マイATB本格ミステリ
- machodolagon
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25位 ガストン・ルルー『黄色い部屋の謎』 ATB仏ミスで1位オシの作品。密室殺人未遂、人間消失と二つの不可能犯罪を盛り込む♪後者のトリックはバカァだけど、そこに仕掛けられた巧妙なミスディレクションは見逃し厳禁! #マイATB本格 pic.twitter.com/cbGM32FqaP
2015-04-18 20:07:1726位 イズレイル・ザングウィル『ビッグ・ボウの殺人』 主人公の元刑事と現職刑事がそれぞれ密室の謎を解明するが、一方を惜し気もなく捨てネタにしてしまう大胆さ!古典的トリックの原型ながら、19世紀の作品でこのレベル! #マイATB本格 pic.twitter.com/beHy7WKZM3
2015-04-19 08:12:4527位 エラリー・クイーン『Xの悲劇』 バーナビー・ロス名義の第1作。タイトルの元となったダイイング・メッセージの真相は正直ピンと来なかったが、冒頭の市電の中で起こる奇妙な毒殺事件を解き明かすロジックが圧巻! #マイATB本格 pic.twitter.com/XmMmGhCG7b
2015-04-19 08:17:3928位 エラリー・クイーン『ギリシア棺の謎』 学生時代のエラリーが挫折を味わい、本当に謎が解けるまで口を噤むようになったキッカケを作った事件。実は自分もエラリーと同じこと考えちゃいました。意外な真相に驚嘆! #マイATB本格 pic.twitter.com/IlI4c0XaxL
2015-04-19 08:25:4529位 エラリー・クイーン『エジプト十字架の謎』 いつも『ギリシア』との順位づけに悩む(汗) 首を斬られてT字型に磔されるという連続猟奇事件。途中からある人物をずっと犯人だと思い込んでいたので意外性、更に倍! #マイATB本格 pic.twitter.com/VxepjX7MCq
2015-04-19 08:32:0330位 島田荘司『斜め屋敷の犯罪』 流氷館で起こる不可解な密室殺人。多分ほとんどの人が犯人だけは当てられる。でもソイツがどうすれば犯行可能なのかはまず解けない超絶トリック。図解付きの真相解明部分はパラ見厳禁! #マイATB本格 pic.twitter.com/I6X7Zq6dN2
2015-04-19 08:40:2031位 折原一『倒錯の死角(アングル)』 これを氏のベストに挙げる人って少ないだろうな。今だとアノ部分を改訂していなければ、仕掛けはモロバレ必至でしょう。刊行からほぼリアルタイムで読んだからこそ驚ける旬なトリック。 #マイATB本格 pic.twitter.com/Xci6pAdEAb
2015-04-19 08:52:4932位 連城三紀彦『戻り川心中』 表題作はATB短編国内篇で3位オシ♪とにかく説明不要な珠玉の宝庫。連城作品のマイベストは『私という名の変奏曲』なんだけど、アレは本格の枠組みを超えた破格な作品なのでこちらを選出。 #マイATB本格 pic.twitter.com/yhNrC5R7Tb
2015-04-19 09:01:0333位 泡坂妻夫『亜愛一郎の狼狽』 ATB国内短編8位オシの「右腕山上空」他「DL2号機事件」「掌上の黄金仮面」「ホロボの神」「黒い霧」等コチラも珠玉の宝庫♪これほどの短編集をこの位置に順位づけるのが心苦しい。 #マイATB本格 pic.twitter.com/50bHsOEf1m
2015-04-19 09:11:2734位 ジョン・ディクスン・カー『火刑法廷』 本格ミステリとホラーの美しき結晶体。鏡に消える謎の美女と地下墓所から消えた死体の謎を合理的に解き明かす一方、別の可能性を示唆されることで思わずゾクリと冷や汗。 #マイATB本格 pic.twitter.com/yv0s3GrWNZ
2015-04-19 09:19:2635位 アガサ・クリスティー『ナイルに死す』 映画『ナイル殺人事件』の方を先にテレビで観てしまったが、真相がわかりながら読んだことで「ああ、なるほど。ここがこうで・・」と、女史の技巧の妙が存分に味わえた。 #マイATB本格 pic.twitter.com/BUkmLfAp4b
2015-04-19 09:24:2336位 森村誠一『虚構の空路』 氏の初期作品にはアリバイものの傑作が多く、本書はアリバイのマトリョーシカとでも言うべき逸品。容疑者がフランス行きの機上だったというのもそそるが、予定調和で終わらせないのも氏ならでは。 #マイATB本格 pic.twitter.com/DZ0rBpOkgs
2015-04-19 18:55:5637位 鮎川哲也『黒いトランク』 鮎川哲也名義で書かれた最初の作品(多分)。腐乱死体入りのトランクを巡り、2個のトランクの動きが謎を呼ぶアリバイものの傑作。終盤、鬼貫が丹那に問いかける風見鶏の暗喩も印象的。 #マイATB本格 pic.twitter.com/J5DPvSHU8h
