マイATB本格ミステリ

ツイッターで行われた松井さんのATB本格に投票する際、ベスト10でいいところを、せっかくの機会なので自分の本格ミステリ観を見つめなおして選んだ結果がコレ♪( ´∀`) 結局50止まりだけど、途中まで練りかけたベスト100選びに近い内に挑みたいけど、こればっかしはどうなるかわからん(^ー^;A
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tokyo-zodiac @machodolagon

ATB本格も投票者が100を超えたということで今から結果が楽しみ♪( ´∀`) 今回は自分が思うところの本格観に基づいて選出したが、20年ぐらい前に考えたランキングとそんなに大きく変わってなかったな(^ー^;A 本格熱が冷めやらぬ今、自分なりの振り返りを。 #マイATB本格

2015-04-17 01:39:41
tokyo-zodiac @machodolagon

1位・島田荘司『占星術殺人事件』 うっかり最終ページの犯人の名前を見てしまったにも関わらず、横溝風に表現するならば、あの超絶トリックには「脳天に杭を打ち込まれたかのような」衝撃が駆け抜けましたよΣ(゚Д゚,,) #マイATB本格 pic.twitter.com/njeRTtXzEj

2015-04-17 01:46:53
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2位・横溝正史『獄門島』 生涯で3番目に読んだ本格ミステリ♪ 密室トリックこそないものの、三姉妹の殺人にはそれぞれある種の不可能犯罪が凝らせられていたという贅沢さに痺れました♪そしてアノ犯人・・・ 今も色褪せぬ傑作! #マイATB本格 pic.twitter.com/qqvNt9RPZS

2015-04-17 01:53:08
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3位 ジョン・ディクスン・カー『三つの棺』 かの有名な密室講義にもうメロメロ♪ ”第一の棺”はツッコミどころもあるけど、”第二の棺”を成立させたシチュエーションの妙が実にカーらしさ満点!おお、バッカスよ! #マイATB本格 pic.twitter.com/YlsktPaok8

2015-04-17 02:08:16
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4位 アガサ・クリスティー『そして誰もいなくなった』 最初に読んだ時は、あの結末に驚嘆しつつ「でもこの書き方はフェアじゃないな」なんて思いながら後年再読。 女史がいかにフェアプレイに徹していたかを思い知らされた! #マイATB本格 pic.twitter.com/EJ0LXdbJ2P

2015-04-17 02:14:46
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5位 泡坂妻夫『乱れからくり』 実は原作より先に、テレビで映画版を途中から視てしまったことで良いイメージが湧かなかった。それ故に原作を読んだことで、あのサプライズをなぜ捻じ曲げたのかと、怒りを禁じ得ず・・・ #マイATB本格 pic.twitter.com/5kRtCoZ3kl

2015-04-17 02:26:02
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6位 クリスチアナ・ブランド『ジェゼベルの死』 かつて、これほどまでに悪魔的な”小道具”の使い方があっただろうか?(後発作品は多いが) 犯人が密室状況の舞台裏にどこから入れたのかと思ったら、まさかそんな手が! #マイATB本格 pic.twitter.com/bW2Mjr5nyB

2015-04-18 16:55:28
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7位 島田荘司『奇想、天を動かす』 衆人環視の中でトイレから消えた死体、車内を歩く轢死体、謎の列車爆発、犯人は白い巨人?奇想の連打にメロメロ♪ 最後に吉敷がアイツに掴みかかった時「やれ、ぼこっちまえ。ワシが許す!」 #マイATB本格 pic.twitter.com/gHZP1yEiXn

2015-04-18 17:02:48
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8位 二階堂黎人『人狼城の恐怖』 平成本格ミステリの金字塔!年末年始の休暇中にまとめて通読したので、伏線とか理解しやすかった。城の伝説の一部に、トリックを覆しかねない瑕疵があるが、んなこたぁど~でもいい( ´∀`) #マイATB本格 pic.twitter.com/kZSDeZdUIr

2015-04-18 17:13:26
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9位 高木彬光『人形はなぜ殺される』 後年、島荘が某作品でパクっ(ゲホンゲホン)・・インスパイアしたトリックが印象的。この作品が発表当時に『甲冑殺人事件』を書く気が失せるほど話題にならなかったなんて信じられない。 #マイATB本格 pic.twitter.com/wp5snAUPfw

2015-04-18 17:20:37
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10位 横溝正史『本陣殺人事件』 御存じ、金田一耕助初登場作品♪先にドラマで視ていたこともあり、複雑極まりない密室トリックは略図が書けるぐらい鮮明に焼付いた。「車井戸はなぜ軋る」「黒猫亭事件」併録の角川版がオトク♪ #マイATB本格 pic.twitter.com/D5FaWq3BtC

2015-04-18 17:27:10
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11位 アガサ・クリスティー『アクロイド殺人事件』 ”このトリックには先例がある”なんてぇ言われますが、おそらく女史だって百も承知。でなきゃぁそれを見越した読み手を先回りするような、あんな目くらまししてこないでしょ! #マイATB本格 pic.twitter.com/f8fQmydIVu

