朝日新聞三浦記者が取材した、アフリカ中部のコンゴ民主共和国でレイプされた女性たちを守る病院。

紛争下、日々数百人規模でレイプが続くとされるアフリカ中部のコンゴ民主共和国。「女性にとって世界最悪の場所」と呼ばれる同国東部ブカブ近郊の鉄製の柵で守られたパンジ病院。内戦直後の98年から紛争下で性的暴行を受けた女性たちを受け入れてきた。その数約3万人以上という被害の実情。設立者は産婦人科医ドニ・ムクウェゲ。「兵士は敵民族の女性をレイプし、性器を破壊し子を産めなくする。エイズに感染させ社会にダメージ続きを読む紛争下、日々数百人規模でレイプが続くとされるアフリカ中部のコンゴ民主共和国。「女性にとって世界最悪の場所」と呼ばれる同国東部ブカブ近郊の鉄製の柵で守られたパンジ病院。内戦直後の98年から紛争下で性的暴行を受けた女性たちを受け入れてきた。その数約3万人以上という被害の実情。設立者は産婦人科医ドニ・ムクウェゲ。「兵士は敵民族の女性をレイプし、性器を破壊し子を産めなくする。エイズに感染させ社会にダメージを与える」
コンゴ 性犯罪 アフリカ
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  • 三浦英之 @miura_hideyuki 2015-11-19 23:04:14
    ①パリや中東のテロに世界がすくむ。一方で光のあたらない悲劇も続く。紛争下、日々数百人規模でレイプが続くとされるアフリカ中部のコンゴ民主共和国。「女性にとって世界最悪の場所」と呼ばれる同国東部に入った。 pic.twitter.com/4ZAyrFVHYv
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  • 三浦英之 @miura_hideyuki 2015-11-19 23:09:23
    ②午前7時、ブカブ近郊のパンジ病院。鉄製の柵で守られた病院中庭に女性たちが集まり、スワヒリ語の聖歌を歌う。ほぼ全員がレイプの被害者だ。内戦直後の98年から紛争下で性的暴行を受けた女性たちを受け入れてきた。その数約3万人以上。 pic.twitter.com/6SvHXk3IjG
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  • 三浦英之 @miura_hideyuki 2015-11-19 23:13:40
    ③多くは性器を火であぶられたり劇薬をかけられたりして大けがをしている。家族の面前でレイプされ精神的にも傷を負っている。病院ではまずは何が起きたのかを理解させる。たとえ手術を施しても、食事を取らなかったり、薬を飲まなかったりするからだ pic.twitter.com/6Zm6HmYzuA
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  • 三浦英之 @miura_hideyuki 2015-11-19 23:18:53
    ④「私は2度誘拐された」と30代女性は言った。最初は99年。教会で兵士に囲まれ3人の女性と森へ。十数人にレイプされた。翌日女性2人が逃げようとしたが見つかり、2人は灯油入りバケツを頭に担がされ、火をつけられて全身火だるまで死んだ pic.twitter.com/kw5W9gMH1g
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  • 三浦英之 @miura_hideyuki 2015-11-19 23:22:36
    ⑤その後彼女は部隊長の「妻」となり、森の中で4年暮らした。象を襲って肉を食べた。その間ずっとレイプは続き、3人の子どもを出産。ある日、部隊長から「言うことを聞かない」と銃剣でのどを刺された。数週間後、隙を見て子ども3人と逃げた pic.twitter.com/VFba42RJze
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  • 三浦英之 @miura_hideyuki 2015-11-19 23:25:48
    ⑥しかし14年7月、再び兵士に襲われ、再びレイプの日々が。翌月妊娠し、子どもを産みたいと懇願すると、兵士の一人が逃がしてくれた。「今の不安は子どもたちのこと。大人になったとき、父親が戦場のレイプ魔だったと知ったらどんなに悲しむか」 pic.twitter.com/QNoCYyk168
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  • 三浦英之 @miura_hideyuki 2015-11-19 23:28:48
    ⑦子どもの被害も少なくない。ブカブ北方の村の少女(3歳)。母親によると昨年9月、留守中に家が襲われた。娘が独りで床に座っていた。精子のにおいがしたのでお尻を触ってみると血だらけだった。性器は切り裂かれ、股関節が外れそうになっていた pic.twitter.com/mv3hcfBlzF
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  • 三浦英之 @miura_hideyuki 2015-11-19 23:31:15
