アイヌ模様の著作権のむずかしさ
- ryomichico
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アイヌ伝統民具の表面につけられている模様には、個人の発案になる部分があったりする。これは伝統的に許容されている。しかも中には伝統的なデザインから外れたものもある。その民具のその部分に本来はその模様はない、というようなもの。それらは基本的に個人のものとして認識される。
2015-12-03 18:43:07.@itangiku それら個人の発案になる部分を不用意に真似ると、後々面倒なことになったりする。だから既存のデザインを丸パクするのはあまりお勧めできない。だからといって模様構成について良く知らないのにオリジナルアイヌ模様を作ると「それは違う」ということになる。
2015-12-03 18:45:24.@itangiku もちろん、他人の模様やデザインを真似ても、個人で秘かに楽しむ分には問題ないだろう。でも、それが公共性を帯びたものになったり、あるいは金銭が発生するようなことになれば「あれ?それは某さんのデザインじゃないの?」ということになる。
2015-12-03 18:47:03.@itangiku アイヌ伝統模様についてある程度まともに学んだことがあれば分ることだけれども、模様の個人性と古典性のあり方は、けっこうややこしい問題で、簡単にこうだという基準を示すのは難しい。
2015-12-03 18:51:14.@itangiku 行政などがある程度複雑なアイヌ模様を欲しいと思ったら、アイヌ衣装がちゃんと作れる人(大抵はアイヌ民族)にデザインを依頼するのが無難。例えば「キャラクターにアイヌ伝統衣装を着せたい」という場合なんか特にね。デザイナーなら誰でもデザインできるってものでもない。
2015-12-03 18:57:06.@itangiku そういう意味では思いっきりデフォルメして「それ、アイヌ模様じゃないけど、それっぽく見えるよね」というデザインにする手もある。もちろん、これは才能あるデザイナーじゃなきゃ多分無理。下手をすると「そもそもアイヌ模様に見えない」になってしまう。
2015-12-03 19:00:17.@itangiku そういう意味で、ONE PIECE IN HOKKAIDOのイラストには感心した。よくできてる。ものすごく上手いと思う。
2015-12-03 19:03:37