日本語&日本人的感性における「私」の不確定性についての個人的メモ

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urara_nakamura @pas_pascal

@oqoom そういえばついでに…水さすの気が引けてずっと言いそびれていたけど、通訳者の憑依でどうしても頭から離れないのはトルシエのダバディです。

2011-01-26 11:16:01
urara_nakamura @pas_pascal

@oqoom 通訳者が憑依するのは日本人特有の現象みたいなこと言ってなかったっけ?ダバディフランス人なのであの文脈でいうのはどうかなとw

2011-01-26 11:25:01
okumura yūki @oqoom

@pas_pascal んー、でも彼が使ってるのは日本語なのでまったく問題ないです。乗り移られちゃう傾向は日本語の構造に原因があるのでは...ってのがミソなので。

2011-01-26 11:26:18
okumura yūki @oqoom

@pas_pascal でも、前もつぶやいたけど、英語の通訳者でも乗り移られることはけっこうあるようです。そこらへんの事例をもう少し研究したいところです。。。向こうのニュースを見れば一発だろうけど。

2011-01-26 11:27:16
urara_nakamura @pas_pascal

@oqoom ゲシュタルト崩壊じゃないにしてもw その「言葉再発見」の旅は新しく「生まれ直している」感じで、なかなか新鮮

2011-01-26 11:33:32
urara_nakamura @pas_pascal

@oqoom ダバディの場合は日本語であることもそうなのかもしれないけど、普通の通訳以上に、何よりも選手に説得力与えるためには憑依する必要があったのかもしれない。

2011-01-26 11:40:20
urara_nakamura @pas_pascal

@oqoom 前に話してた韓国ドラマの吹き替え+字幕二重構造からもいろんな問題を抽出できるかも。最近実感してるのは吹き替えはひとのイメージが微妙にズレてしまうのが致命的で「一言もわからない言語」でも字幕の方がいいということ。音声よりも文字の方がイメージ操作ができる。

2011-01-26 11:58:53
okumura yūki @oqoom

@pas_pascal そうですね!字幕+吹き替えの二重構造はかなり使えそう(←そればっか)。吹き替えはイメージがズレるのが致命的でもあるけど、面白いところでもあります。宮崎アニメにおける芸能人の吹き替えの効果も、真剣に分析するとかなり面白いと思う。

2011-01-26 12:11:21
urara_nakamura @pas_pascal

@oqoom そういえばアニメの吹き替えというのはまたちょっと違うヴァリエーションで面白い。もともとの「声」がないんですものね。どう捉えたらいいか研究しがいがある。

2011-01-26 12:35:04
okumura yūki @oqoom

@pas_pascal たしかに。でもそういう研究はすでにありそう。声優論みたいな感じで。

2011-01-26 12:40:56
okumura yūki @oqoom

@pas_pascal 最初に宮崎アニメで芸能人の声を聞いたとき、その人の顔が浮かんで、それとその人が担当してるキャラの顔とが二重になって、そのズレに何かを感じました。最近は声優自体が芸能人みたいになってるから、特殊な事例じゃなくなってるのかもだけど。

2011-01-26 12:41:36
urara_nakamura @pas_pascal

@oqoom だんだん頭がこんがらがってくる。アニメの場合は「声」じゃなくて「顔」が二重写しになるのね。じゃ役者の吹き替えを役者がやる場合は「顔」も「声」も二重になる。と、ここで渡辺謙が自分で自分の吹き替えしていたことにつながる。面白い。

2011-01-26 13:00:10
okumura yūki @oqoom

@pas_pascal おお、渡辺謙問題に収斂!すばらしい。おもしろいですね。

2011-01-26 14:11:25
okumura yūki @oqoom

@misatotkd それはよくあるよね。S/he's like...のあとにその人になりきって(モノマネして)喋るという。異言語間の通訳とは別の話のような気もするけど(いや、結局は同じことかも)でもこの事例から、欧米人も簡単に他人になりきれるということがわかるなあ...Thx!

2011-01-26 21:11:54
urara_nakamura @pas_pascal

@oqoom 渡辺謙の自分で自分の吹き替えには「ズレ」とか違和感はなかったのか興味ある。そこのところもう一度 @kktnk さんに聞いてみたいな。あら?オクムラさんもそれ見たんだっけ?

2011-01-26 22:23:03
okumura yūki @oqoom

@pas_pascal 見ましたよ。んー、口の動きが違うのでもちろんズレはあるんだけど、明らかに本人の声という点では違和感がないので、それこそ引き裂かれる感じかなあ。もう一度見てみたいです。 @kktnk

2011-01-26 22:26:19
okumura yūki @oqoom

通訳の人称問題。いろいろ調べると、やはり英語の通訳さんも一人称でやる場合が多いようだ。特に同時通訳では。あるいは、医療の現場や法廷における通訳では。

2011-02-24 01:09:05
okumura yūki @oqoom

でも逐次通訳では三人称になることも多いようだ。

2011-02-24 01:10:18
okumura yūki @oqoom

今のリンクでの会話、面白い。Aさん「同時通訳でブースにいる場合、一人称でやる。逐次通訳で話者の横にいる場合、三人称にすることがある」

2011-02-24 01:14:36
okumura yūki @oqoom

Bさん「つまりこういうことではないか。ブースにいるとあなたの身体は人々に見えないので、話者の身体にあなたの声を重ねることが自然にできる。話者の横にあなたの身体が存在している場合はそうではない」

2011-02-24 01:15:58
okumura yūki @oqoom

まーでも、病院や法廷では通訳さんの身体もそこにあるわけで、この説は実情にはあまり対応してないけど、でも根本的にはきっと間違いじゃない気がする。とにかく、一人称で訳すには、通訳さんが透明な黒子にならなきゃ。

2011-02-24 01:17:54