歌集『砂丘律』まとめ
- chutotanka
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『砂丘律』が届いた。凝ったデザインだが、本としての耐久性はどうなのだろう。砂の様にぼろぼろになるのもこの本らしいか。紙も「安そうに見える紙」を使用している。これぞ、というような歌には一読では会えなかった。熟読すると面白いだろうと思われる。しかしデザインは熟読に適さない。
2015-12-17 13:39:07『砂丘律』を再読してよい歌を探してツイートしようとしたら、急に眠気が来ていままで眠ってしまった。なんか読むのに体力を消耗する歌集であることは間違いない。いい意味で。
2015-12-17 23:22:08『砂丘律』より好みの歌を。 月の夜に変電所でみたものは象と、象しか思い出せない そのころの未来なのだね 桃色に褪せたプラスチックのベンチ 中国人ではないと告げる、告げるとき蔑してないと言いきれますか 総じて「明らかに外れ」な歌がない。これはけっこうすごいことである。
2015-12-18 18:53:22昨夜から今日にかけて断続的に、千種創一歌集『砂丘律』に目を通す。 言葉の喚起力と事物のリアルの両方がフルにみなぎる、普通にすぐれた歌集だった。
2015-12-18 12:49:56このところ家の用があり、忙しかったのですが、久しぶりにグラウンドへ行き、陸部に会ったら元気になりました。体育館の力強いドリブル音も、SBCとの生徒ホールでの語らいも、胸に響きました。桜丘高校の小さな黒板。千種創一。新しい青春詠。 pic.twitter.com/R2WfsaBjfn
2015-12-18 18:15:49【砂丘律/千種創一】ここが口語の最先端か。作者は中東在住。それゆえに見ている風景が違う。中東らしい歌には正直惹かれなかったが(それでよかった、とも思う。もし特殊な環境の歌に惹かれるのであれば、私には作... →book.akahoshitakuya.com/cmt/52679257 #bookmeter
2015-12-19 09:07:36猫の目にむかいてそっと聞いてみる「宇宙はなんがつなんにち生まれ?」 大滝和子 温かいであろう猫に触れないで僕ら南の海のうわさを 千種創一 前脚に毛布押しつつ眼をつむる猫みつめたるのちをねむらむ 横山未来子 pic.twitter.com/yBEviqlEXu
2015-12-19 09:56:35千種創一の『砂丘律』を手にとった。 静かな祈りのようなものが感じられる。 まっさらな半日、一首、一首、砂漠を歩くようにゆっくり読みたい。 千種があとがきを書いた11月15日は、私の誕生日である。 pic.twitter.com/AUctBBYynz
2015-12-19 12:34:03千種創一第一歌集「砂丘律」読み終えた。 あんまりこの言葉は、言葉のひとには言わないようにしているんだけど (それが言葉の世界において重要か否かについて、自分は客観的では有り得ない確信があるから) 才能、ということを思った 平熱の暴力性、感傷、時にカラー時にセピア時に白黒になる映像
2015-12-20 05:34:44ぶじ入手。格好いい。 カフェラテの泡へばりつく内側が浜辺めいてもドトールここは/千種創一『砂丘律』 pic.twitter.com/JFLYapu2la
2015-12-20 16:03:02……ミスドで珈琲のみながら読んでいたらこの歌にやられて、近くのドトールに移動してカフェラテを飲んだのでおなかいっぱいです。
2015-12-20 16:05:57千種創一さんの第一歌集『砂丘律』を読む。流行りに乗って読む。 行動的な方の短歌だ。躍動感がある。キレがある。 それは単に口語だから、というだけではなくて、途中出てくる文語体の歌でも変わらない。変にみやびやかな、もったり感がない。 本当に言語を操るプロの方なんだろうなと思った。
2015-12-20 18:04:53@taketake1981061 装丁も手触りもペーパーバックのよう。本のページの間に、砂粒が挟み込まれても違和感のないイメージ。わたしの知らない世界を見せて頂いた。
2015-12-20 18:08:29へとへとだったけど限界まで「砂丘律」読んで 色んなこと風景みたいなものとか思って いつしか自分のことも考えていてこれは伝えたいなとか、ない交ぜになって寝落ち。 物憂く起きて、それでも炊き込みご飯と卵焼きのお弁当を作り珈琲を淹れば 何とか気持ちは仕事の方へ。雨の月曜日。いってきます
2015-12-21 08:02:38詩人の颯木あやこさんとのランチたのしかった。(Facebookに書きました!)彼女のおすすめの詩集を早速読んでみたいです。わたしが勧めようと思った歌集は既に読んでいて、とても気に入ってらっしゃたので、詩も短歌も読むことの感性は通じあえるのが嬉しかったです。(砂丘律の波及率よ、笑)
2015-12-21 15:21:49一粒ずつLEGOのお城をばらしゆき朝には更地と君が残ろう (千種創一『砂丘律』より) 「残ろう」おもしろい。残そう、ではないのよね。これを言ってる人はどこにいるんだろう。その心は「君」からもう離れてしまっていて、それでも遠くから見守っているような印象。
2015-12-21 21:23:20金魚のように重ねて鍵を置くときに半同棲の脆さをおもう 部屋中にシャツを干したらもう昼で、あ、これは雨後の森の粛けさ 君はパンケーキ頬張る。続きますように。本音の言える時代が 『千種創一歌集 砂丘律』「ザ・ナイト・ビフォア」
2015-12-21 23:28:40【砂丘律/千種創一】たくさん読み返して、砂にしようと思う →bookmeter.com/cmt/52747912 #bookmeter
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