「劇場霊」は多くの観客の魂を劇場に招待出来ているのか？

ＵＷの落日 @uw_susu

「劇場霊からの招待状」第８話『回帰』は、「恐怖」よりも「想い」をテーマにした、いかにも三宅隆太監督の好きそうな話だ。テーマを考えるなら、ラストをもう少し抒情的に終わらせても良かったと思うけれど。 pic.twitter.com/VyjDOJyP6O

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「劇場霊からの招待状」第９話「憧憬」は、シリーズの中でも完成度が高い。この作品の方が「劇場霊」というタイトルに相応しい、という気がする。主演の高橋朱里さんは頑張った。短い撮影の中で成長を見せ、まさに「主演女優」へと変貌している。 pic.twitter.com/5aGrRIKv3j

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「劇場霊からの招待状」最終話「永遠」は、中田秀夫が監督して、しかも、主演は木﨑ゆりあさんなので期待している。 木﨑ゆりあさんの演技については、以前から注目しているんですよね。芝居のセンスが、あると思う。 pic.twitter.com/pt9NScUHPJ

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「世にも奇妙な物語」の「事故物件」を鑑賞。脚本が加藤淳也と三宅隆太、監督が中田秀夫という、「劇場霊」と同じスタッフによる作品。始まった瞬間に「あぁ、これは『クロユリ団地』の変奏曲だな」と分かる。「仄暗い水の底から」とも通じるところもあって、中田秀夫監督はこの手の話がすきですね。

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@uw_susu 「事故物件」の中谷美紀は力の入った芝居で、最近AKBメンバーの演技をたくさん見ているせいもあってか、映画やドラマにおける「演者の力」を改めて認識させられる。鈴木清順が「貴方の作品は辻褄が合わないですね」と言われて「それは役者が下手なのです」と答えたのを思い出す。

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今回の「世にも奇妙な物語」では「箱」が良くあるパターン（これ元ネタあるよね）だけれど面白かった。「幸せを運ぶ眼鏡」は明らかに「her/世界でひとつの彼女」から頂いてますね。最後の「嘘が生まれた日」もマンガ原作と言うけれど、その元は米映画「ウソから始まる恋と仕事の成功術」でしょう。

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まぁ「世にも奇妙な物語」には、もともと、あんまりオリジナリティはない。若い人が、先に「世にも奇妙な物語」でパクリ作品（オマージュと呼んでもイイけど）に触れてから、後に原典に出会って「あ！『世にも奇妙な物語』のマネだ！」などと言ってしまう倒錯したケースも多い。

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「劇場霊からの招待状」最終話「永遠」は、面白かった。「カーミラ」ものの名作「ぼくのエリ」へのオマージュ（？）と言ってよい作品なのだけれど、あの悲しく美しかった物語が、男女を逆転するだけで、こんなに身も蓋もない話になってしまうとは！ pic.twitter.com/eYj9NUPDvj

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@uw_susu 確か「クロユリ団地」の打ち合わせの際に、中田秀夫監督は脚本の三宅隆太に「ぼくのエリ」のような作品を作りたい、と言っていたんですよね。 「クロユリ団地」の時は「団地のお隣で、何かが起きている」というシチュエーションに、それが現れていたけれど。

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@uw_susu もう少し具体的に言うと、「劇場霊からの招待状」最終話「永遠」は、トーマス・アルフレッドソン監督「ぼくのエリ」と、スピルバーグ制作のオムニバス「トワイライトゾーン/超次元の体験」の第３話ジョー・ダンテ監督「こどもの世界」に、インスパイアされている。

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@uw_susu 「劇場霊からの招待状」最終話「永遠」で、いつもスマホに夢中のカズヤ君。 実は、悪い奴ではなかったのだが…。 ゆりあちゃんをないがしろにした罰だね。 (^▽^;) pic.twitter.com/TF89FbEifU

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@uw_susu 「劇場霊からの招待状」最終話「永遠」のテーマは、ようするに「やっぱり男は、がさつで即物的でロマンに欠ける」ってことだね。 そうか！反面教師としてのフェミニズム映画なんだ！（そんなワケあるか） (^O^)💦

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@uw_susu ところで、「マジすか学園５」でも思ったのだけれど、木﨑ゆりあさんのドラマにおける扱いって、他のメンバーと少し違うような気がする。ちょっと、ドキッとするようなシチュエーションに置かれるんですよね。 ショタコンと噂される（ホントかね？）木﨑ゆりあさんに、この役とは！

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@uw_susu 押井守は「BLOOD THE LAST VAMPIRE」を自分で実写化したいと言っていたけれど、ヒロインの小夜には木﨑ゆりあさんがピッタリだと思う。アクションも出来るし。実際は、押井守が望まない形で香港で実写化されてしまったけれど、再チャレンジしてくれないかな？

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映画「劇場霊」のスピンオフ・ドラマ「劇場霊からの招待状」全10話が完結した。多少のバラツキはあったが、ホラー・オムニバスとして中々優れていたと思う。一般向けの「世にも奇妙な物語」等と比べて、ホラー好きがニヤリとするような内容かつシリーズ構成で、スタッフの遊び心が上手く生きていた。

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ただ、シリーズ中の最大の問題作（多少、やっちゃった感のある）第７話「幻聴」が、映画「劇場霊」に一番近いんですよねぇ。「幻聴」は往年の怪談映画、「劇場霊」はイタリアン・ゴシックのテイストを狙っていて、どちらも大仰でアクチュアリティがない。大衆向けの映画で、それはどうなんでしょう？