2015-04-19 19:08:4438位 天藤真『大誘拐』 誘拐モノの華である、身代金の受け取り方法は別にそんなでもないなぁなんて思ってたら、死角から強烈な一撃!ある人物の意志が明らかになった時「こ、これは〇〇ダニットの傑作やんか~!」と驚嘆! #マイATB本格 pic.twitter.com/UrRZp6IWxZ
2015-04-19 19:16:1239位 エドマンド・クリスピン『お楽しみの埋葬』 フェン教授が下院議員立候補中に巻き込まれた事件。特筆すべきは第2の殺人の真相。因果関係が織りなす伏線という糸がピンと張りつめ、やがてノー・トリックの美しき絵模様が! #マイATB本格 pic.twitter.com/gsfbjMdbEH
2015-04-19 19:25:1840位 ハリイ・ケメルマン『九マイルは遠すぎる』 超絶ロジックが炸裂する表題作もスゴイが、現代版「奇妙な足音」(チェスタトン)な「おしゃべり湯沸し」、そしてお気に入りの〇〇殺人モノ「梯子の上の男」等佳品揃い。 #マイATB本格 pic.twitter.com/ioPoBakLna
2015-04-19 19:31:0641位 ピーター・アントニイ『衣装戸棚の女』 かつてこれほどまでに唖然呆然とさせられた密室があっただろうか ポヵ━━(*゚ρ゚)━━ン... いろんな意味で(勝手に)騙された上にこのオチ・・愛すべきバカァであるw #マイATB本格 pic.twitter.com/G2PeZt8rxC
2015-04-20 01:07:4642位 大阪圭吉『とむらい機関車』(国書刊行会版) ATB国内短編から泣く泣く落とした「坑鬼」をはじめ、表題作他「デパートの絞刑吏」「動かぬ鯨群」「あやつり裁判」「寒の夜晴れ」等々戦前ガチ本格の集大成がここに! #マイATB本格 pic.twitter.com/ZqyQ3QjrIv
2015-04-20 01:18:0443位 島田荘司『北の夕鶴2/3の殺人』 容疑者は吉敷竹史の元妻・加納通子?窓の外に浮かぶ甲冑武者の亡霊?御手洗向きの奇想に満ちた怪事件だが、通子の容疑を晴らさんと満身創痍の吉敷が到達した驚愕の真相に括目せよ! #マイATB本格 pic.twitter.com/x6kWm4p5XT
2015-04-20 01:27:3844位 ジョン・ディクスン・カー『囁く影』 古塔の上で起きた吸血鬼伝説を思わせる不可解な殺人?カー中期の佳品。ぶっちゃけメイントリックには先例があるものの、名探偵ならぬ名〇〇の活躍?が事件をより不可解なものに! #マイATB本格 pic.twitter.com/WNcbqPXj8g
2015-04-20 01:38:5145位 森村誠一『高層の死角』 かつてトホホな作品に”乱歩賞史上最高のトリック”なんて帯が付いたが、その栄誉はコチラ(あくまで私見!)。密室は前菜で、盲点を突くようなアリバイトリックがメイン!藤岡弘主演でドラマ化。 #マイATB本格 pic.twitter.com/2x4jS1s6Ma
2015-04-20 01:47:4646位 歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』 実は読んでる途中で「もしやこ~ゆ~仕掛けでは?」と疑っていた。ただ自分が想像していたのより、遥かに幅が大きかったのだけれど(^ー^;A それでもこの労力には敬服! #マイATB本格 pic.twitter.com/oRCtDeykrq
2015-04-21 23:45:4547位 アガサ・クリスティー『鏡は横にひび割れて』 「コレって〇〇(某巨匠)のアレじゃん」 「アレの焼き直しって言いたいの?じゃあこの人が何でこんなことしたのかアナタ説明できるのね?」 女史のドヤ顔が目に浮かぶ・・ #マイATB本格 pic.twitter.com/zVWY71Q22x
2015-04-21 23:52:1448位 ドロシー・リー・セイヤーズ『ナイン・テイラーズ』 何かの本で「これって〇〇ミスですよね」的発言を見たせいかもあってか、終盤ギリギリで天啓のように真相を悟った瞬間、自分も被害者と同じ目にあったような錯覚に! #マイATB本格 pic.twitter.com/lTpjMHQrFc
2015-04-22 00:06:0249位 綾辻行人『十角館の殺人』 帯に偽りなしの大トリック!ATBミステリならもっと上位につけたが、島田潔が探偵としての機能を果たさないなど、本格としての不満も残る。『そして誰も』のように再読すれば評価も変わるか? #マイATB本格 pic.twitter.com/5KrgQCm5Tq
2015-04-22 00:11:48