2015-04-18 17:37:19
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12位 京極夏彦『魍魎の匣』 1作目の『姑獲鳥の夏』が正直「エエ~~?」なトコロもあって、恐る恐る手に取ったのだが、このシリーズに完全にハマッたのは実は本書から(^ー^;A 人間消失のある意味究極?のトリック♪ #マイATB本格 pic.twitter.com/72zapH6UUG

2015-04-18 17:43:42
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13位 カーター・ディクスン『孔雀の羽根』 もう冒頭で発生する衆人環視状況下の密室内射殺事件にシビレてしまうのですよ♪しかも64(だったかな?)もの細かい手がかりを明示するなど、フェアプレイ性も申し分ナシ! #マイATB本格 pic.twitter.com/OG1hMFwUIt

2015-04-18 17:50:53
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14位 鮎川哲也『リラ荘殺人事件』 近年は『りら荘事件』で定着してますが、自分は角川で読んだクチなので(^ー^;A 細かい小道具とトリックの積み重ねの美学がここにある♪国内限定ならベスト10当確なんだが今回は・・ #マイATB本格 pic.twitter.com/pwmissQYkY

2015-04-18 18:01:50
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15位 アガサ・クリスティー『オリエント急行殺人事件』 昔『ナイル殺人事件』の映宣視てたら、紹介者が本書のネタバレしやがった!でもまあ、そんな大胆なトリックをやってのける作者がおるんか?と女史に惹かれたのも事実。 #マイATB本格 pic.twitter.com/qZSrXXo26H

2015-04-18 18:10:18
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16位 綾辻行人『迷路館の殺人』 『十角館』のトリックに衝撃を受けたが『水車館』はほぼ90%仕掛けが読めてしまい、さて3作目はどうなん?・・・今や手垢の付いたトリックも当時は新鮮そのもの。血の意味は解ったのになぁ。 #マイATB本格 pic.twitter.com/T3x5VK5dLo

2015-04-18 18:17:37
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17位 有栖川有栖『双頭の悪魔』 大雨で橋が流されて隔絶した二つの村で起こる殺人。三度に渡る読者への挑戦状。とにかくロジックに徹したパズラーの集大成的傑作。しかも〇〇(あるタイプ)だったという真相には意表を突かれた #マイATB本格 pic.twitter.com/7vDqAVahKa

2015-04-18 18:32:41
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18位 エラリー・クイーン『Yの悲劇』 実は某作品を先に読んでいたため、ずっと「犯人はコイツや~」と思い込んでいた分、尚更真犯人を意外に思ったことも評価のプラス要因?アレとアレの勘違いは日本人にはわかりにくいなぁ。 #マイATB本格 pic.twitter.com/8BTs7zdCKl

2015-04-18 18:45:14
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19位 横溝正史『蝶々殺人事件』 『本陣』と同時期の連載だけに力がこもってる♪既存のトリックと見せて、別系統のトリックを絡めてくるなど硬軟自在な攻めにに翻弄されまくり。 因ミニ死体ハチャント服ヲ着テイマスタww #マイATB本格 pic.twitter.com/QlU3juIkqh

2015-04-18 18:52:17
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20位 西澤保彦『七回死んだ男』 SF小説はまったく読んでないが、本書がSFと本格ミステリの美しき結晶体であることは自分にもわかる。あの衝撃の真相も、小道具を使ってシッカリ伏線を仕掛けているからこそ驚けるのだ! #マイATB本格 pic.twitter.com/XDF1WN9p3y

2015-04-18 19:00:26
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21位 ギルバート・キース・チェスタトン『ブラウン神父の童心』 かつてATB短編海外篇で9位に推した「秘密の庭」をはじめ、「奇妙な足音」「折れた剣」「見えない男」「神の鉄槌」といったオールタイム級佳品の玉手箱♪ #マイATB本格 pic.twitter.com/FPMYYclL6h

2015-04-18 19:20:14
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22位 クリスチアナ・ブランド『招かれざる客たちのビュッフェ』 これまたATB短編海外篇で推した「ジェミニー・クリケット事件」(3位)「婚姻飛翔」(15位)他「血兄弟」「カップの中の毒」「スケープゴート」等名品揃い #マイATB本格 pic.twitter.com/riUmcKA9H0

2015-04-18 19:29:23
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23位 高木彬光『刺青殺人事件』 『人形』を磨き込んだ玉とするならば、本書は粗削りながらも妖しい光を放つ玉。アレに関する件が目くらましになると同時に、謎を解く手がかりにも。だからこそシンプルなトリックも映える! #マイATB本格 pic.twitter.com/iui361RilF

2015-04-18 19:41:41
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24位 鮎川哲也『赤い密室』(出版芸術社版) 表題作はかつてATB短編国内篇で1位オシ♪鮎哲の短編集は各出版社が思い思いの編纂で出してるから挙げにくいんよね。だから幻的存在だった「呪縛再現」収録のコレを合わせ技で♪ #マイATB本格 pic.twitter.com/yNfqoloV9g

2015-04-18 19:53:57
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