ツィートでレッスン by 福田進一さん

福田進一さんの「ツィートでレッスン」シリーズをまとめました。新しいツィートが出たら、順次追加します
23
前へ 1 2 ・・ 10 次へ
福田 進一 @fukushinsanchan

ツイートでレッスン(17)右親指 P の使い方は(爪の形状にもよるが)様々な角度に対応出来ると便利。大抵が写真右上の様に接点(赤)から青方向に弾くが、私は右下の様に逆に使うことも多い。写真左の赤いポイントの幅が自由に使えれば理想的だ pic.twitter.com/ueBTdt0SO7

2015-12-22 11:40:57
拡大
福田 進一 @fukushinsanchan

ツイートでレッスン(18)右親指の動きも基本は回転運動(赤)。この時、付け根の関節から弦との接点まで、ストレートを保つ(青)。指のエネルギーが外に逃げないようにする。先の関節が反ったり、曲がったりしない様に! pic.twitter.com/6T5v0dkOxw

2015-12-23 17:25:25
拡大
福田 進一 @fukushinsanchan

ツイートでレッスン(19)右親指は表現力豊かな演奏を生み出す源だ。基本となる明快な輪郭のある音から、柔らかくシックな音まで、様々な音の表情を作るためにはタッチもバラエティーに富んだものにしなければならない。が、先ずは次の弦に寄りかかる(アポヤンド奏法)がスムーズに出来るように。

2015-12-24 20:08:03
福田 進一 @fukushinsanchan

ツイートでレッスン(20)初歩的な質問。爪の使わない部分(黄の部分)は削りおとして良いのか? もちろん演奏に不要なので、カットしても良い。ただし、僕の経験から言うと爪の耐久力がなくなり、強く弾くと欠けたりする事が多くなるようだ。 pic.twitter.com/Yy4UGPLko6

2015-12-24 22:09:17
拡大

左の使い方編

福田 進一 @fukushinsanchan

ツイートでレッスン(21)左指の基本は右指と同じ、アーチ状を出来る限り保つこと。クラシックではジャズ奏者のように第1関節を反らして押さえる技術は御法度。たまの例外はあるが、反らして押さえて良いのは人差し指(1)で小さなバレー(セーハ)をする時のみ。今夜はパーティーなので今、投稿。

2015-12-25 08:35:33
福田 進一 @fukushinsanchan

ツイートでレッスン(22)出来る限りフレットの近くを押さえる。押さえたときの指の位置に注意する。掌から見て指頭の右端でフレットを感じること。一度、試しにフレットの真上を押さえてみよう。音が出ないが、徐々にずらしていくと0.数ミリ程左に最低の握力で良い音の出るスポットがあるはず。

2015-12-25 08:46:53
福田 進一 @fukushinsanchan

ツイートでレッスン(23)左手を脱力して、そっとギターのネックを差し込んでみる。中指からの中心線を意識し、弦と指の作る角度に注目。内側の掌とネックの角度と相似なのがわかる。この角度を崩さないように弾けば良いわけだよね。理想を言えば! pic.twitter.com/hc5NTYPke7

2015-12-27 11:20:52
拡大
福田 進一 @fukushinsanchan

ツイートでレッスン(24)先に青線で示した指の中心軸がブレないように⑥弦第1フレットから人差し指1、中指2、薬指3、小指4をセットする。腕の重みが各指先に感じられたら合格。第1フレットのポジションが遠く感じる人は、第5辺りで試そう。 pic.twitter.com/jxXcLHIpXD

2015-12-27 14:12:16
拡大
福田 進一 @fukushinsanchan

ツイートでレッスン(25) 先に進む前に… 弦を押さえるという行為=親指とそれ以外の指でネックと弦を挟む、という考えを捨てなさい。しっかりとした指先の一点に、左腕の重みがかかることによって、スムーズなポジション移動、俊敏で柔軟なテクニックが生まれる。

2015-12-28 07:48:42
福田 進一 @fukushinsanchan

ツイートでレッスン(26) 弦を押さえる時、アーチ状のしっかりとした支えがあれば腕の重み(青)を指先の押さえるエネルギー(赤)に換える事が出来る。この時、裏の親指の位置が下過ぎない。親指と人差し指の間に少なくとも指二本分の空間を pic.twitter.com/sFMAp4BOJo

2015-12-28 17:39:42
拡大
福田 進一 @fukushinsanchan

ツイートでレッスン(27) 私の親指の位置(黄)を補足した。腕の重み(青)が指先に伝わり、弦を押さえる力(赤)を生み出す。親指は、そのエネルギーを支える為に使う。基本的には親指の位置はいつも同じ。ネックの中心線よりやや上に。 pic.twitter.com/zudzEmKL5Q

2015-12-29 08:47:15
拡大
福田 進一 @fukushinsanchan

ツイートでレッスン(28) 高音弦を弾く時は、強靱なフックで指板にぶら下がってる状態をイメージする(上) 親指の位置は変えない。 腕の重み(青)を後ろ方向に感じ、手首を真っ直ぐにして引く。 指板との距離(黄)が開き過ぎないこと。 pic.twitter.com/GISk9aYqg9

2015-12-29 09:19:06
拡大
福田 進一 @fukushinsanchan

ツイートでレッスン(29) 左親指と人差し指の間の筋肉は、例えて言えば「鶏のササミ」くらいしかない。こんな小さな筋肉を使って演奏したら疲れるのは当たり前。ここにたえず空間を作ることによって、はじめて自在な運動が可能になる。親指と人差し指をくっつけるのは厳禁!

