野々村竜太郎さんの過激報道に対する倫理観→仕事への姿勢→人格→感情の権利化の危険性→日本人の特徴と日本の社会風潮

けんちゃま @rodomangreat

その人の表面的な人格やキャラや印象というのは仮面や演技なのでいくらでも多くの人を錯覚に陥らせ騙すことができる。

けんちゃま @rodomangreat

むしろ仕事の様子やふとした言葉や無意識の部分にその人の本性はあらわれるので、表面的なものでお客さんを騙して利益を得るメンタリティというのは外国産を国産と表記して利益を得るようなもので、根底ではお客さんを見下しバカにしてるのだ。

けんちゃま @rodomangreat

自分がバカにされ見下されて生きてき事への強い反動ゆえに作られたメンタリティーなのかもしれないけど。神経の深い部分や無意識の部分での他人への態度は自分そのもので、他人の深いところやフィーリングでの自分に対する感情や態度というのは自分そのものなんだなあと思う今日この頃。

けんちゃま @rodomangreat

いろいろと不平不満があって言う「不公平だ、平等で公平に」といった主張のほとんどは「自分に不満がある」「自分が損をしたくない、自分が得をしたい」という感情を平等性や倫理観のようなものに転化させ権利として主張してるだけなんだと思う。

けんちゃま @rodomangreat

要するに「自分の感情をマイナスからプラスにしたい」という本能がいろんな工程を経て主張や権利となってあらわれてるだけなんじゃないかと。極端な話「自分の給料をもっとあげろ～」という人はたくさんいても「自分の給料を下げてくれ～」と言う人はほとんどいない。

けんちゃま @rodomangreat

世の中というのはありとあらゆる不公平、不平等があって不条理なのが世の中の鉄則や宿命。人間の感情も人それぞれなので当然、世の中に偏りがでてくるのも自然な事。という前提で話をすると、例えば生活保護を受けてるある人が「生活保護をもっと上げろ。これじゃ生活できん」と不平不満を言って、

けんちゃま @rodomangreat

自分なりに考えた事をもとに生活保護を上げてもらう活動までしてたとします。ある日、生活保護を受給しながらの生活に嫌気をさして、転職し次第に事業が軌道にのりはじめとうとう大きな成功をおさめてサラリーマンの平均年収よりいいお給料をもらうような立場になったとします。

けんちゃま @rodomangreat

さてここでこの人は生活保護をしていた時に主張した内容と同じような主張をするか、若しくはそういう考えが今でもあるでしょうか。仮にあったとしても生活保護を受給していた時とモチベーションや感情は異なる人が多いんじゃないかと。

けんちゃま @rodomangreat

要するに世の中には利己的な人が多いという事。でもこれは悪い事じゃないししょうがない事。多くの人間は他人の重症より自分の掠り傷の方に敏感だから。

けんちゃま @rodomangreat

ただ問題なのは個人的＆独り善がりなな欲求や感情を権利として主張しているものの集まりが、いつしかその社会の中での倫理観や暗黙のルールや公平性、平等性や秩序やレッテルや社会基盤に転化して確立してしまう事。まともじゃない人間が生き易い、まともな人間が生き難い社会が出来上がってしまう。

けんちゃま @rodomangreat

このへんはさっきのこのツイート→twitter.com/rodomangreat/s…　からはじまる話に通ずる事だけど、個々がちゃんと自助自立できていて成熟している社会では感情や欲求も成熟されてるので「感情の権利化」というのはあらゆる問題や物事をいい方向にもっていく要素があると

けんちゃま @rodomangreat

兎角、思考力の欠如やまわりに流され易い人が多い、感情が支配する文化が蔓延してる社会では「正しいか間違ってるか」「やってもいいか、やっちゃだめか」「白か黒か」の判断基準が良くも悪くも大きく偏る傾向にあり、

2015-11-25 08:56:01

けんちゃま @rodomangreat

思うんだけど、日本のような社会ではマッチしないし長い目でみれば時期尚早だと思う。要するに自立や成熟してない子供の感情や不幸な人間の負の感情が社会風潮を構築し支配してしまう可能性が高い。

