140字(+全キャラ編)

薬宗+誰か、石かり+誰か、髭膝+誰かの140字ss 当本丸に未実装な子はいません。 すごく大雑把な当本丸設定付きなのでご注意下さい。 接点を大雑把にいれましたが間違ってる可能性があります。 続きを読む
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三日月宗近

セクハラじじいであり、好々爺であり、狸爺。
薬研くんと足利で会ったのをきっかけに宗三さんに絡まれた。
豊臣時代すでに青江ちゃんの尻くらいもんだことがあるんじゃないだろうか(ただのスキンシップです)
兄者とは仲良し。とても仲良し。というか、三日月さんとじゃなきゃ生存も偵察もあげなかったので兄者が懐いている。

やまたに @mw_snc

三日月様。彼らを見るたび、そう呼んだか細い声を思い出す。どうか昔話をしてくださいな。焼けた刀が乞い願う、腹を通さぬ短刀の話を思い出す。骨喰と二人、話してやった足利の話を。薬研、そこにいるのは可愛い蝶ではないぞ。六百年、恋に狂った蜘蛛の巣だ。(薬宗+三日月)

2015-11-12 10:48:45
やまたに @mw_snc

して、どこに惹かれた。穏やかな笑みで三日月は尋ねる。なに、嫁に来る気ならこれくらいしなくては。指折り数えて出てくる言葉に、そうかと頷く。大事にしてくれるか。勿論、と青江が言うから次の問い。夜も大事ないか。腰がきつ…じゃないよ、馬鹿っ。なんだ、引っかからないか。(石かり+三日月)

2015-11-22 15:50:55
やまたに @mw_snc

お前の弟は可愛いなぁ。三日月は黒石を打つ。そうだねぇ。頷くと髭切は白い碁石を盤に乗せる。勝負はやや白が優勢だ。先日もお前が留守のとき。言いかけてやめる。なあに。いや、真面目に考えなければ負けてしまうな。ははは、と笑うと髭切が手をあげて。君の勝ちでいいよ。ふむ。(髭膝+三日月)

2016-10-27 09:05:22

小狐丸

石切丸さんと同居中の同名の刀があるのでその辺もひっくるめて石切丸さんが飼い主みたいになっている。

やまたに @mw_snc

毛並みを自慢していたら、宗三の髪が一番だと子供が言った。ならばと訪れた先はそれほど悪くはないけれど、特別大事に手入れしているようでもなく。私の方が毛並みがいいではありませぬか。呟いた言葉に男が笑う。彼の評価の最上位は僕ですから。ほう、なんとかは盲目というやつですね。(薬宗+小狐)

2015-11-22 15:44:20
やまたに @mw_snc

大きいけれど小狐ですので、くすくす笑った化け狐が御神刀の膝に頭を乗せている。ならば、と膝の持ち主を睨んで見ると、狐のすることだからと返された。そうそう狐のすることですよ。重なる声に苛立つと、伸びる手。狐だからね。うん。誰もひとは見ていないよ。触れる体温、触れる唇。(石かり+小狐)

2015-11-12 12:11:12
やまたに @mw_snc

目の前に油揚げが山盛りだ。稲荷寿司も。厚揚げも。何の企てじゃ。小狐丸はそう聞いた。目の前の男は頭を下げて。兄者がその髪をもふもふしたいと申すので、何卒どうにか。御主に利がないではないか。彼はきょとんとした顔で。最後に俺の頭も撫でてくださるぞ。それが褒美か犬ころめ。(髭膝+小狐)

2016-10-25 23:59:01

石切丸

大きくて強くて更に御神刀という短刀達に大人気のパッパ。
薬研くんも例外ではない。
一応悪源太の太刀でもあるけれど、神社の刀であると認識はしている。ただ、雷が鳴ると昔を思い出す。

やまたに @mw_snc

あんたみたいだったらなぁ、白衣を着た子供が呟いた。大きな体、強い力、背丈の長さに、神の剣。おまけに今も健在だ。指折り数えられるそれに石切丸は苦笑した。無意味な願いだ。実に、無意味な願いだ。そんな姿を見せたい相手は私なんてどうでもよくて、君だけしか見ていないのにね。(薬宗+石切丸)

2015-11-12 12:49:10
やまたに @mw_snc

雷は好きだな。寂しがり屋の彼が言う。うちの社は雷神様で弟には雷を模した廊下がある。そうして石切丸を指差して。あなたの主も雷様だ。ゴロゴロ、ピシャン。雷が落ちる。あれは誰が呼んだのかなぁ。その頭を軽く撫でて。私といると嫌なのは君の弟だろうね。遠征部隊も戻ったようだ。(髭膝+石切丸)