    ⑧村ではその日3歳から18歳まで計20人がレイプの被害を受けた。母親は「毎日おびえて暮らしている。逃げたいが避難できる場所が見つからない」。病院担当者は「病院でケアを受けている200人のうち、25人は10歳未満の子どもだ」と話した pic.twitter.com/VgpcG6XuYF
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  • 三浦英之 @miura_hideyuki 2015-11-19 23:38:57
    ⑨パンジ病院の設立者は産婦人科医ドニ・ムクウェゲ(60)。毎年ノーベル平和賞の候補者に挙がる。「ここではレイプが地域社会を破壊するための『兵器』として使われている」と国際社会に訴え続けてきた pic.twitter.com/sMtft0y1Qg
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  • 三浦英之 @miura_hideyuki 2015-11-19 23:43:02
    ⑩兵士は敵民族の女性をレイプし、性器を破壊し子を産めなくする。エイズに感染させ社会にダメージを与える。レイプされた女性は汚れていると見なされ家庭に戻れなくなる。生まれた子どもは阻害され「影響は化学兵器のように何世代にも渡って続く」 pic.twitter.com/xdp6ziz2vf
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  • 三浦英之 @miura_hideyuki 2015-11-19 23:46:49
    ⑪牧師だった父の姿を見て医師に。内戦で自らの患者数十人が虐殺されると、草原にテントを張って女性たちを受け入れ続けた。12年、国連での演説直後に武装勢力に自宅を襲われ、ガードマンが射殺。以後、家族と病院に住み込みながら治療にあたる pic.twitter.com/bu1mNIpLkl
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  • 三浦英之 @miura_hideyuki 2015-11-19 23:49:37
    ⑫「この国の内戦は民族対立ではない。資源をめぐる経済戦争だ」と彼は言う。「市民を殺し、レイプし続ける武装勢力を通じて日本もレアメタルなどを輸入している。繁栄の裏には人生を破壊されている無数の女性たちがいることに気づいてほしい」 pic.twitter.com/KXQzfX4ZKZ
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  • 三浦英之 @miura_hideyuki 2015-11-19 23:54:54
    ⑫私の個人的な感想。記者になって16年。様々な人を取材してきたが、これほど大きな人を他に知らない。内戦地で文字どおり命懸けで戦っている。人々に強く求められている。そういう人は本当に強い pic.twitter.com/4LIonJkALO
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  • 三浦英之 @miura_hideyuki 2015-11-19 23:58:26
    ⑬コンゴ民主では13年に政府と反政府勢力が和平協定が結んだ。が、混乱が収まらない。国連によると東部には昨年の段階で54の武装集団がおり、政府軍の兵士らも女性をレイプしている。「薪集めやトイレの使用ですら安全に行えない状況」だ pic.twitter.com/sfCIy3RJBs
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  • 三浦英之 @miura_hideyuki 2015-11-20 00:02:09
    ⑭レイプ被害については内戦状態で大多数が名乗り出ないことから特定は難しい。米公衆衛生研究家が11年に発表した報告では、06~07年の1年間に40万人以上がレイプされた。1日1100人以上。関係者は「実際の数は誰にもわからない」(終) pic.twitter.com/JoahuQRvz4
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  • 三浦英之 @miura_hideyuki 2015-11-20 16:38:56
    (追加)現地では内戦を「プレイステーション戦争」と呼ぶ人たちがいる。ソニーを非難しているのではない。我々が使う精密機器に不可欠な希少金属をめぐって内戦が引き起こされていると訴えているのだ。コンゴ民主の悲劇と日本の繁栄は直結している pic.twitter.com/wFPRKluHqg
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  • 丹治吉順 aka 朝P @tanji_y 2015-11-20 19:45:03
    三浦特派員による渾身のコンゴルポはこちら。戦慄の内容です。ログインが必要ですが、無料登録でお読みいただけます。ぜひ>(世界発2015)無差別性暴力、内戦の闇 コンゴ民主共和国、救済進まず:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/DA3S1…

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