷い」30】 結局、呂布は作戦を中止にしてしまいました。三日経っても動きがないことにしびれをきらした陳宮が直談判に来ます。曹操軍には許都からおびただしい食糧が運送されています。今それを叩けば、相手に大ダメージを与えられるのです。