(一旦まとめ)韓話球題　LGツインズ編

韓台これくしょんやきう艦娘 @takao_hiryu_asb

この流れでやってもいいものかなあ？ そろそろ韓話球題の続きやらないと私も忘れちゃうんだよね… このチームの2000年代の低迷… その中でももがいて、あがいて、闘うスラッガー達。 ＬＧツインズ編　後編… pic.twitter.com/WVXTMuv59s

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一人はかつて30－30を達成し日本球界にも渡り、ＫＢＯ通算でも2000本安打を達成した男 一人は球界一の色男として人気の俊足巧打のヒットマン 一人は怪力と強肩、ガタイの良さでホームベースを守り続けた。 イ・ビョンギュ パク・ヨンテク チョ・インソン この3人と共に振り返るよ

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【代打飛龍の韓話球題】Vol6　LGツインズ編　後編 pic.twitter.com/nNV2VGuOKv

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2000年からイ・グァンイン監督が就任し、同年はドリームリーグ1位でプレーオフに進出したツインズだったんだけど、結局斗山ベアーズに敗れちゃって韓国シリーズには行けなかったんだ。 そこでチームはある有能な手腕のコーチを監督代行から監督に据えて、翌2002年シーズンに入ったんだ。

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彼の名はキム・ソングン。 もう何度か挙げてるからお分かりかもしれないけど、不振の球団建て直しに関してはこの人の右に出る人はいないまさに名将だよ。 (後方で野村克也さんとともに写る人がキム・ソングンさんですよう) pic.twitter.com/sSttzWs9RI

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翌年、チームは息を吹き返したように勝ち始めるんだ。 1リーグ制に戻ってからの最高順位の2位をマークし、韓国シリーズに出場することも出来たんだ。 その時主軸として活躍していたのが、この3人。

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主軸打者一人目は日本でもお馴染み「ビョンさん」ことイ・ビョンギュ。 1997年の新人王で、1999年には.349 30本塁打 31盗塁のトリプルスリー達成など脚と打撃を兼ね備えたスラッガー。 pic.twitter.com/jNsSUGYySl

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主軸二人目はハンサムな顔立ちでこの年入団し一気に人気選手に成長したパク・ヨンテク。 KBOでは当時でも珍しい右投左打選手で、３塁打の多いパワーもある快速外野手として後に盗塁王・首位打者にも輝くアベレージヒッターだよ。 pic.twitter.com/tYi9jk5YqL

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三人目はこの前年くらいから正捕手としてマスクを被り、強肩強打を武器に以降2011年まで正捕手を張り続けた大型捕手、チョ・インソン。 なんと座ったまま２塁送球で俊足のランナーをバッタバッタ撫で斬りにする程の強肩だったんだよね。 pic.twitter.com/NWiv7GzGrS

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2002年、韓国シリーズの相手は当時絶好調の破壊力打線と安定した投手陣を誇ってきたサムソンライオンズ。 イ・スンヨプ選手、マ・ヘヨン選手のホームラン攻勢にもめげずに闘ったんだけど、結局2勝4敗でシリーズは敗退。 ただ、希望の持てるシーズンとして締めくくる…はずだったんだ。

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シーズン終了後… 新就任した球団社長「キム・ソングンのやっとる野球は選手を縛りつけとるだけや。僕は好かんね」 キム・ソングン「いやそれでここまでのし上がったんでっせ？来年も指揮するのが順当でっしゃろ？」 球団社長「いや。キミもうええわ。僕の知り合いのヤツに監督してもらうさけ」

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そうしてこんな形でクビにされたキム・ソングン監督… キム・ソングン「…絶対に許さんぞあの糞社長。見とれよ。今に別のチーム建て直してＬＧキャンキャン言わせたんぞ…」 そしてそれは2007年、ＳＫワイバーンズで達成されるんだけどそれは別のお話。

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というわけで建て直しの第一人者のキム・ソングンと喧嘩別れになったＬＧツインズ。 そしてこれが、ＬＧの長期低迷の引き金になっちゃったんだ…

