渡邊芳之先生ynabe39の「就職にしても結婚にしても子育てにしても「自分の意志で自由選択できる」ことが最大の不幸になってしまっている。」
千の風になって。
渡邊 芳之(わたなべ よしゆき、1962年4月22日 - )は日本の心理学者。帯広畜産大学人間科学研究部門(人文社会・体育学分野)教授。博士(心理学・東京国際大学)。 佐藤達哉、尾見康博との共同研究を中心に心理学論、心理学史、人格心理学や血液型性格分類の批判的検討などの分野に論文・著作を持つ。趣味はレコード蒐集。
http://ja.wikipedia.org/wiki/渡邊芳之
渡邊 芳之 -帯広畜産大学-
http://www.obihiro.ac.jp/ichiran/watanabe_yoshiyuki.html
学生に自分の言うことを聞かせたかったら学生が自発的にそうなってくれるように教育するのが教員の仕事で、そういう教育もできないくせに学生が言うこと聞かないと文句言ったり学生に強圧的に接したりするのはいまやハラスメントである。
2015-11-10 09:14:20「仕事が忙しいからPTAや町内会の仕事はできない」というのが認められて「PTAや町内会の仕事のために仕事を休みたい」というのは認められないのは今は当たり前に見えるが,ずっと昔からそうだったわけではない。
2015-11-10 09:41:531980年頃までの大人たちは町内会やらPTAの行事やらでけっこう仕事を休んでいた。むしろ「大事な仕事があるから町内会行事に出られない」みたいなことが認められるのは専門職や相当責任のある立場の人だけだったと思う。
2015-11-10 09:43:36もちろん町内会やPTAの重要性が低下したということはあるだろうが,むしろ「仕事の優先度だけ」がこの20年くらいで相対的に著しく上昇しているように見える。
2015-11-10 09:45:02若い人がそう考えるのはまさに「若いから」で仕方がないのだけど,今そうであることがずっと昔から同じようにそうであったと考えると事実と違うことはかなり多いと思う。
2015-11-10 09:46:47だいたいが昭和40年代には勤め人は日曜祭日は休みで平日もみんな夜6時頃には帰宅したのだし,家で商売やっていても日曜は休業で休みだったのである。いまはそういう人の方が少ないくらいになってしまった。
2015-11-10 09:52:31これももちろん大学生が増えた,求人が減ったという変化もあるのだが,いちばん影響が大きいのは「みんながたくさんの企業を受験するようになった」ことなのだ。
2015-11-10 09:56:24みんなが安全のために複数アプライするので「見かけ上の倍率」ばかりが上がるのは大学受験も就活も基本的に同じである。もしかすると「婚活」でもそうなっているかもしれない。
2015-11-10 09:57:30@ynabe39 それどころか就職して数年のゼミの先輩が大学にやってきて、うちに来いと引っ張られるので就職活動しない学生も多かったです。就職活動とはその先輩と呑みに行くことだったりした時代でした。
2015-11-10 09:57:44就活については学生が出願できる企業の数を5社までとかに制限すればみんな(就活生も企業も)ずいぶん楽になると思う。誰がどんな権限でそんな制限ができるかは考えないことにする。
2015-11-10 09:58:52@ynabe39 そこにビジネスチャンスがある、と思う人が出るのが良いのか悪いのかよく判りません。
2015-11-10 09:59:25これはホテルの予約と一緒で、キャンセルが無料だから「念のため」複数のホテルを抑えるひとがいて、そのためにホテルがなかなか取れないなどということがありそう。
2015-11-10 09:59:32就活では個人としてはたくさんアプライしたほうが得なのだが、全体ではアプライ数は少ない方がよい、という社会的ジレンマ構造になっているのかもしれない。
2015-11-10 10:00:13@ynabe39 地方ですが、自分の少し上の人達が、上京宿泊費を重複して受け取ったりして、就職成金と呼ばれてました(多くてもせいぜい数十万ですが)。 そのためにあえてあまり興味ない会社も回ったりとかした人も(^_^;)
2015-11-10 10:03:05われわれと同じように、就活にも「エフォート」を導入すればいいんだ。政府が発行するエフォートチケットを添付しないとアプライできないようにする。
2015-11-10 10:04:02求人倍率が1でも求職者がそれぞれ10社にアプライしていれば見かけ上の倍率は10倍になるわけだが,就活生も企業側も実質倍率10倍という意識になっちゃうから圧迫面接みたいなことがまかり通るのだと思う。
2015-11-10 10:12:15