UIMSの高機動とパウエルさん [#UGSF]

- Confidential - 2015年11月20日にエンスーT二等兵により明らかにされたUGSF豆知識
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Tagotch @Tagotch

UGSF番長。ただいま暗躍中。エースコンバット7DLCとVRモードディレクター、戦場の絆、ソウルキャリバーV、ナムコミュージアム、PCE2+、トーキョーウォーズ、エアーコンバット22、ダウンヒルバイカーズ、アルペンレーサー、ニュースペースオーダー、ニンジャアサルト、ポッ拳他多数。ギャラガ・ゼビウス設定も。

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✄----------- 11/20(金) -----------✄

2015-11-20 00:00:01
Tagotch @Tagotch

UGSFの戦闘兵器類の機能は、基本となる火砲・探知・推進・機動・予測演算・防御の6種で、戦闘状況で最適となる機能にエネルギーを配分をして性能を切り替えるて戦うことは前にも述べた。

2015-11-20 00:18:35
Tagotch @Tagotch

が、航宙機の場合は、これにさらに慣性制御が含まれる。なぜなら航宙機は「6軸スライド&3ローテーションの組合せ」という激しいマニューバを行うため、イナーシャ・キャンセルでGを軽減しないとパイロットが圧死してしまうからである。

2015-11-20 00:19:57
Tagotch @Tagotch

しかしその一方で、ギャラクシアンの宿敵である機械生命種UIMSは慣性制御の機能を持たない(全く無いわけではない)。これはパイロットが不要だからである。UIMSはざっくりだが、火砲、推進、機動の3機能にエネルギーの集中配分が可能となっている。

2015-11-20 00:21:51
Tagotch @Tagotch

そのため、仮に同出力の機関を持つと仮定したならば、UIMSの方が一つの機能に割り振れるエネルギーが増える分、より高い能力を発生する事が可能である。あるいは機能が少なく済むため機体を小型軽量化することが可能となっている。

2015-11-20 00:23:48
Tagotch @Tagotch

つまるところUIMSの機体というのは、機能がオミットされている分、おそろしく高速&超機動ということなのである。

2015-11-20 00:24:37
Tagotch @Tagotch

話は大きく変わるが、NSOで言うところの「封建王朝国」すなわち「ティェンチョウ・ゾ・レフウス」は、いわゆるファードラウトの「6惑星」のひとつであるが、これら6惑星の住民は各々が違うESPを持っている。

2015-11-20 00:26:02
Tagotch @Tagotch

NSOでいう「軍事帝國」すなわち「アウス」は、超視覚・超演算のESPを保有し、同じく「神聖宗教国」すなわち「ファーウス」は、精神感応・粒子再構成・キルリアン光のESPを保有するといった感じである。

2015-11-20 00:27:59
Tagotch @Tagotch

その中で封建王朝国すなわちレフウスはちょっと変わっており、ESPで体術強化する技法を持つ。これは「ハッケ(発気?発勁?八卦?)」と呼ばれ、通常時は全く普通の人間なのだが、気を集中することでESPが発動し体術強化の効果が発生する。

2015-11-20 00:30:33
Tagotch @Tagotch

いわゆるアレである。未来忍者で有名なアレである。

2015-11-20 00:31:19
Tagotch @Tagotch

このハッケの力たるや、パンチで地面を割り、手刀で宇宙戦艦の超合金複合装甲を切り裂くことすらも可能とする。レフウスは様々な超技術を有するが、究極的には「人そのものを兵器とする」という点が最高の技術なのである。

2015-11-20 00:33:17
Tagotch @Tagotch

また話は変わる。UGすなわち銀河連邦は2900年代中盤から封建王朝国からの亡命難民を受け入れ始める。しかし先述のこのハッケは、UGが封建王朝国とは直接的な戦闘を行っていないという事情と、亡命難民達がこの事実を秘匿したため、UGの知るところとはならなかった。

