アンエクスペクテッド・ゲスト #4
「あの触手はダメだ!巻きつかれて溶かされるぞ!」「アア!?タマ落としてきたか!?」「ふざけるなよ!」頭に血の登ったタフガイは、カンゼンタイの体当たりをかわし、その顎にカラテ・アッパーカットを叩き込んだ!「イヤーッ!」「GRRRRRR!」怪物が仰け反った!タツジン! 44
2015-12-02 18:11:15タフガイは背面へと回り、全触手の根元をヘッドロックめい締め上げた!「イヤーッ!」「GRRRRRR!」蛮勇!脇の下で粘液まみれの触手が不気味にのたうつ!「イヤーッ!」デッドエンドも射撃で加勢!BLAMN!触手の一本に大穴が開き、内部のスープが飛び散ってタフガイの背中にかかる! 45
2015-12-02 18:16:50「イイイヤアアーーーッ!」タフガイは膂力を振り絞り、カンゼンタイの背中の外骨格を両足で強く蹴って、後方へとジャンプ!「GRRRR!」巨大なミミズめいた触手が根元から切断され、引き抜かれた!ゴウランガ!再び盛大な緑色の血と粘液が飛び散って、今度はデッドエンドをずぶ濡れにする! 46
2015-12-02 18:19:35「YYYYRRRRRRryyyHHSSH!」触手をすべて失ったカンゼンタイは、よろめき、呻いた!「プハーッ!」「やったぞ!」だが、次の瞬間、二人の努力を嘲笑うかのように、怪物のキチン質の肌が不気味に粟立った。次の瞬間、傷口から新たな6本の触手が生え、二人を襲った!ナムサン! 47
2015-12-02 18:23:06「「イヤーッ!」」二人は連続側転で回避!だが触手は鞭めいて容赦なく乱れとび、攻め続ける!防戦一方!「やり直しかよ!」タフガイは粘液をぬぐった。どうやら有機物分解液は触手先端からしか分泌されないようだ。この粘液のもとが何かは考えないことにした。「弾切れだ!一旦引くか!?」 48
2015-12-02 18:28:03その時!「FREEEZE!」BLAM!ショットガンの銃声!「GRRRRR!」散弾命中!ちぎれ飛ぶ触手!「我々は49課だ!抵抗をやめなさい!我々は何をするかわからんぞ!」スポイラーだ!「いいぞナカジマ!」デッドエンドはボールを握りしめるように拳を握った。「一人前になったな!」 49
2015-12-02 18:32:46