タウイの校長によるイベントを見越した艦娘の育成選定のお話４（重巡洋艦の運用）

タウイの校長@年内で閉校予定 @noW_younG_chicK

艦娘の攻撃によるダメージ量は ・昼の砲撃戦では火力 ・夜戦では火力と雷装の合計値 で、それぞれ決まるということは前回触れましたが、そこから導かれる話として ・火力に優れる戦艦は昼の砲撃戦に強い ・火力が低く雷装が高い駆逐艦は夜戦に強い という運用が基本となります

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今日のお題は「重巡（航巡）」ですが、戦艦と駆逐艦の中間点、といった性質…火力もそれなりに高く、雷装も高い…を持っています。

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となると、昼と夜の両方で活躍できるように運用したい…のですが、重巡は昼の火力キャップに到達できるほどの火力は持っていません。

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となると、駆逐艦の火力計算をした時のように「対処する敵艦に有効打を与える火力を持っているか」という形で装備を決める必要があります

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ここで「対処する敵艦は何か？」という問題設定が最も重要になります

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結論から言ってしまうと、重巡で実行しやすく重要な課題設定は「後期型駆逐艦elite、ツ級eliteなどの高回避、高耐久で雷撃能力を持つ艦艇を雷撃戦で無力化（＝最低でも中破）」となります。

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（詳しくは連合艦隊の運用の話をする時に触れます）

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あとは、夜戦火力についてですが、こちらはボス旗艦の装甲から逆算することになるので「難易度丙なら装甲160前後、難易度甲なら装甲190前後の敵装甲を確実に貫通できる火力」が要求スペックとなります。

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ということで、重巡運用で求める要求スペックは戦艦や駆逐艦と違って ・後期型駆逐艦elite、ツ級eliteを昼の砲撃戦で雷撃を封じる ・夜戦で装甲160前後、ないし装甲190前後の敵艦を貫通させる の2つを「同時に」満たすことを目指すことになります

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ということで、さっそく装備品との対応を見てみましょう（まずは改ニ勢から）

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まずは主砲2基と観測機を持たせた装備での昼の砲撃戦の火力と夜戦火力を比較したものです pic.twitter.com/h85arBcc3v

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昼の砲撃戦は連撃によるものを想定しています

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昼の火力については、さしあたり2号砲に☆4を付けたものを2つ用意すれば、昼連撃発動で何とか後期型駆逐艦elite、ツ級eliteの雷撃能力を封じるくらいはできそうです。

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ただ、夜戦については有効打を与えられるのは、戦艦水鬼弱（装甲168）あたりが限界…というところかと思われます。

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さしあたり、妙高型の改ニを用意して、☆4を付けた2号砲を2基持たせれば、丙難易度くらいなら何とか対応できる…というところではないでしょうか。

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とはいえ、これでは難易度甲に対応する夜戦火力はどーやって用意するのよ？ということになりますが、夜戦火力だけに着目すると選択肢は… ・魚雷カットイン（魚雷2基以上搭載） ・砲雷カットイン（主砲2基、魚雷1基搭載） ・主砲1副砲3（副砲3魚雷1も含）による連撃 この3つになります

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ただ、魚雷カットインを選択すると昼砲撃の能力が犠牲になるので、可能な限りは下2つの選択肢で装備を検討してみます

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まずは、主砲1副砲3による連撃パターンでの、空母機動部隊第二艦隊での昼の砲撃戦の火力比較と夜戦火力の比較を載せます（何故、機動部隊第二艦隊なのか、は連合艦隊の運用をする時に触れます） pic.twitter.com/ncJZ9vzKLW

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このパターンの場合、昼の砲撃戦では発動率に問題の有る昼連撃や夜戦のカットインに頼る必要が無いため、確実性が高いのですが、Italia、Romaが持ってくるOTO副砲を入手して改修する必要があるため、実施可能な司令部は限定されます

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（少し話は逸れますが、今4-5でItaliaが期間限定ドロップしているので、OTO副砲を未入手の司令部は入手しておくことを強く薦めます。OTO副砲を使わない方法も紹介しますが、やはり主砲1副砲3のパターンが陸上系ボスの対処を除けば、最も手っ取り早いです）

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もっとも、3号砲に☆4を付けたものと15.5cm三連副砲3基の組み合わせでも妙高型改ニを使えば、装甲180程度のボスまでは何とか対処できることは、覚えておくと役に立つかもしれません。

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さて、お次は主砲2＋魚雷1＋観測機による砲雷カットインパターンです。 こっちも昼の砲撃戦は、空母機動部隊第二艦隊での砲撃戦時の連撃発動を想定しています。 pic.twitter.com/lTcWNJhdV2

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こちらの組み合わせでも、昼の砲撃戦でツ級eliteを反航戦で中破確定、夜戦の砲雷カットインで戦艦水鬼（装甲200）の装甲貫通が狙える火力に「スペック上」はなります。

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ただ、昼連撃、夜戦の砲雷カットインのどちらも発動率が高いとは言えないため、主1副3パターンが使えない場合に「已む無く使うもの」と考えた方が良いかもしれません。