【テドイア】管理都市の守護女神

重音テッド×IAの物語。 政府と対抗する軍がある日襲った一台の輸送車。 そこにいた一人の少女『イア』。 続きを読む
0
大崎巧実(裏) @mboxtw2

忘れない為のメモ代わりにネタ垂れ流す。 モトネタはギルティクラウン。つか元ネタっつーても跡形もないのはいつもの事(笑) ただ、コレ見てすげぇ萌えに萌えて脳内であれやこれやと構築されていったって話。 まだ現在進行中だから今わかる所まで。

2015-12-14 21:57:56
大崎巧実(裏) @mboxtw2

CPはテドイア。その世界でのテッドさんの所属は解放軍、というか平たく言うならテロリスト。政府と戦ってる。 物凄い好戦的で、ミッションがあれば真っ先に飛び込んでいく、そんな性格。 強いから頼られてたけれど、でも少し距離も置かれてた。そんな感じ。

2015-12-14 22:00:06
大崎巧実(裏) @mboxtw2

ある日テッドさん達の部隊は政府の輸送トラックを遅う。目的は運ばれる『荷物』。 襲撃したそのトラックの中で見付けたのがイアだった。 手錠を掛けられ、最奥に眠らされていた一人の少女。それが二人の出会い。

2015-12-14 22:01:28
大崎巧実(裏) @mboxtw2

捕らわれたのか、そんな少女を助けようとテッドさんが近付くのね。そして眠っていたイアが目を覚ましてしまう。 真っ直ぐに自分を見つめてくるイアに、テッドさんは物凄く落ち着かなかった。 でも頬っておくわけにいかなかったから彼女を連れて帰った。

2015-12-14 22:02:38
大崎巧実(裏) @mboxtw2

テッドさんはイアを一般人だと思ってる。何かやらかして捕まったのか、そんな所だろうって。 何故なら自分達がそうだったから。 テッドさん達は住処を終われ、そして都市からのけ者にされてしまった存在だったから。

2015-12-14 22:03:33
大崎巧実(裏) @mboxtw2

イアたんを連れて帰ったテッドさんだったけれど、何故か彼女の面倒を見るように言われるのね。 その指示を出したのはカイト。カイトは部隊の上層部に属し、そしてテッドさんの幼馴染み。だからテッドさんも本当は上にいけるんだけど、彼は戦場にいたくて拒否してる。

2015-12-14 22:05:48
大崎巧実(裏) @mboxtw2

カイトに「彼女の面倒をみてあげてね?」って言われるわけだ。「必ず守ってあげて」って。そう笑って告げられたテッドさんはその日からずっとイアの傍にいる。 他のメンバー達はカイトに詰め寄った。何故テッドさんなのかと。 それにカイトは応える。『一番安全な場所だから』って。

2015-12-14 22:07:03
大崎巧実(裏) @mboxtw2

テッドさんの強さはみんなが認めてる。だから安全というのもわかる。でも、テッドさんは性格に少し難があって『信用』という意味では中途半端。 だからみんなは大丈夫なのかって心配なのです。 イアを傷付けはしないか、置いていったりはしないか、って。 それに笑ってカイトは応えた。

2015-12-14 22:08:08
大崎巧実(裏) @mboxtw2

「テッド君は絶対に彼女を見捨てないよ」って。 それには理由があった。『絶対』だと確信出来る、その理由が。 その解放軍のトップにテトがいるんだけど、テトは身体に大きな怪我をしていて戦えない。 その原因をテッドさんは自分の所為だとずっとずっと思ってた。

2015-12-14 22:09:27
大崎巧実(裏) @mboxtw2

まだ軍が小さかった頃。テッドさんとテトさんはペアを組んで戦ってた。 双子だったし、一番意思疎通が出来て、なおかつ強い。二人一緒に数々の戦地を渡り歩いていたけれど、ある時。作戦に失敗してテトさんは大怪我を負ってしまう。

2015-12-14 22:10:33
大崎巧実(裏) @mboxtw2

その作戦はテトさんのミスだった。テッドさんが止めたにもかかわらず、テトさんは勝機と見て飛び込んでしまった。その結果、彼女は大きな傷をおい、前線には立てなくなってしまう。 テトさんが自分の所為だと言っても、テッドさんは聞かなかった。自分がテトを護れなかったと責め続けた。

2015-12-14 22:11:56
大崎巧実(裏) @mboxtw2

その後悔が負い目となり、テッドさんは未だに戦場から離れられない。そしてその強い後悔があるからこそ、絶対にイアを見捨てない。 『護って』とそうカイトが告げたのも、テッドさんのトラウマを刺激する為。 もう二度と傷付けないと一人誓っているのをカイトは知っていたから。