けんちゃま @rodomangreat

例えば生活保護受給者の８割以上が「生活保護費が少ない。もっと上げるべきだ」という声を上げた時に「これだけ多くの受給者から声が上がってるんだからたぶん本当に足りないんだろうな」と思う人と「いや、十分な額貰ってるはずだよ。おれもそのくらいの金で生活できてるし」

けんちゃま @rodomangreat

と思う人がでてきたとする。この場合どういう処置や対応をするべきか。「不満・欲求×数＝権利→主張を認める」としてしまうと不満や欲求の中身が精査されず「数さえ揃えれば権利や人権として認められる」といった風潮ができてしまい「数を集める術」「数を集める事」だけが強化されてしまい、

けんちゃま @rodomangreat

事の緊要性などに関係なく自分が少しでも不満に思う欲求としてあることを権利として主張してくる人を増殖させてしまうことになる。だから日本のような個々が未熟で自助自立できていない社会での感情や欲求を権利として認めてしまうと非常に危険なのだ。

けんちゃま @rodomangreat

選挙の投票なんかが実質そうなってるけど、少なくとも社会主義や全体主義や非民主主義な社会構造の国でこういう決め方というのは、マジョティである「考えてない人」「思考回路が雁字搦めになってる人」「まわりに流され迎合する人」の票で決まってしまうところもあるので、

けんちゃま @rodomangreat

変な人やダメな人が上に立ち舵をきる船長になってしまう危険性もある。その一方でそういう事になるといかんからという事で最高ではないけど誰が見ても適切な人がリーダーに選ばれあらゆる事が少なくとも変な方向や悪い方向にいくリスクを回避できる可能性も高くなる。

けんちゃま @rodomangreat

その観点で考えると今の日本は民主主義に向いているところもあるし、全体主義に向いているところもある。民主主義に向いているところは、個人のあらゆるものを尊重しあらゆるものを個人に委ねることで、個々の自立や成熟を促す効果が期待できる。

けんちゃま @rodomangreat

ただその一方で、何を選んだら何をしていいか分からずのたうちまわる人間が増殖し、無意識にまわりに流され偏りが多々生じ悪い方向に流れ一辺倒で画一的な社会になるリスクは受け入れなければいけない。

けんちゃま @rodomangreat

全体主義に向いているところは、一部の有能な人間に権威をもたせ個々が未熟な社会を統率・統制する事で社会が偏ったり悪い方向に流れる事を阻止する効果がある。

けんちゃま @rodomangreat

ただその一方で、権威を利己的に行使し世の中がよくない方向に傾くリスクはあるし、画一的な価値観や風潮を重んじる人間が増え個々の自立や成熟を妨げたり社会が一辺倒化するリスクも大きい。

けんちゃま @rodomangreat

つまり今の日本というか昔でもそうかもしれないけど、民主主義にしても全体主義にしても同じようなデメリットやリスクが生じるし同じ結果になる可能性が高い。全体主義にしつつ個人のあらゆるものを尊重しあらゆるものを個人に委ねる社会というのは可能だろうか。たぶん無理がある。

けんちゃま @rodomangreat

であれば現実的な理想としては、基本的なところや根幹は全体主義にしつつ一部のところを個人のあらゆるものを尊重し個人に委ね自由や平等を重んじる、といった温度が一時凌ぎや現状維持の方法として適温なのかもしれない。そういう社会の中で個々が成熟し自助自立していける文化を作っていくというか。

けんちゃま @rodomangreat

今の日本では自分が嫌いで自分と向き合うのが怖く群れてないと不安な集団主義の人達と、他人が嫌いで他人と向き合うのが怖い１人じゃないと不安な個人主義の人達の２極化が進んでる感じがする。これはネットや個人発信できる媒体が普及した影響もあるのかもしれない。

けんちゃま @rodomangreat

他人が嫌いの原因は自分が嫌いな人達にあるところもあり自分が嫌いの原因は自分が嫌いな人だけでなく親や環境や過去の歴史によるところも大きい。ここんところの根っ子を長い時をかけて継続して変えていかないと枝葉だけいじっても焼け石に水で終わるか火に油を注ぐ事になるだけだと思う。