2015-12-30 07:59:22
福田 進一 @fukushinsanchan

TL(30) 右の様に押さえていないだろうか?人差し指の付け根第3関節を曲げて押さえると無駄な筋肉の緊張(黄)が生まれ、押さえるエネルギー(青)は関節が逆に向かう力(赤)で相殺される。さらに親指に力が入る悪循環。全く間違った奏法! pic.twitter.com/JL5Xztjdeq

2015-12-31 12:07:39
拡大
福田 進一 @fukushinsanchan

TL(31)各指が全て同じ方向に生えている人はいないはず。従って4本が弦と作る角度(青)はバラバラで当然。その指をまとめ統括し、安定した動きを作り出すのは、実は「肘」と「手首」内側の角度(黄)を一定に保ち、肘が左右に揺れてはいけない pic.twitter.com/guk3Xnvs2H

2016-01-01 17:16:30
拡大
福田 進一 @fukushinsanchan

ツイートでレッスン(32) 左のロー・ポジションが遠く感じられる人は基本練習にカポタストを使用すると良い。 例えば、ミ/ラ/レ/ソ/シ/ミの基本調弦をド#/ファ#/シ/ミ/ソ#/ド#に下げて3フレットにつければ元の音程。音色は悪くなるが、張力が下がるので初心者や女性にお勧め。

2016-01-02 13:35:37
福田 進一 @fukushinsanchan

ツイートでレッスン(33) だいたい、ギターの教則本は何故ローポジションから始まるのだろうか?弾きやすいハイポジから始めてみては? 9フレットのド#を人差し指で押さえ(肘を脇腹にぴったりつけ)ここから1つずつ下降してみよう。この時に肘が少しずつ開いていく感覚を覚えて欲しい。

2016-01-02 15:21:51
福田 進一 @fukushinsanchan

TL(34)昨日の続き。今度は同じく①弦9フレットC#に1234をセット。今度はEを押さえている小指に注目し、1フレットずつ降りていこう。すべての指がフレットと作っている角度を一定に保つ為には肘が一緒についていかねばならない。作業する掌全体をロボットアームが運んで行くイメージ。

2016-01-03 23:08:25
福田 進一 @fukushinsanchan

TL(35)左手の基本運動について要約する。肘が硬くなって動かなくなると、掌は車のワイパーの様な動きになる(赤)指と弦の接点アングルが変わるからだ。これを一定に保つには、肘が柔軟に(青)線に沿って平行に動かねばならない。 pic.twitter.com/6vuNfne7N3

2016-01-04 08:58:11
拡大
福田 進一 @fukushinsanchan

TL(36) しかし全ての音がこの方法で出せるわけではない。あくまで基本のキ。技術も含め音楽は例外だらけ、だから面白い。場合によっては(赤)の運動が有効に活用されるが、それはもう少し先。 肘の重要性に触れ、これ以上進むと混乱するので、左右の基礎をいったん終え、明日から別項に…

2016-01-04 09:06:07

演奏時のメンタルについて

福田 進一 @fukushinsanchan

ツイートでレッスン(37) 上手くなりたいと思ったら、誰かに聴いてもらう事。人前で弾くことを怖れていては何も始まらない。感想を聞くことで何かが開ける。聴いてくれる相手がいない時は犬猫でも良いから、誰かの為に弾く。自分の為にではなく… pic.twitter.com/LUr4JaiQ5l

2016-01-05 19:10:59
拡大
福田 進一 @fukushinsanchan

TL(38) 誰かの演奏を聴いて「上手いなあ」と思うのは良い。 でも、感心してるだけはダメ。自分は何故そう思ったのか、どこに感動したのか、自分が何に反応したのかを分析すること。それによって嗜好や方向性が生まれる。 もし音の料理人になりたければ相手の料理を味わったら、そこで負け。

2016-01-06 13:24:34
福田 進一 @fukushinsanchan

TL(39) 昨日、音の料理人と書いたが実際、料理人と演奏家は恐ろしくプロセスが似ている。 音感教育は味覚音痴にならぬ為に必要だし、ややこしいアルペジオや音階練習も、芋の皮剥きや玉ねぎのみじん切りと同じ基礎技術。でも皆さん、最初から煮たり焼いたり… もっと見習い修業が大事!

2016-01-07 18:19:49
前へ 1 2 ・・ 10 次へ