2015-12-14 22:13:13
大崎巧実(裏) @mboxtw2

だからずっとイアの傍にテッドさんはいた。何をするにも、どこに行くのも一緒。 外の事を何も知らないイアに色々教えて、そして二人でのんびりと過ごしていく。 それが二人の恋の始まり。 一緒に過ごすうちに、テッドさんはイアを気に入っちゃうわけです。

2015-12-14 22:14:20
大崎巧実(裏) @mboxtw2

でも、テッドさんはイアが何者なのかを知らなかった。ただの世間知らずの娘だと思ってた。 目が離せない少女。二人で散歩しながらテッドさんは語る。自分達の目的。 自分達はただ、故郷に帰りたい。それだけなんだと。

2015-12-14 22:15:14
大崎巧実(裏) @mboxtw2

テッドさん達が普段暮らしているのは都市から離れたスラム街のような所。 遠くに都市の美しい姿が見える。それをテッドさんは良くイアを連れて見に行った。 あそこに帰りたい。俺達はみんな、あそこで産まれたんだ。そんな昔話をしながら。

2015-12-14 22:16:21
大崎巧実(裏) @mboxtw2

テッドさん達が産まれた頃。その都市は存在していなかった。けれどその後、政府は美しい都市を造り出す為に街を作り替えた。 従う者だけを受け入れ、それ以外をすべて排除する。 幸せなのは義務なんです、みたいな(笑)そんな管理された都市を作り上げた。

2015-12-14 22:17:32
大崎巧実(裏) @mboxtw2

管理されたその都市の中で人は幸せに生きていく。それに馴染めなかった者がはじき出され、ゴミ溜めの中で生きていく。 産まれた場所に帰る事も出来ず、ただそれを眺めるだけ。 自分達の居場所を取り戻す為。それがテッドさん達の軍の目的だった。

2015-12-14 22:18:45
大崎巧実(裏) @mboxtw2

そんなテッドさんの話をイアたんはずっとずっと聞いていた。 ずっとテッドさんだけを見ていて、その傍を片時も離れずに。そうして、運命の時がやってくる。 『イア』を奪い返す為に政府が襲ってくるわけです。犯行勢力の排除も兼ねて。

2015-12-14 22:20:01
大崎巧実(裏) @mboxtw2

ずっとテッドさんは知らなかった。『イア』がなんなのか。 大人しくて、ただいつもテッドさんの事を静かに見ていた少女。それを知っていたのはテトさんを初めとする上層部の一握りだけ。 政府が襲ってきた時、テッドさんも『イア』の正体を知るのです。

2015-12-14 22:21:24
大崎巧実(裏) @mboxtw2

問答無用で襲ってきた政府軍。テッドさんはイアを守りながら戦った。 けれど場所も悪くて、次第に劣勢になっていく。 そんな時、イアは言うんです。「あなたに決めた」って。 そうしてイアは白い翼を広げ、テッドさんに笑いかける。「私の王」と言って。

2015-12-14 22:22:50
大崎巧実(裏) @mboxtw2

イアたんは政府に作られた生物兵器。『イア』自信には力はない。けれど、彼女は自分が選んだ人物に『力』を与える事が出来る。『兵器』を授ける事が出来る。 白い翼を広げ、テッドさんを『王』と認識した『イア』はテッドさんにその『力』を渡してしまうのです。

2015-12-14 22:24:15
大崎巧実(裏) @mboxtw2

勿論、それを知った政府側は大慌て。 自分達が選んだ『王』にイアをあてがい、都市の繁栄を担う筈だったのにそれが奪われたあげくに『イア』は別の男を『王』と認めてしまった。 そうしてイアの力を手に入れたテッドさんは政府軍を返り討ちにするんですね。

2015-12-14 22:25:56
大崎巧実(裏) @mboxtw2

ここから先はまだぼんやりとしか決まっていないのだけれど、カイトやテトさんはこうなる事を予想してた。というかこうなったらいいなって言う願望? 二人とも自分を傷付け続けるテッドさんが凄く心配だった。幸せになって欲しかった。 都市を奪還したらテッドさんは消えるとわかってたから。

2015-12-14 22:27:06
大崎巧実(裏) @mboxtw2

テト達の為に自分の命を使い切る気でいたテッドさんを引き留めたくて。幸せになって欲しくて、テッドさんとイアを引き合わせた。 純粋に二人に上手く行って欲しかったのと、『イア』の力を手に入れても問題はない人物と判断したから。 一石二鳥的な画策というか(笑)

2015-12-14 22:28:33
大崎巧実(裏) @mboxtw2

テトさんの策略にまんまと嵌ったテッドさんはイアに恋をした。二人一緒に良くデートしてる所を何度も見かけて、凄く嬉しかった。未来を拒絶する弟が未来を見てくれるんじゃないかっていう希望に。 イアが好きになってくれるかは賭だったのだけれど(笑)

2015-12-14 22:30:39