綾辻行人『十角館の殺人』英訳版、米『ワシントン・ポスト』紙で大絶賛、「honkaku」という言葉も紹介される

2014年9月、米国『エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン』のブログで、日本の「本格(honkaku)」という言葉が紹介された。これを受けて本格ミステリ作家クラブ会長の法月綸太郎先生は、『近い将来、二〇一四年は「Honkaku元年」と呼ばれるようになるかもしれません』と書いている(『2015本格ミステリ・ベスト10』、p.146)。 そして2015年7月、今度は米国『ワシントン・ポスト』紙で綾辻行人先生の『十角館の殺人』が絶賛され、ここでもまた、「honkaku」という言葉が紹介されている。
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2015年6月20日、英訳版『十角館の殺人』発売

綾辻行人 @ayatsujiyukito

英訳版「十角館の殺人」が届きました。何でも、7月16日のワシントンポストにレビューが載る予定なのだそうな。ありがたいことです。 pic.twitter.com/8H4ahL3LYS

2015-07-14 21:43:13
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The Decagon House Murders

Yukito Ayatsuji,Soji Shimada

2015年7月15日深夜、本格ミステリ作家クラブが英文ページを公開

本格ミステリ作家クラブ @honkakumystery

公式サイト、更新しました。 本格ミステリ大賞の歴代受賞作を一挙掲載。 さらに、海外の方に向けて「本格ミステリ作家クラブ」を紹介するための英文ページを新設しました。 honkaku.com

2015-07-16 02:06:23

『ワシントン・ポスト』紙に英訳版『十角館の殺人』のレビュー掲載(日本時間の2015年7月16日、午前7時15分)

Dokuta 松川良宏 @Colorless_Ideas

英訳版『十角館の殺人』が『ワシントン・ポスト』紙で絶賛されている。評者は高名な文芸評論家、マイケル・ディルダ。「honkaku」という言葉の意味や日本での歴史が紹介され、京都大学推理小説研究会の犯人当ての伝統などへも言及。 washingtonpost.com/entertainment/…

2015-07-16 08:20:12
Dokuta 松川良宏 @Colorless_Ideas

「密室物や不可能犯罪物、黄金時代の『読者への挑戦』などを愛する読者にとって、『十角館の殺人』が大きな喜びとなるのは間違いない」「もっと多くの『honkaku』に出会えることを心待ちにしている。早速『占星術殺人事件』を入手するつもりだ」 washingtonpost.com/entertainment/…

2015-07-16 08:37:12
Dokuta 松川良宏 @Colorless_Ideas

本格ミステリ作家クラブが「honkaku」を紹介する英文ページを設置し honkaku.com/english.html 、それとほぼ同時に、米国『ワシントン・ポスト』紙で有名批評家(ピューリッツァー賞受賞者)が「もっと『honkaku』を読みたい」と発言。まさに素晴らしい流れ。

2015-07-16 08:43:35
本から引き出された本

マイケル ディルダ

  • 英訳版『十角館の殺人』のレビュアーはこの人(↑)。『ワシントン・ポスト』紙で書評欄を長年担当し、1993年にはその批評活動によりピューリッツァー賞を受賞した。
  • 島田荘司先生のツイートの中の「LRI」は英訳版『十角館の殺人』を出版した米国の出版社「Locked Room International」のこと。同社はほかにフランスのポール・アルテの作品などを英訳出版している。
島田荘司 @S_S_Kingdom

クリスティを呼び覚ます日本のHONKAKU、綾辻行人『十角館の殺人』。Washington Postに review が出ましたね。LRI版。売れてくれるといいです。拙作『TTZM(占星術殺人事件)』にも触れてくれていますね。washingtonpost.com/entertainment/…

2015-07-16 12:53:39
綾辻行人 @ayatsujiyukito

ワシントンポストの「十角館」レビュー、衰えた英語力でざっと読んでみたのですが、とても好意的な評であることは確かなようですね。嬉しいなあ。「honkaku」というタームがアメリカの新聞紙上に並ぶとは。大変に感慨深いです。

2015-07-16 17:59:27
綾辻行人 @ayatsujiyukito

大学ミステリ研の学生が「エラリイ」とか「アガサ」とか呼び合っているような小説が(笑)、英訳されて出版されて、同時代のアメリカ人が読んで楽しんでくれている……というこの状況はいったい何なのかしら。 ともあれ、翻訳者のウォン・ホーリンさんや序文を書いてくださった島田荘司さんに感謝!

2015-07-16 18:08:05

ブログ「At the Scene of the Crime」にレビューが掲載される(2015年7月22日)

綾辻行人 @ayatsujiyukito

英訳版『十角館の殺人』の発行者であるジョン・パグマイヤー氏から、こんなレビューが出たよ、とのお知らせが。本当にまあ、嬉しいことです。 at-scene-of-crime.blogspot.ca/2015/07/the-ge…

2015-07-23 04:47:33
島田荘司 @S_S_Kingdom

At the Scene of the Crime.『占星術殺人事件』、好きな作品だったけど、ライヴァルが現れたぜ。今ボクは、この本みたいな日本のHonkakuを渇望している。もっと英訳を待ってるぜ! いよいよ、チャンス到来に見えるね。at-scene-of-crime.blogspot.ca/2015/07/the-ge…

2015-07-23 17:50:38
綾辻行人 @ayatsujiyukito

@S_S_Kingdom 「日本のhonkakuを渇望」…嬉しいですね。 ありがとうございます、島田さん。

2015-07-23 17:53:50
島田荘司 @S_S_Kingdom

@ayatsujiyukito どういたしまして綾辻さん。いよいよ乱歩さんも熱望した時代がやってきたように見えます。これからですねー、一緒に頑張りましょう!

2015-07-23 18:02:55
綾辻行人 @ayatsujiyukito

@S_S_Kingdom はい^_^ 微力ながら、僕ももう少し頑張ってみます。

2015-07-23 18:10:31
引き続きブログ「At the Scene of the Crime」について

 このブログの英訳版『十角館の殺人』レビューでは、同じ『そして誰もいなくなった』へのオマージュ作品としてエリック・キース『ムーンズエンド荘の殺人』(原題 Nine Man's Murder / 2011年)への言及がある。

あびこ @sukiyapotes

Eric Keithって誰やねんと思ったらその「Nine Man's Murder」ってのがKindleで読めることは分かった。レビューはあるがあらすじはないな……。

2015-07-23 20:33:44
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コメント

9ta @9tacos 2015年7月16日
おお、十角館の殺人の英訳が!
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yositosi @yositosi 2015年7月16日
中学生くらいの時に読んだ、なつかしー
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未知神明(みちがみ・あきら) @ontheroadx 2015年7月16日
あちらのジャケットの十角館の和風だけど洋風な建築がステキです。
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漫遊人 @manyujin 2015年7月17日
日本の「本格」という用語の発生については、ちゃんと資料が残っているので、該当する甲賀三郎とかのエッセーは全部英訳したほうがいいよね。歴史、なんだから。
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佐藤伸也 @sato_horse 2015年7月27日
有栖川有栖なんかも海外進出して欲しいな してるのかな?
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Dokuta 松川良宏 @Colorless_Ideas 2015年7月28日
@sato_horse 有栖川先生は台湾、中国、韓国では多くの翻訳が出ていて、あとはイタリアで短編が翻訳されていたりはしますが、残念ながら英訳はまだないですね……。
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ろむろむ @RomFura 2016年5月21日
装画が好きでこのシリーズ読んでいたんですが、亡くなられたんですよね。とても神秘的で美しい装画でした。
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