2015-11-20 00:35:53
Tagotch @Tagotch

そもそもが気を集中してESPを発動しない限り、テスターにもかからないものであったため、UGもこのハッケの能力は気づくことは無かった。

2015-11-20 00:37:18
Tagotch @Tagotch

そして時は移り3200年頃、封建王朝国から王白炎という男がUGに亡命を行った。歳は25くらいだろうか。それまでの封建王朝国人同様の偉丈夫。気性も典型的な封建王朝国人らしく、良く言えば豪放磊落、悪く言えば馬鹿っぽかった。

2015-11-20 00:39:20
Tagotch @Tagotch

彼は亡命後、亡命移民監督省において市民化プログラムとして、一通りの教育と職業研修を受けた後、ギャラクシアン名を「パウエル・ウォン」とした。その後は亡命移民監督省に紹介されたアージュ・アビアシオン社で一介の清掃事務員として働いていた。

2015-11-20 00:43:31
Tagotch @Tagotch

その当時、パウエルの勤めるアージュ・アビアシオン社では、UIMSコマンダーの兵器化に目をつけており、鹵獲したコマンダーとライブコアををくっつけて起動とアイドル運転までこぎつけていた。しかしこの鹵獲コマンダーは多くのテストパイロットを死に至らしめる「デス・メーカー」となっていた。

2015-11-20 00:46:36
Tagotch @Tagotch

その理由は、鹵獲コマンダーはUIMSであり、先述の通り慣性制御機能がないことと、機体のエネルギー源であるライブコア「2623-UIMS-LIVECORE-LB」が搭乗員の操作指示をまったく受け付けないためであった。

2015-11-20 00:49:12
Tagotch @Tagotch

鹵獲コマンダーには、後付けで装着されたORBSコクピットがあったが、ライブコア「2623-UIMS-LIVECORE-LB」が、ORBSの慣性制御器Dフィールドジェネレータへのエネルギー供給を拒否していたのである。

2015-11-20 00:50:17
Tagotch @Tagotch

そのため、ORBSの慣性制御はORBS単体のエネルギーで賄うしかなく、事実上イナーシャ・キャンセルは全くと言っていいほどできていなかった。鹵獲コマンダーのアイドル運転レベルでも、航宙機機動を行うだけで凄まじいGが搭乗者を襲ったのである。

2015-11-20 00:53:08
Tagotch @Tagotch

さらにライブコア「2623-UIMS-LIVECORE-LB」は、明確に搭乗者を圧死させる意図で過激な機動を繰り返し、幾人かのテストパイロットがその犠牲者となった。そのたびにアージュ・アビアシオン側からキル・スイッチでエネルギーをカットして止まるという有様であった。

2015-11-20 00:54:21
Tagotch @Tagotch

このライブコア「2623-UIMS-LIVECORE-LB」と、王白炎すなわちパウエル・ウォンとの出会いは、通算で13人目となる圧死したテストパイロットの回収と、ORBSの清掃を行っていた時であった。

2015-11-20 00:55:37
Tagotch @Tagotch

ライブコア「2623-UIMS-LIVECORE-LB」は、かねてよりアージュ・アビアシオンの設定したキル・スイッチ機能にハックを重ね、まさにパウエルがORBSの清掃をしていた時、解除に成功したのであった。

2015-11-20 00:56:13
Tagotch @Tagotch

キル・スイッチを解除した鹵獲コマンダーは、パウエルを載せたまま脱走を開始したが、直後にパウエルの搭乗に気づいたライブコア「2623-UIMS-LIVECORE-LB」は、いつもどおりの急機動で搭乗者を圧死させようと試みた。

2015-11-20 00:57:38
Tagotch @Tagotch

が、パウエルは平然とシートに着座し、マニュアルでキル・スイッチを操作してエネルギーをカットして、鹵獲コマンダーのシステムを強制停止させたのであった。

2015-11-20 00:58:53