2016-10-27 09:27:53

岩融

みんな大好き岩融先生によるレベリング幼稚園。
石切丸さんとは主の主の長兄の佩刀という難解な関係(悪源太の佩刀説付き)。
兄者と遺恨はないけれど頭は下げない。

やまたに @mw_snc

薬研をよろしくお願いします、一期に頭を下げられて岩融は笑いが込み上げた。短刀強化の出陣だ。大抵保護者がいるものだからそれがおかしいわけではない。ただ、全く同じ台詞で頭を下げた打刀が先程までいたのだ。どうかどうか、僕の知らないところで折れませぬよう。全く心配性共め。(薬宗+岩融)

2015-11-21 12:12:46
やまたに @mw_snc

三条は自由すぎる、よくそう言われるものだと岩融は思う。それも、質が悪いことにわかっていて奔放に振る舞う輩が多いのだから、そこに嫁入りするのはさぞかし大変だろう。それもわかって、岩融は青江の味方をする。兄上様のお嫁さんですからね、小さな自分の主がそう望むので。(石かり+岩融)

2015-11-12 14:09:00
やまたに @mw_snc

かくまってくれ。膝丸が岩融の背に張り付く。布の中に綺麗に潜って。だが、と人影に岩融は苦笑する。悠々と歩く彼の足に迷いはない。ねぇ、出ておいで。甘い声。視線は岩融の背中に。兄を鬼にしたいのかい。彼の嫉妬は毒のようだと、いらないことを岩融は知ってしまった。(髭膝+岩融)

2016-07-25 18:31:39

今剣

ひとの話を聞いてくれない。
すきなひと、どうでもいいもの、きらい、の3つで動いている。
よしひらさまのかたなはすき、さよくんもおともだち。
膝丸くんのことは薄緑と呼んでいる。

やまたに @mw_snc

さよくん、呼ぶ声に青い目が一瞬こちらを向いて、また外へ。さよくん、あそびましょう。うん。返事はすれども動かない。なら、じゃましにいきましょうか。二人の間に飛び込めば、いい雰囲気もなくなるだろう。けれど、小夜は首を横に振る。いいんだ、兄様はあいつといて幸せそうだから。(薬宗+今剣)

2015-11-12 16:39:56
やまたに @mw_snc

きてください、そう言って今剣は青江の手を引く。行く先は加持祈祷中の石切丸のところだ。入口の扉に立って、息を軽く整えて。あ、これをかしてあげますね。薄地の被衣を頭に乗せれば、西の方の衣装とよく似ている。はい、およめさんですよ。布地の奥で頬が染まるのが見えた。(石かり+今剣)

2015-11-19 15:04:11
やまたに @mw_snc

今剣が髭切を苦手なのは、なにも頼朝のせいだけじゃない。同じ主を持った刀、薄緑の名前をちっとも覚えないからだ。ひどいひと。罵ると彼はいつだって気にした風もなく笑う。君だって名前を呼んでやらないくせに。あのこは僕とお揃いの名がいいんだよ。髭切に戻った男はそう言うのだ。(髭膝+今剣)

2016-07-25 18:17:55

大典太

鳥っぽい刀には近寄れない。
石切丸さんは治癒の刀だし、大太刀だし、三条だし安全そうだな、とは思ってる。

やまたに @mw_snc

籠の鳥、を自称する男から大典太は距離を取る。鳥はいけない。鳥は。そんな大典太にひょいと表れた短刀が気にするな、と笑いかける。もしあんたが殺しかけるなら、俺がこれ幸いとトドメをさせばいいだけの話だからな。果たしてそれが冗談なのか、彼にはわからなかった。(薬宗+大典太)

2016-08-19 14:00:46
やまたに @mw_snc

同じ病を治す刀でありながら、その大太刀は人に近い。人に寄り添う。だからこそ、人のように刀を愛でることが出来るのかもしれない。羨ましいものだ。大典太の呟きに気付いた大太刀が駄目だよ、と口にする。青江は私のだからね。そういう意味じゃない。(石かり+大典太)

2016-08-19 14:59:38
やまたに @mw_snc

君は優秀だな。膝丸が告げる。君がいると鳥が来ない。薄らと笑みを浮かべて。兄者は烏がお嫌いだから、君が来てくれて本当によかった。大典太の傷口を抉る言葉を幸せそうに。確かに烏はここに来ない方がいいだろう。また足を切られてしまうより、逃げてくれた方がずっといい。(髭膝+大典太)

2016-10-23 01:18:33

ソハヤノツルキ

色んな相手に色々思うことがありすぎて結局フレンドリーに接している。
宗三さんは織田の刀扱い。

やまたに @mw_snc

結局彼は徳川の刀にならなかった。ソハヤはそう思いながら、その刀と隣の短刀を眺める。笑う。見たこともない顔で。怒る。拗ねる。また笑う。織田の短刀はそれを愛しげに見つめていて。ああ、だからこそ彼は徳川の刀になれなかったのかもしれないと、そう思った。(薬宗+ソハヤ)

2016-08-19 12:44:35
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