商店街・中心市街地活性化の論理と戦略 (1)

商店街・中心市街地活性化が低迷するのは取組に論理と戦略を欠いているから。 必要な論理とあるべき戦略について、中活法のスキームに即して考察する。
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情報創発研究 @takeoquolaid

#論理と戦略  端的にいえば地方創生事態=非常時ですね。「地方」が自己責任でその持続可能性を維持ないし再構築しなければならない状況です。 この状況に対処するについて、平時のルーティンワークで事足りるのか? という問題がある。

2015-12-30 23:24:01
情報創発研究 @takeoquolaid

#論理と戦略  組織のあり方。2、3年間隔で移動していく平時のパターンで現下の事態において持続可能性を再構築するという課題に対処、所期の成果を挙げることができるのか? 商店街・通信市街地活性化の現状に露呈した「問題と解決能力のミスマッチの改善」というメタの問題と同時平行で

2015-12-30 23:44:32
情報創発研究 @takeoquolaid

#論理と戦略  状況において漫然と平時の人事政策をkeizokusuruしてのは、直面している問題状況を理解し損なっているからに違いない。トップの問題意識は何よりも人事に現れる。この時期の人事政策の基本はエキスパートの育成。役所は所謂「ゼネラリスト」嗜好だが専門分野を持たない

2015-12-30 23:52:19
情報創発研究 @takeoquolaid

#論理と戦略  いつまでたっても・どこにいっても初心者(+)程度の知見でなんとかなる状況ではない。 トップの問題意識は、その人事政策に現れる。 あなたの都市において地方創生事態は平時か非常時か。トップの人事政策に注目すべし。

2015-12-30 23:59:02
情報創発研究 @takeoquolaid

#論理と戦略 本タグは、商店街・中心市街地活性化を推進するための論理と戦略を中心に、メタの問題や、上位課題である地方創生をも射程にいれている。活性化=創生の定義は、持続可能性の構築。事業内容は、都市機能の増進と経済活力の向上。肝となるのは、取り組む諸般の事業が全て関係者の

2015-12-31 00:26:34
情報創発研究 @takeoquolaid

#論理と戦略 能力向上の機会として企画すること。 既存の能力だけで商店街―都市を持続可能な軌道に乗せることはできない。 既存の能力では越えられないハードル、解決できない問題があることは現時点で分かりきっているはずだ。

2015-12-31 00:32:25
情報創発研究 @takeoquolaid

#論理と戦略 本論の続きをば。 都市機能の増進:都市中心部の商業街区所在の都市機能の増進ですから、これは「買い回り型小売」機能の増進がメインです。小売機能一般ではありませんよ。 ここを間違えると、活性化施策を間違えることになるのでくれぐれもご注意。 こ

2015-12-31 11:25:43
情報創発研究 @takeoquolaid

#論理と戦略 「都市機能の増進」の中心課題は「買い回り型小売機能の増進」と理解しないと、『TMOマニュアル』で出て来る活性化の方向= “中心市街地所在の商業集積群を一個のショッピングモールに見たてた再構築” が理解出来ない→『基本計画』の活性化実現の目標として掲げられない。

2015-12-31 11:32:07
情報創発研究 @takeoquolaid

#論理と戦略 この目標を無視して、中新市街地の都市機能の増進=①広域化している商圏に・②多種多様な商業施設が展開し・➂激しく競合している最中に・④その余波でいっそう空洞化が進展するしてい中心商店街を・⑤もう一度商業集積として復権させる、ということは出来ませんよ。

2015-12-31 11:42:55
情報創発研究 @takeoquolaid

#論理と戦略 この目標があってはじめて、中新市街地所在買い回り型商業集積=中心商店街活性化の方向がはっきりする。すなわち、活性化の目標はモールとしての再構築であり、郊外型モールからのお客の奪還を目指すこと。これに取り組まないと中心商店街の潜在顧客とかどこにもいませんからね。

2015-12-31 11:45:54
情報創発研究 @takeoquolaid

#論理と戦略 郊外型モールとの競合で如何にお客を奪還していくか、という問題は中心市街地=中心商店街活性化に取り組む、と決定したとたん、好むと好まざるとに関わらず、正対することになる問題ですが、直視している基本計画は皆無と言って良い状況。つまり、活性化するためには当然向き合う

2015-12-31 11:50:11
情報創発研究 @takeoquolaid

#論理と戦略 ことが不可欠の問題から目を背けているのですから、活性化とはほど遠い状況が生まれているのも当然と言えば当然のこと、この状況からの一日もはやい脱却が課題となっている所以です。 次に、「経済活力の向上」というもう一つの目標について。

2015-12-31 11:52:40
情報創発研究 @takeoquolaid

#論理と戦略 『中活法』は他の法律ではあまり見られない「専門用語」めいた用語が定義しないまま多用されていいます。基本計画の作成にあたるプランナーは、自力でそれ等を定義し、全体のスキームを再構築しなければ計画は作れません。作っても活性化実現に至る道を構想することは出来ない。

2015-12-31 13:43:32
情報創発研究 @takeoquolaid

#論理と戦略 これから検討する「経済活力の向上」の「経済活力」も何を意味するのか、確認しておかないと向上のための施策の内容が定まらない。 経済活力とは何か?

2015-12-31 13:45:02
情報創発研究 @takeoquolaid

#論理と戦略 我々が定義する「経済活力」については、ブログ quolaid.com で論じています。 面倒ですが、テーマに興味がある人は参照してください。 quolaid.blog13.fc2.com/blog-entry-166…

2015-12-31 13:48:40
情報創発研究 @takeoquolaid

#論理と戦略 紹介したブログ記事のキモは「経済活力の向上」とは、 ①メインになるのは、小売業の付加価値確保能力の活性化であり、 ②その到達目標は、当該市街地の小売業が将来にわたって存続 可能な付加価値を実現し続ける ということです。ちなみに記事では「経済活力」を同法第二条から

2015-12-31 15:31:47
情報創発研究 @takeoquolaid

#論理と戦略 引用していますが、もちろん第一条でも「中心市街地活性化」の定義(都市機能の増進及び経済活力の向上)に使われています。 このあたり、スキームの根本ですが、基本計画にほとんど活用されていない(キモだということが理解されていない?)ことが活性化が実現できない原因の一つ。

2015-12-31 16:32:14
情報創発研究 @takeoquolaid

#論理と戦略 活性化が進まないのは「数値目標」が設定されていないから、という評がありましたが、そういうレベルの話では無いのです。都市機能の増進および経済活力の向上を計画的に推進、計画期間中に活性化の軌道に乗せることが基本計画の任務です。

2015-12-31 16:39:35