結婚後~クライマックス

ウォルター@保連連24ms @vipiansalmiakki

@WISE_GC ....彼女のさっきまでとはうってかわって明るい様子にすぐ興奮が収まり冷静になる。そして彼女の様子のわかりやすい変化に違和感に少し微笑む。自分だからかな？そっと少しだけ隙間をつくり顎に手をそえ自分の方に向ける。そしてそっと口付けを与える。→

ウォルター@保連連24ms @vipiansalmiakki

@WISE_GC あの時。彼女にプロポーズをした時の僕なら気付かずに。いや、気付いたとしても彼女に甘えそのままにしておいただろう小さな彼女の虚勢を示す一欠片。彼女が自分を呼ぶときの小さな変化。気付いたのは何時だったか？じっと彼女を逃さないよと言うかのように目を見つめる→

ウォルター@保連連24ms @vipiansalmiakki

@WISE_GC 彼女のだいぶ長くなって邪魔にならないよう後ろにまとめてある髪留めをそっととり、パラリと降ろさせる。そっと髪をあやすように撫で付けながらそっと聞く。「ロクサーヌ。怖い？」

たたみ（告知専用） @WISE_GC

@vipiansalmiakki 「――」 見抜かれた。 二年前に倒れた時の、レディ・シャーリーを思い出す。 あの時の彼女はじっと見つめて微笑むだけだったが、ウォルターはその逃げ道を許してくれないらしい。わたしの一番深く、醜く、柔らかい場所に踏み込んでくる→

たたみ（告知専用） @WISE_GC

@vipiansalmiakki はらりと落ちた赤茶の髪が、ロクサーヌの横顔を覆い隠す 束の間、彼女の視界はウォルターで満たされ、彼女の顔を見ることが出来るのもまたウォルターだけになる。 「…うん、こわいよ」 密やかに、彼だけにその表情を覗かせる 「もう、取り返しはつかない」

ウォルター@保連連24ms @vipiansalmiakki

@WISE_GC いつか、彼女に宣言した通り、遠慮なく踏み込み柔らかく愛らしい彼女を掴み握る。もう、一生君の心は僕の物で、僕のは君の思いのままだ。「．．．後悔は、しないだろ？」額を近づけくっつける。「怖くなるのも咎めない」→

ウォルター@保連連24ms @vipiansalmiakki

@WISE_GC 「でも、それをもう二度と《自分》(僕)から隠そうなんて思わない事だよ？ロキシィ。」「とりかえしつかないなんて事に僕がさせない。絶対させない。何度でも言ってあげる。だから大丈夫。可愛い僕のお姫様」

たたみ（告知専用） @WISE_GC

@vipiansalmiakki 「きみはいつだって私のことを見つける。見つけてしまうね」 額から伝わる柔らかな熱で、凝固した胸中の重しを解きほぐすのに躍起になりながら語る 「ほんとうに恐ろしいのは取り返しがつかないことを、本当はわたしは望んでいるんじゃないかってこと」→

たたみ（告知専用） @WISE_GC

@vipiansalmiakki 「こんなにも愛しいのに、こんなにも大切なのに、喪うことを、望んでいるんじゃないかって…」 唇を噛み締めて吐露するその言葉は、きっとこれからも付き纏うことだ。 悲劇を血肉に変えて育ち、過ごした人生は、容易く脱却できるものではない→

たたみ（告知専用） @WISE_GC

@vipiansalmiakki 「どうかわたしのこの愚かさを許さないでおくれ、諭して罰して、捕まえていて、ウォルター」 か細い声で、伝えて、たまらず縋り付く しがみつくようにして離れず、マダム・メリンダの愛用煙管でもってぽこぺんと二人纏めてどつかれるまでそのままであった

ウォルター@保連連24ms @vipiansalmiakki

@WISE_GC 「．．．ロクサーヌ？」「勿論そうするけど」(ニコリと問う)「...それよりも。怖いって事は」「もうそんな気持ちが持てないって白状してるようなものだよ」ゆっくりと再び口付けを落とそうとして →

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@WISE_GC (ポコッ)「あいてっ!?婆様？!」(ペケ!)「ヒャぅ!?」間抜けな音と悲鳴が上がる。鬼の形相のメリンダが後ろにいた。冷えは大敵だよ!とっとといちゃいちゃでもなんでもしていいがまずは着替えてからおし!っとウォルターは蹴り出されたのだった。

