- fussoo_moe
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ライオンお姉様の素敵なお姿。写真や図面だけだと分かりにくい後部上構部分も模型だと良く分かります。 shipmodel.com/models/lion-hm… pic.twitter.com/wTI3wkLrSO
2015-12-19 10:15:33舷側の副砲が強化されて砲塔形式の中間砲になり、舷側配置の主砲になり、中央配置の砲塔になりという流れがあったから、ライオンみたいな素直に背負いにしろよ的な過渡期の中央配置砲の艦が出現するのじゃな
2015-12-19 14:19:50砲塔の面倒くさいところは、外から見えれる部分だけじゃなく、素直に作るとかなり下層までドーンと機構と構造が組み上げられてしまうところである
2015-12-19 14:25:20嵩張る要素を縦に積み上げて成立してるのが大口径の砲塔なのやね。駆逐艦とかのだと別にシールドで覆ってるだけで戦車とかの砲塔と大差ない規模で済むけど、大口径だと砲弾が重たいんで供給装填の機構が色々と大変なのじゃ
2015-12-19 14:26:55だもんだから船体内部にも大きく容積を使うから、機関等と場所を食い合うし、舷側にすると石炭庫とか浮力担当部分とかともバッティングする、あれで大きな砲塔の置き場というのは悩ましいのである
2015-12-19 14:28:13舷側に中口径以上を装備するようになると、この砲弾の供給と装填で何処も困るわけじゃな。弾薬庫を何処において、どうやって弾丸を送るか、結構無理やりだったり、最悪の場合兵員が担いで走るとかも「良くある」ので注意が必要じゃ
2015-12-19 14:30:21この弾薬をどうやって送り込むかは、駆逐艦の主砲とか、WW2で各艦が山程載せた対空火器とかでも問題になってる。古鷹で当初の配置だと断薬供給が追いつかないなんてのも、100kgもある20センチ弾を送り込むには色々とメカニズムが必要だったということじゃな
2015-12-19 14:32:31戦艦主砲級だと気合と根性でどうにか出来るものではないから、大仰な機構を必要とし、それが船体内部の諸配置とバッティングするわけで、いきなり斬新なデザインってのも難しいから、少しずつ変えていく過程にあったのが20世紀初頭の英軍艦だったともいえるわけだ
2015-12-19 14:34:31なお、このレイアウトの都合から少しずつ変わっていったってのは扶桑型戦艦なんかでもわかる。あれは舷側砲を中央砲に移したレイアウトなんだね。だから機関と砲が入れ子になってる。それをもっと改めたのが伊勢型
2015-12-19 14:36:19面白いのは長門で中央砲を廃止したあとに加賀型は左右にしか撃てない砲を追加した。でもこれは後部砲塔で、伊勢や扶桑の中央配置とは機関部との場所の奪い合いをしないようになってる。少しずつ変わってるのだね
2015-12-19 14:37:57背負い配置がなくても、最初から加賀みたいにまとめて配置すれば良さそうなもんだが、砲塔って糞重いから、変な場所にまとめると船の安定性に影響する、バランスとか計算して上手く配置するには、やっぱり経験とかも含めて時間が必要なんだろうね
2015-12-19 14:39:59