英雄という概念
- tetlazotlaliztl
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何かのグループ(地域なり国なり世界なり)を救った人物に掛ける言葉として「あんなむちゃなことをやってのけて救ってくれたんだな、おまえは英雄だな!」ってあんまりしっくりこない概念 どっちかというと「お前は勇者だな!」ってのがまだギリ許容範囲
2015-11-14 21:47:35それこそやっぱり英雄とは神格化に等しいのでは……そして神格化とはすなわち主観によるあることないことの美辞麗句で固められた偶像ということでは……つまりやはり英雄は人間ではないのでは……?仮に人間でも同じ人間として扱ってもらえないある意味の差別なのでは……?
2015-11-14 22:03:13某RPGのせいか、 勇者は「政治的に操作出来る(扱いやすい)存在」 英雄は「既に政治の一部に組み込まれてる(扱いにくい)存在」 なイメージが近いのかも。私の中で
2015-11-14 22:04:00うんうん唸って考えてたけど、誰かの為に戦う人間は英雄というよりまず「ヒーロー」というカテゴリに入り、それが経年変化で「英雄という概念に適合した場合」にようやく英雄と呼ばれるような…そういう…(フィーリング論
2015-11-14 22:10:09そもそも例えば英雄と呼ばれる人物を英雄と呼ぶシチュエーションって、その英雄が『英雄的行為』を行った後にある種プロパガンダ的な感じで呼ぶことが多いと思うんだよね 実際英雄という言葉はプロパガンダなどによく使われるし外国語から邦訳されるときも「英雄」と翻訳されることが多い
2015-11-14 22:08:45つまり英雄という言葉にはその該当する人物が存命そうでないに関わらずそのものに宣伝力(パワー)があり、英雄譚という言葉が存在するように英雄の活躍を描いた物語としてその行動自体が一種のストーリー性を伴っているのでその英雄の死すら、場合によってはよりそのパワーを強める要因となる
2015-11-14 22:13:47偶像だな 前にイスラム教における正統カリフの話(一度姿を隠したものがもう一度大いなる危機に直面したとき帰還する型の言い伝えの例)したけど正統カリフをいわゆるキリスト教における聖人みたいな感じで崇める人たちも実際にいて、まま偶像崇拝として扱われるけどそれに近いものを感じる
2015-11-14 22:18:01いやある意味偶像化しているという点でこう三河武士としては「家康やっぱ英雄候補でありBSRが大河ならいつか死ぬから英雄じゃん…(確信)」ってなってこうむせび泣くわけなんですけど
2015-11-14 22:19:51超絶個人的な英雄のイメージって「目的を持って行動してたら周囲の人間と利害が一致し、気がついたら自分と同じ行動をする人はいなくて人々は英雄頼みになり、その結果英雄が去っても死んでも“人々のために尽力した英雄”として語り継がれやがて個人としてのその人が風化していく」っていうのがあって
2015-11-14 22:19:23だからなのか英雄という言葉に「英雄様すごいわ~~自分たちにはできないわ~~」っていう他力本願オーラを感じてしまい、なんだろう、こう、褒め言葉として使うべきじゃない気がしてしまうのであった……
2015-11-14 22:22:08緑茶をロビンフッドと呼ぶことに対する感情もそれ 仮面ライダーOOOで、人々が「オーズ」が仮面ライダーだとも知らず「オーズを呼べば助けてくれるらしい」という認識のもとに助けを乞い、助けに来て、それを見た比奈ちゃん(ヒロイン)の叫んだ「映司くんは都合のいい神様なんかじゃない!」のアレ
2015-11-14 22:27:04