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2003年は1990年代韓国シリーズ優勝に導いたイ・グァンファン監督の再登板だったんだけど6位に終わりこの年限りで退任。 2004年からイ・ジュンギル監督が就任もまた6位に終わり、 2005年と3年連続で6位と成績不振が目に付くようになってしまってね…

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それを尻目に同じ蚕室本拠地のライバル、斗山ベアーズが2000年代に入って3回も韓国シリーズ進出という強豪球団に変貌してきたこともあって… 一時は「ソウルのプライド」と呼ばれ観客動員数では圧倒的優位にあったツインズだったんだけど、その差は年々縮まるばかりでね…

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2006年には球団創設初の最下位に沈んでしまい、イ・ジュンギル監督も途中休養。 とどめに投手インストラクターだった加藤初さんをＳＫワイバーンズに引き抜かれ、オフには国外ＦＡでイ・ビョンギュ選手が中日ドラゴンズに移籍と全くもっていいところがなくてね…

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翌2007年、現代ユニコーンズを4度優勝させた名将キム・ジェハクさんを監督に据え、メジャーリーグからＷＢＣ代表左腕のポン・ジュングン投手を特例復帰させたりしてチームの強化を図ったんだ。 結果はプレーオフ争いの5位。上々に見えたんだけど pic.twitter.com/wyAaJXeIYW

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翌2008年、どうにもこうにもこのチームの悪い流れはキム・ジェハク監督を持ってしても追い出せなかったみたいで、2度目の最下位に沈んじゃってね… ポン投手、オクスプリング投手は成績を出してたんだけど他の投手が軒並み崩れた上、打線も低調に終わっちゃってね・・・

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翌2009年、意趣返しってワケじゃないけどＳＫからＦＡでＷＢＣ戦士イ・ジンヨン選手、ヒーローズから安打製造機三塁手チョン・ソンフン選手を獲得。 さらに前年途中加入後主軸になった元ヤクルト・巨人のペタジーニ選手を加え打線を強化。 pic.twitter.com/f8ht3HPBXh

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さらにこの年パク・ヨンテク選手がロッテのホン・ソンフン選手との熾烈なバットマンレースを制して見事首位打者に輝き… 前年から先頭打者、9番打者として俊足をフル発揮し盗塁王にも輝いたイ・デヒョン選手も加わり… それでも7位フィニッシュ。 pic.twitter.com/BnefuNtwHE

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投手陣が好投するとき(特にポン・ジュングン投手)に限ってまあ打線がからっきし打てなくなって、投手陣が耐え切れず失点。 8月にはシム・スチャン投手とチョ・インソン捕手がリードを巡って試合中のマウンド上で激しい罵り合いになったりしてね… pic.twitter.com/j7loxm5zXJ

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まあこんな状態は翌年も続いたんだ。 しかもまたＦＡでヒーローズからイ・テククン選手を獲得したり、 中日からイ・ビョンギュ選手が戻ってきたりしたんだけど… パク・ヨンテク イ・デヒョン イ・ジンヨン イ・テククン イ・ビョンギュ アン・チヨン 外野手がダブついちゃってね…

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・戦力層が余りにも偏りすぎ ・懸案の投手陣がなかなか整備されない ・チームも長期低迷で斗山に人気を奪われる 2000年代のＬＧは本当に見ていて切なかったんだよね。 当時はロッテも低迷してたんだけど、2000年代末にプレーオフ連続出場もあったりしたからまだ良かったんだよね…

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2011年は前半こそ首位争いをしていたものの、夏場から勝率を下げる一方でハンファと同率6位に終わり、9年連続ポストシーズン進出失敗の不名誉な韓国プロ野球新記録を塗り替えちゃってさ。成績不振の責任を取る形でパク・ジョンフン監督も辞任し、キム・ギテ監督が就任したんだ。

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2012年、ショッキングな出来事が起こるんだ。 前年から疑われていたサッカーＫリーグの八百長事件がプロ野球にも波及。捜査の結果、前年チーム内最多勝投手だったパク・ヒョンジュン投手、キム・ソンヒョン投手の二人が八百長試合に加担していたことが判明。 2人は球界から永久追放になってね…