日米教育観の違い

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菅谷明子 ジャーナリスト、ハーバード大学財団理事/Akiko Sugaya, Journalist @AkikoSugaya

日米教育の相違を考える講座へ。全体の感想は、いずれの国にも短長があり、学力はもとより、柔軟な精神力を育くむことが何より大事。子供が小さいうちから、ひとつがうまくいかなくても他に道があることを、日常的な事例を通して体感させることが必要だと思いました。いやはや、子供も親も大変。

2015-12-06 16:14:12
菅谷明子 ジャーナリスト、ハーバード大学財団理事/Akiko Sugaya, Journalist @AkikoSugaya

続1)日本ー学校集団の中で個人を自制、米ー自己アピール。集団として出来るか、個々人が出来るかの違い。日本ー教師が一番知っているからそれに従う、米ー教師はあくまで個人に考えさせるきっかけを。日本ー教育の責任は教師、米ー生徒。日本幼稚園ー感性、共同活動学ぶ、米ー脳の発達、個性生かす。

2015-12-06 16:19:21
菅谷明子 ジャーナリスト、ハーバード大学財団理事/Akiko Sugaya, Journalist @AkikoSugaya

続2)教室の配置の違い。日ー先生が正面の教壇前で、生徒全員がそちらを向く、米ーグループでいくつか固まるか、半円かコの時で生徒同士が見える。日ー先生の言うことを吸収、先生が期待すること言う、米ー発言多いほど評価される。日ー個人での学び、米ーグループプロジェクトで協力し合うこと学ぶ。

2015-12-06 16:25:17
菅谷明子 ジャーナリスト、ハーバード大学財団理事/Akiko Sugaya, Journalist @AkikoSugaya

続3)米ー個性が強く協力し合い難しく、あえてグループ学習を通し学ぶ必要。日ー教師は権威で怖い存在、先生は教える責任。生徒は従う。米ー教師は生徒と同じ目線、意見出させ考えさせる役割。生徒は話が面白くないと聞かず工夫必要。日ー学びの責任教師、米ー責任は生徒。分からなければ自ら聞く。

2015-12-06 16:36:16
菅谷明子 ジャーナリスト、ハーバード大学財団理事/Akiko Sugaya, Journalist @AkikoSugaya

続4)日ー知識伝達の為、どんな教師でも教えやすく、全国で同様の質。米ー教師力量問われ、自治体財源で良い教師の確保に格差。日ー生徒能力に拘らず一律、米ー特にトップ(下も)の生徒に手厚い支援プログラム。日ー高校は受験中心、米ー自立性、学術・キャリア関心、分析思考、アイディア開発支援。

2015-12-06 16:45:10
菅谷明子 ジャーナリスト、ハーバード大学財団理事/Akiko Sugaya, Journalist @AkikoSugaya

続5)米ー出来る人をさらに上げる方がインセンティブ高いとの合理的考え。米は世界の教育ランク低いが、州ごとに格差でトップ5に入る州も。米メディア日本の教育評価の傾向。米国教育は制度だけ見ても格差激しく個別を見る必要。米課題ー教師給与低い、貧困でランチ補助半数、図書館ない学校等も。

2015-12-06 16:52:26
菅谷明子 ジャーナリスト、ハーバード大学財団理事/Akiko Sugaya, Journalist @AkikoSugaya

続6) 日ー高校での優秀の定義、受験知識高い、何か一つやり遂げる力。米ー多様なことが出来る、その為の時間管理能力。リーダーシップ、戦略的思考。楽な授業で満点より、難易度高く8割成績でもチャレンジ精神評価。自己を客観視でき、強みと弱みがわかり、改善に動き成長できる人が優秀とされる。

2015-12-06 17:05:45
菅谷明子 ジャーナリスト、ハーバード大学財団理事/Akiko Sugaya, Journalist @AkikoSugaya

続7)以上講座要点でした。米国で生きる子育ての身では、日本の教育は課題もありつつ良い点もあり、米国は力と意欲があれば、どこまでも伸ばせる魅力が。ただ、全ては自分次第で精神的なタフさが要求されます。チャレンジ精神を持ちつつ、挫折に柔軟に対応できる精神的強さが必要だと改めて感じます。

2015-12-06 17:11:59
菅谷明子 ジャーナリスト、ハーバード大学財団理事/Akiko Sugaya, Journalist @AkikoSugaya

続8)追記メモ。米国ー良い先生、自分を評価してくれる先生には、積極的に働きかけ戦略的に良い関係作り。自分をわかってもらう努力は、推薦状などに繋がる。親は子を褒めるのでなく励ます。挫折の事実変えられなくても、対応次第で気持ち変えられる。シャイで発言難しければ考えをまとめてメールで。

2015-12-06 17:34:51
菅谷明子 ジャーナリスト、ハーバード大学財団理事/Akiko Sugaya, Journalist @AkikoSugaya

続9)米国にいると、何もしなければ、その位置に留まるのでなく、後ろに行ってしまう感があるのは、皆が前へ前へと積極的に動くから。個性や個人利益も大事だけど、物事を俯瞰し全体の利益に価値を置くのもまた個性。ともかく自分の強固な軸と、柔軟性を併せ持つのが米国暮らしの秘訣になるかも(了)

2015-12-06 17:55:22