【完結】黄昏町の鉄道青年(黄昏町の怪物プレイログ+RP)
@tsgrTL [ハンドアウト]チャイム音に、君の意識は浮上する。西日に照らされたピアノが、低い地鳴りに弦を震わせる。《開始地点[学校]shindanmaker.com/541542》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541552
2015-12-20 19:31:37@tsgrTL [学校]渡り廊下に出た瞬間、巨大な口が君を空中へ浚った。《力6以上で竜に勝利【異形『竜尾(力+5)』を入手し[町/説明文参照]へ移動(診断は翌日から)】、力5以下は死亡【魂-2】》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541542
2015-12-20 19:32:29@tsgrTL 「私」の意識は、響き渡るチャイムの音に導かれてふうっと浮上した。 西日に照らされて黄金に輝くのは、小さな子供が通うと耳に聞いた学び舎の廊下で、私は古ぼけたピアノにもたれてその光景を眺めているのだった。
2015-12-20 19:38:28@tsgrTL 私がその芸術を噛みしめていられたのは、ごく短い間だけだった。───好奇心にひかれて廊下へ出た瞬間、何か巨大なものに覆われたのだった。 凄まじい圧迫感と痛みに先立って、意識がどこか遠くへ去っていくのを感じながら、私は己が何を探しにここを訪れたのか思い出していた。
2015-12-20 19:44:45@home 赤い眼の青年【ラバン】彼は遠い昔に消えた鉄道が黄昏町を走るという噂に誘われて、そこを自ら訪れた。───「彼女」に再び会うために。
2015-12-20 19:52:54@tsgrTL [ハンドアウト]気が付くと、君は病室のベッドに両手足を拘束されている。《力5以上で【拘束解除】、力4以下で【拘束状態/死亡時解除】》《開始地点[病院]shindanmaker.com/541541》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541552
2015-12-21 02:07:37@tsgrTL [病院]鬼が来た。《拘束状態で力4以下は即死【魂-1】、拘束状態で力5は丁寧に潰されて死亡【魂-2】、拘束解除状態で力5以下は拷問にて死亡【魂-3】、前述以外のとき戦って死亡【異形『鬼腕(力+5)』を #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541541
2015-12-21 02:09:07@tsgrTL ああ…、何か大きなものに喰われた気がしたが、夢だったのだろうか。夢にしてはその記憶はひどく鮮明で、全身の骨を同時にへし折られていく感覚が薄れてくれない。 寝ぼけたまま、顔でも洗おうと身を起こそうとして…、 動かないのに気づいた。
2015-12-21 02:14:38@tsgrTL 状況が掴めず、首を動かしていると、紐か何かがぎしりと鳴った。縛られている、と分かった次の瞬間─── 唐突に意識が落ちた。 視界に映った銀色の光と、柔らかく水っぽいものが潰れる音。それらだけが記憶に残った。
2015-12-21 02:18:39@tsgrTL [ラバン][ハンドアウト]気が付くと、君は病室のベッドに両手足を拘束されている。《力5以上で【拘束解除】、力4以下で【拘束状態/死亡時解除】》《開始地点[病院]shindanmaker.com/541541》 #黄昏町の怪物
2015-12-22 06:59:13@tsgrTL [ラバン][病院]看護婦姿の骸骨が、君の前で手際よく謎の点滴を準備し始めた。《拘束状態なら強制的に【魂-1/次回の診断のみ力+2】、拘束されていない場合は点滴を拒否できる》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541541
2015-12-22 07:00:26@tsgrTL [ラバン] …薬の匂いがする。消毒薬か。 私はまた縛られているのに気がついて、溜め息を吐いた。私は一命を取り留めて、治療されているのだろうか。しかし、しかし、縛るのは止めて欲しい。また奴が来たらどうすると、横の看護士に抗議したが、返事は───
2015-12-22 07:05:44@tsgrTL [ラバン] ───返事は怪しげな点滴だった。いや薬を見た目で判断してはいかんのだが、それにしても、緑色で濁っていてあまりにも腐っていそうすぎやしないか!? 振り返った彼女には肉がなかった。私はとっくの昔に滅んだ病院にいるのではないか、そんな嫌な予感がした。
2015-12-22 07:11:20@tsgrTL [ラバン] [病院]鬼が来た。《拘束状態で力4以下は即死【魂-1】、拘束状態で力5は丁寧に潰されて死亡【魂-2】、拘束解除状態で力5以下は拷問にて死亡【魂-3】、前述以外のとき戦って死亡 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541541
2015-12-23 01:46:26@tsgrTL [ラバン] …黒い、影。 今度は、私の身体がふたつに断ち割られるのを、はっきりと知覚できた。 代わりに現実感は薄らいでくる。慣れてしまったとでも言うのだろうか、ああ、わたしはなにをしていて なんのために こうやって 死に続けて
2015-12-23 01:52:22@tsgrTL [ラバン] [ハンドアウト]スピーカーからチャイム音が流れ、君は意識を浮上させる。目の前の黒板には大きな文字で「うそつき」と書かれている《開始地点[学校]shindanmaker.com/541542》 #黄昏町の怪物
2015-12-24 07:56:14@tsgrTL [ラバン] [学校]窓硝子を突き破り、巨大な竜が君へと襲いかかる。《力6以上で竜に勝利【異形『竜尾(力+5)』を入手し[町/説明文参照]へ移動(診断は翌日から)】、力5以下は死亡【魂-2】》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541542
2015-12-24 07:56:57@tsgrTL [ラバン] …わたしは選択をあやまったのだろうか。鬼に殺され、竜に喰われ、そればかり繰り返している。鮮烈な感覚を伴う繰り返しの夢。ここに来るときに、何か罠に嵌まったのかもしれない。 …現実感が削れていく。それは繰り返される苦痛に耐えられない私の頭の防衛本能で。
2015-12-24 07:57:14@tsgrTL [ラバン] このまま繰り返したら、わたしはどんどん現実を離れて、そのうち狂ってしまうのだろうか。 …ああ、その前に、彼女に逢いたかった。元気に走っているのか、それだけでも知りたかった。
2015-12-24 07:57:20