★Happy Merry X'smas★

隣人宗遙bot @Sohdearharuka

宗「ん…」 遙「おはよう」 宗「……ああ、なんだ起きてたのか？」 遙「今起きた」 宗「んで人の顔見てたのか？悪趣味だな」 遙「お前がいつもやってることだろ」 宗「……うるさい」 遙「んっ！寝起きにキスするのやめろっ」

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宗「そろそろ起きるか」 遙「そうだな」 宗「シャワーどうする？」 遙「先にいいぞ。お前のあとに入る」 宗「わかった」

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サバの塩焼きにほうれん草の胡麻和に肉じゃが、それに味噌汁。ふ、全然クリスマス関係ねぇな…あいつらしい(宗介)

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遙「予想はしてたが…」 宗「カップルか家族連ればかりだな」 遙「行くか？」 宗「行かないのか？」 遙「行く」 宗「いやなら別にいいぞ」 遙「そんなこと言ってない」 宗「なら早く行くぞ」 遙「っ、引っ張るな！」

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遙「何から行くんだ？」 宗「そうだな…手始めにあれ行こうぜ」 遙「ジェットコースターか」 宗「乗れるか？」 遙「乗れる」 宗「怖いなら乗らなくてもいいぞ」 遙「なんで怖いんだ？」 宗「…俺が悪かった」

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遙「楽しかったな」 宗「楽しかったか？お前楽しそうには見えなかったぞ…」 遙「そうか？」 宗「ああ、無表情だっただろ」 遙「手を上げたぞ」 宗「そういえば上げてたな…無表情で…」 遙「次はどこに行くんだ？」 宗「あー…お化け屋敷はどうだ」 遙「季節外れだな」

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宗「…なんか生温かいな」 遙「そういう設定なんだろう」 宗「…お前お化け屋敷とか平気だろ」 遙「ああ。こういうのは真琴が駄目だ」 宗「本当か？あんな図体してんのに…」 ドンッ！ 遙「……っ！」 宗「ん？」

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宗「こわいのか？」 遙「…怖いわけないだろ」 宗「ならなんだ、この手は」 遙「……っ！こ、これは…お前が迷子にならないようにだ」 宗「そうか」 遙「ニヤニヤするなっ」 宗「はいはい」

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宗「ちょっと休憩するか？」 遙「そうだな」 バタバタバタバタドンッ！ 『あ！』 遙「…っ！」 『いった～；』 遙「…大丈夫か？」 (遙がぶつかって尻餅を付いた女性に手を差し伸べる) 『あ、はい…ありがとうございます！』 遙「ああ……」

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『……』 遙「？……手、離してくれ」 『あ！し、失礼しましたー！！』 バタバタバタ！ 遙「なんだったんだ…？」 宗「はぁ…」 遙「？」

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『ゆみ～何やってんの～』 『ごめ～ん！さっきぶつかった人がすっごく綺麗な人でうっかり見惚れちゃってた！』 『え？男の人だったよね？』 『うん！でも、すっごく綺麗で私らなんて足元にも及ばない…』 『マジ！？ちょっと見てこよ…ひっ』

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『どうしたの？』 『いや、あんたがぶつかった人の隣の人がすっごく怖い顔でこっち見てて…』 『え？隣の人って、大きい人だよね？』 『うん…なんか怖いから早く行こ…』 『う、うん…』 宗「はぁ…」 遙「宗介？」 宗「なんでもねぇよ」

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宗「喉渇いたな」 遙「ああ」 宗「ちょっと買ってくるからここで待ってろ」 遙「わかった」 宗「水でいいんだよな？」 遙「ああ」 宗「行ってくる。ちゃんとここにいろよ」

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『ねぇ君。向こうで君の連れが待ってるんだけど』 遙「……？」 『手が離せないから呼んできてくれって』 遙「宗介が？」 『そうそう』 遙「……わかった。どこだ？」 『ついてきて』

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宗「おい」 遙「宗介？」 宗「こいつに何か？」 『あ、いや…』 遙「お前が呼べって言ったんだろ」 宗「はぁ？」 『じゃ、じゃあ俺はこれで…』 遙「あ……」 宗「はぁ…」

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宗「お前は何のこのこ知らないヤツについて行ってんだ！」 遙「お前が待ってるからって…」 宗「言ったよな？ちゃんとここにいろって」 遙「……」 宗「全く…お前はもう少し警戒心を持て」 遙「持ってる」 宗「持ってねぇからさっきもついてってたんだろうが…心配させんな」 遙「宗介…」

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宗「飯、どうする？」 遙「あっちのハンバーガーが食べたい 宗「お前が食べたいのはフィッシュバーガーだろ」 遙「ああ」 宗「トンカツバーガーもあるみたいだし、あそこにするか」

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宗「次は何乗る？」 遙「あれ乗りたい」 宗「あ？あれは…いやいや、真冬にあれはないだろ」 遙「でも乗ってるやつもいる」 宗「そうだが…わかった」

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『カッパも貸し出しておりますので是非ご使用ください』 宗「カッパ二つ」 『かしこまりました』 遙「俺はいらない」 宗「濡れたらどうするんだ」 遙「だからいいんだろう」 宗「風邪ひくだろ！」 遙「ひかない」

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宗「いいから着ろ！乗るのやめるぞ」 遙「……なんのために乗ると思ってるんだ」 宗「アトラクションを楽しむためだろ！！！」 遙「はあぁぁぁ」 宗「溜息つきたいのはこっちだ…」

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遙「宗介、もう一回乗るぞ！」 宗「またかよ…もう3回目だぞ…」 遙「あと5回は乗る」 宗「せめてあと2回にしてくれ…」 遙「これで水を浴びれれば言う事ないが」 宗「今すぐ連れ帰るぞ」 遙「仕方ないな」

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宗「……寒い。お前は寒くないのか」 遙「寒くない」 宗「……つめたっ」 遙「……っ！」 宗「お前、手めちゃくちゃ冷てぇじゃねぇか」 遙「いつものことだ」 宗「ったく…ほら。手袋貸しとく」 遙「…ありがとう」

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宗「あー俺、トイレ行ってくるわ」 遙「ああ。ここで待ってる」 宗「絶対ここから動くなよ？」 遙「わかってる。安心しろ」 宗「なんかあったら電話すっから」 遙「ああ」

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宗介遅いな…ずっと我慢してたのか？(遙)

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まずい……完全にわからなくなった…ここはどこだ！(宗介)