ウォルター@保連連24ms @vipiansalmiakki

@WISE_GC っとやった．．．．!!とうとうやっちゃいましたね。こちらのやりたい妊娠発覚ロールはひとまずこれでやりきったぜという感じです。 そちらの方はいかがでしょうか？

たたみ（告知専用） @WISE_GC

@vipiansalmiakki フフフ駆け抜けるぜ駆け抜けるだけなんだぜ…！ 私としてもキリがいいところだと思います。 ここからは名前を考えたりの心境の変化を回してからのクライマックスですかね…！

たたみ（告知専用） @WISE_GC

@vipiansalmiakki 幼少期のロクサーヌはめっちゃ良い子やで！ めっちゃ（大人にとって都合の）良い子やで！！ 演者だった！！

たたみ（告知専用） @WISE_GC

ミセス・ブライスは変わった、というのが概ねの評価だ 戦場――それが鉄火場であれ舞台であれ――には立たせられない というのが（本人不在の場で下された）キロクロティマの決定で、 ロクサーヌは専ら書類仕事や演技指導を務めることとなる　→ 　 #彼女の二年間

たたみ（告知専用） @WISE_GC

@WISE_GC そんな中、感情の起伏が激しくなった、 …或いは目端の利く幾名かの団員をして、それを覆い隠さなくなった、と評される 不安や悪阻からくる気鬱の波か声を荒げることもあり 或いはかつてよりも柔らかく笑みを見せることも多くなった　→

たたみ（告知専用） @WISE_GC

@WISE_GC それらは概ね好意的に受け入れられたが、 戦場と違い舞台ではまだまだ雛鳥のカカなどは難儀したようだ 曰く「……朝と夕とで指導の内容がまるで違う」――とのことだ 「何しろ日々、違うものが見えてくるんだ。楽しくて仕方ないよ」と、彼女は応じて笑う　→

たたみ（告知専用） @WISE_GC

@WISE_GC 「―――ふふ」 ある夜のことだ 二人の寝室でロクサーヌは文机に向かって何事かを書きつけていたが ふと手を止めて苦笑に近い忍び笑いを漏らした 脚本――とまでは行かないが、先々に向けた演目の構想を綴れば 年甲斐もなく赤面したくなるような、愛と幸福の物語だ　→

たたみ（告知専用） @WISE_GC

@WISE_GC 夜を迎えれば、手を握らねば眠れぬほどに不安に苛まれるくせに またそれを越えた先の光景を見たくて堪らない 目立つようになってきた腹部を撫ぜて 「我ながら、現金なものだよ」 そう、笑った

たたみ（告知専用） @WISE_GC

@vipiansalmiakki はいというわけでこんな具合をばー！ マタニティハイとマタニティブルーが交互に訪れる系嫁。 twitter.com/WISE_GC/status…

ウォルター@保連連24ms @vipiansalmiakki

@WISE_GC 身体の変化と共に振る舞い方も変わっていき感情を隠さなくなってきた彼女。安定期に入ったと聞きほっとしたのはごく最近だ。出来れば大事をとって戦場に限らず劇団の全ての仕事からしばらく離れていて欲しいと初め思っていた。→

ウォルター@保連連24ms @vipiansalmiakki

@WISE_GC だが何もさせないのもかえって気が滅入るだろうからと(特に女性団員から)強く言われ書類仕事と演技指導はしてもらう事に迷いながらも決めた事を良かったと思う。どんどんと演者から、母ミセス・ブライスの顔が増えていく妻に毎日恋をする。お腹にいる我が子に感謝を伝える→

ウォルター@保連連24ms @vipiansalmiakki

@WISE_GC 今日もほら。思わず笑みが溢れる。個人の練習を終えて寝室に戻るとロウソクの明かりの下で何かを一心に書いている妻。こちらに気づきもしない。踊るように走るペンに彼女の柔らかくアーチを作る口元に輝く目が何かとても楽しい事を考えているのが見て取れる。→

ウォルター@保連連24ms @vipiansalmiakki

@WISE_GC じっと息を殺して彼女がペンを置くのを待つ。そしてペンを置き、そっと腹部を撫ぜるのを確認すると今入ってきたかのように足音をたて近付き「現金って何がだい？」と聞きながら机の上に広がる紙の文字をのぞき込む。どうやら劇の脚本の下書きみたいなもののようだ→